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2023年1月

月の暦である太陽太陰暦なので心理面が色濃くわかる紫微斗数

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来月の【2/19(日)】は紫微斗数フェスが開催されます。昨年からはじめて、今回は2回目の開催です。ちなみに初回は80人ほどの参加でした。

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13時から17時半ごろまで長時間4コマでお送りします。通しで購入されますとかなりお得なお値段となっています。
もちろん当日参加できなくても録画動画を何度も見ることができます。

月の暦である太陽太陰暦なので心理面が色濃くわかる紫微斗数

 紫微斗数は西洋占星術と同じく12宮からのホロスコープ・チャートを作って判断します。それを『命盤』と呼んでいますが、12個の「宮」という部屋があり、その部屋に入っている星を使って運勢をみていくスタイルは、西洋占星術によく似ています。しかし命盤作成の手順が、西洋とは逆なのです。


 命盤を作るにあたって、まず「月」のサイクル、太陽の公転周期の場所、地球の自転などから星の位置を割り出します。つまり紫微斗数は『太陽太陰暦』を使った東洋のホロスコープです。


 12個の宮は、立体的にからみあいます。東洋占術であるため「方角」や「時期」が明確にわかります。入る方角によって星の力量が変わります。それを「輝度(きど)」と呼びます。つまり星たちの輝きの強弱をみるので、概念的にはとても理解しやすい占術なのです。

 ほかの占術と比べてみて、紫微斗数の長所は「月の暦」である太陽太陰暦を使うために、心理的な面も色濃くわかるところでしょう。「月」の影響で潮の満ち引きが決まるように、いうなれば「月」は、人間に対してもっとも影響力がある星なのです。地球上の生命体と関係の深い「月の暦」を使うことで、的中率が高くなります。

 たとえば四柱推命(子平八字)は、「命式」を出すまでは簡単ですが、それを使って自分で「調理」しないといけません。料理の腕前がよくないと完成しないのです。しかし紫微斗数の「命盤」は12個の宮に分かれていて、結婚運なら夫妻宮を、金運なら財帛宮をみれば即断できるので、とても簡単です。

 原書では110個の星を使用するのですが、あまりたくさん使うと判断が雑になりますので、ぼくは厳選した34個の星と、4つの「化星」あわせて38星に限定しております。星の意味と照らし合わせ、命盤を眺めていれば、性格や能力、容姿などはもちろん、家族や隣人のこと、恋愛の傾向、結婚の時期や様子などが細かく読みとれるようになります。

 とくに4つの「化星」を飛ばして、吉凶を鋭く読み取る『飛星』という術は、20年前まで「秘伝」として門外不出とされてきた奥義です。この飛星法がなければ、紫微斗数は吉凶の判断が甘くなって、「あまり当たらないなぁ」と言われてしまいます。

 それが四柱推命と比べて、これまで広まらなかった原因のひとつ。しかし歴史はとても古くて、調べてみると奇想天外な逸話で成り立っています。

【2/19(日)】紫微フェスはマジで面白いですよ!
13:時から紫微斗数ホラリー
14時から前世の見方
15時から紫微斗数タロット
16時から紫微斗数風水
という演目です。通しで購入されますとかなりお得なお値段となっています。当日参加できなくても録画動画を何度も見ることができます。

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四柱推命と九星気学では節分までが前年で立春が変わり目

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 立春から数えて88日目が八十八夜と呼んでいます。そう、「夏も近づく八十八夜~♪」ですね。さらに、立春のあと初めて吹く南の強風を『春一番』と呼ぶのです。

 立春の早朝、禅寺では、門に「立春大吉」と書いた紙を貼ります。中国暦では、立春と雨水を含む月が正月です。それは、立春の頃を年初にし、春の始まりと年の始まりを一致させるためでした。

 四柱推命と九星気学では、節分までを前年として、立春で年が変わるとしています。春の区分は、西欧では習慣的に暑くも寒くもない温かい季節、つまり春分から夏至までが春です。

 しかし古代中国では、昼夜の長短のピークとなる夏至・冬至と、昼夜の長さが同じとなる春分・秋分を各季節の中心としているのです。これらの中間に、各季節の区切りとして立春・立夏・立秋・立冬をもうけました。これが中国暦の特徴です。

 西欧では春分を起点にしますが、中国は冬至が起点になります。二十四節気では、立春から立夏までを『春』とします。欧米の習慣的な天文的区切りとは、だいたい1.5ヶ月ずれます。日本では明治6年に、太陰暦を廃止。気象学も欧米の法則を取り入れたのです。

気象学的には、
3月~5月が春、
6月~8月が夏、
9月~11月が秋、
12月~2月が冬、
とされます。

 現代の日本では、欧米的な四季感覚に慣らされていますから、2月4日の立春に対し、季節感のずれを感ずるのはやむをえません。立春は、節分の翌日ですが、節分は必ずしも2月3日とは決まっていません。


 節分が2月3日なのは2024年までで、2025年は2月2日になり、そして翌年からは3日に戻ります。ちなみに1968年は、2月4日が節分でした。ともあれ、新しい一年を迎える立春には、その一年がいい年であるよう願いを込め、『立春大吉』という言葉を掲げるのです。この四文字は左右対称だとわかります。表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるのです。

 その昔、立春大吉の御札が貼られた家に鬼が入ったことがありました。ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見た立春大吉の文字を見て、「まだ入ってなかった?」と勘違いして、逆戻りして帰った、という逸話です。その鬼は、裏側から見ていたんですね。


これがもとで、『立春大吉のお札は厄除けになる』と言われるようになったのです。

スピ好きの女性が2ヶ月でオーナーになって半年で成功した話が出版!

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昨日、待望の橘メルロさんの本が出版しました。
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『単なるスピ好きの女性が2ヶ月でオーナーになって半年で成功した話』
紙の本では1100円、電子版では880円で購入できます。

 橘メルロさんは占い師になるまで、さまざまなビジネスを手がけられ、何不自由なく生活されていました。しかし『あとひとつ死ぬまで続けられるビジネスの柱が欲しい』という気持ちがあって、マーケティング・リサーチしたところ、占い館の経営が最適だと判断されたわけです。

 これからの日本は、女性が軸になって動く時代。メルロさんのような軸がぶれない女性が、社会を担っていくでしょう。本著は、札幌店のオーナーとなったメルロさんの成功体験を一冊にまとめました。

単なるスピ好きの女性が2ヶ月でオーナーになって半年で成功した話が出版!

 ぼくが創業した占い館『ほしよみ堂』は、世界がコロナ禍に包まれた2020年からフランチャイズ(FC)展開をはじめました。それから毎月平均3件くらい、フランチャイズ(FC)についての
問い合わせが続いています。コロナ禍による自粛期間にも関わらず、です。


 フランチャイズとは、個人か法人が本部企業と契約して、店舗などを経営するビジネスです。ゼロから起業するのとは違って、商材の調達や経営ノウハウがあり、お客さまの信用を得られるので、創業のリスクを少なくできるのが最大のメリットでしょう。

 本部の商標から商品や経営のノウハウなどを活用できるので、開業リスクがとても少ないわけです。フランチャイズを選ぶポイントは事業が成長する可能性があること。また加盟店の立地も、複数の地域にまたがっている方が展開しやすいです。ほしよみ堂のFC1号店は大阪駅前の梅田です。


 さらに札幌の駅近と横浜の元町中華街、そして京都は清水五条と浅草は雷門近くの商店街に誕生しました。また、コラボ展開として名古屋の錦三丁目、鎌倉の由比ヶ浜にも出店し、わずか2年で原宿本店をあわせて8店舗になりました。

 橘メルロさんは札幌店オーナーで、ぼくと同じ愛知県出身。趣味が高じて北海道に引っ越され、全国を飛び回ってビジネスをする女性です。

『単なるスピ好きの女性が2ヶ月でオーナーになって半年で成功した話』

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 まだ発売されたばかりなので、ぜひレビューを書いてご協力ください!橘メルロさんと初めてお会いしたのは、原宿ほしよみ堂での対面鑑定。北海道から日帰りでお越しになられました。空港から2時間離れたニセコにお住まいだと伺って、とてもアクティブな女性だなと感じました。

 川崎店で開催した九星気学の講座にも、わざわざ飛んでこられ、そのあと数時間ミーティングをして、FC契約の運びとなりました。すべてがとんとん拍子で、とにかく早いのです。なぜなら彼女、紫微斗数という東洋占星術で、命宮が『紫微・七殺』なのです。何を隠そう、ぼくと同じ。ちなみにメルロさんが学んだ占術は、紫微斗数でした。

ということで来月【2/19(日)】紫微斗数フェスが開催されます。13時から17時半ごろまで長時間4コマでお送りします。

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通しで購入されますとかなりお得なお値段となっています。もちろん当日参加できなくても録画動画を何度も見ることができます。

Web版ほしよみチャット占い、グランドオープンしました!

いよいよ、マリアハウス史上最大のプロジェクトがはじまります。それが、「ほしよみチャット占い」です。全国のほしよみ堂で、選び抜かれた占い師の鑑定がオンラインチャットで受けられます。

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https://hoshiyomi.app/

 このチャット占いの特徴としては、アプリが不要なことです。Iphoneやandroidはもちろん、タブレットやPCでもチャット鑑定が、気軽に受けられます。

 購入したポイントや鑑定履歴も共有できるので、スマホで気軽に相談したり、PCでじっくり相談したり、シーンに合わせて利用できるのです。前払い制ですから、追加での料金が加算されません。あらかじめ買っておいたポイントに応じて相談できるので、つい使い過ぎてしまう心配がないわけです。占い師たちも相談者の残りポイントに応じた対応をします。

 予約も不要です。24時間365日、好きな時に鑑定を受けることができます。サポート専門スタッフもいるので、安心してご利用いただけます。料金は時間制ではなく、チャットの文字数に応じた料金設定となります。

 そのため時間を気にすることなく、占い師にゆっくり相談ができます。聞きたいことだけを聞くことができるため、相談が終わったらすぐに終了することが可能。


「時間を気にしてしまう」
「文字の入力速度が遅い」
「知りたいことだけを聞きたい」という相談者に、やさしい仕様となっています。

 2月23日までオープンキャンペーンにつき割引をしています。通常3000円で3195ポイントが付与されますが、4000ポイントになります。チャット鑑定は4000ポイントあれば、しっかりした占いが受けられます。また、3回以上の鑑定を希望なら、15000ポイントがおすすめです。こちらは1万円で購入でき、5000円分お得となります。

 さらに、デビュー間近の研修生が無料で鑑定することもあります。まだチャット鑑定は不慣れだけれど、占術はマスターしている研修生です。もし待機中を見つけたら超ラッキーですね。

 とはいえど、まだリリースしたばかりなので登録占い師がいつも待機していません。あれ?誰も待機していないじゃん…という状態が、あるかもです。

 ということで、ご相談です。1日3時間でも良いのでチャット占いをやってみませんか?今なら優先してピックアップできます。もし、ぼくの講座で占いを学んでいて、タロットと数秘術を使えるようでしたら、ぜひ『ほしよみチャット占い』に登録してみませんか?


 チャットは不安だけど、私にもできるかなぁ…という人でも、研修生からスタートして慣れたらプロデビューも可能です。


応募は、こちらお問い合わせフォームより↓
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文章が書けるようになると、ほんとうにお客さんが増える

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 文章が上手に書けるようになると良いことがたくさん起こります。いまの時代、稼ぐためのツールは、ブログとSNSなのです。ただし、正確に言うと…絶妙なコピーを含んだブログです。

ということで、コピーライトを研究すべきです。

 秀逸なコピーライトは、美しいデザインを作るより、はるかに難しい作業なのです。コピーが書けるようになると、仕事が面白くなります。なぜならば、ほんとうにお客さんが増えるからです。しかも、良質なお客さんがどんどん来てくれます。価値のあるブログを書くためにかなり時間を費やしました。ブログを上手に書くコツは、良い文章をたくさん読むことです。有効なブログを書くポイントは、何と言っても【ヘッドコピー】つまり、見出しです。見出しの付け方次第で、勝負の行方が決まるのです。

 成功するコピーの書き方は、読み手つまり『お客の利益』を分かりやすく書くことです。その商品の宣伝を書くのではありません。商品をお客が手に入れたとき、得られる付加価値を書くのです。お客が最終的に得られる価値を、簡潔に表現した言葉をヘッドコピーにするのです。


 ヘッドコピーの役目とは、次の1行を読ませることです。そして、その1行は、次の行を読ませるための導入です。本文の書き方なのですが、基本は会話調で書くこと。ブログやSNSというのは、【読者にメリットを与えるように】書く。そこで生まれる疑問を解決するように展開するのです。初心者の多くが失敗するのが、価格を書く場所です。

 結論から先に言うと、価格を書く場所は、最後のほうです。文章の構造は、次の通り。
1. ヘッドコピー
2. 本文(顧客のメリット)
3. 読者の疑問点を予測して解決
4. 結論
5. 追伸

 ブログの長さはだいたい1000文字前後がベター。それ以上長いと、途中で離脱されてしまいます。長ければ反応率が高いかというとそういうものではありません。最後の追伸は、ヘッドコピーの次に大切です。追伸の役目は、最後の一押しです。サービスや商品の希少性とか、その真実味を表現するために追伸を使います。

 ブログが上手になるには、時間がかかります。でも、諦めないでください。毎日書けば必ず上達します。文章が上達しないのは、週に1~2度しか書かないからです。その程度の執筆スパンで分筆力が向上するはずがない、という事実を知らないだけです。まぁ、毎日は無理にしても週5くらいのボリュームなら間違いなくスキルは上達します。


半年も続ければ、どんなひとでもプロ級の文章が書けるようになります。

頑固な人ほど自信がなくて、ほんとうは意志が弱くて臆病です

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 ある生徒さんから「私は頑固なんですが治りますか?」という質問がありました。じつは、ぼくだってもともとは頑固でした。すべての人間に頑固な面があります。だから頑固さをほんの《一面》にするのです。

 基本は《自分に素直》であること。性格は変わりませんので、《考え方》を変えるといいのです。頑固な性格だと、融通が利かないから、人間関係で摩擦を起こします。相手を不愉快な気持ちにさせてしまうのです。

 「頑固な性格を直したい」と思っているのであれば、それを直す方法があります。ただそれは、精神論ではありません。頑固な性格を直したい人が、内面から自分を変えて、頑固な性格を直す方法です。


 頑固な性格になってしまう原因は自己肯定感が希薄なのです。つまり、自分に自信がないからです。頑固な性格の人は、とても《我》が強いんです。だから意志も強そうに見えたりします。意外に思われるかもしれませんが、頑固な人ほど、自分に自信が持てないんです。ほんとうは意志が弱くて、とても臆病なのです。

 自分に自信が持てず、臆病だから、変化を恐れているのです。そのために、柔軟性に欠け、頑固になってしまうのです。さらに言うと、本当の頑固者っていうのは自分で自覚できていません。まぁ、自覚していたとしても、ちょっとズレてるはずです。自分がこだわっている部分があってそれを譲ると自分の人格を否定されてしまう、という恐怖を持っています。

 必死で自分を守っているという面が頑固となって現れるのです。頑固の根本的な原因は、自己肯定感が希薄なことです。なので、自己肯定感を高めれば頑固な性格は改善します。自己肯定感が高まれば、自信を持つようになります。すると気持ちに余裕が出て、柔軟な考え方になります。

 自分と違う考え方や価値観を受け入れることが出来るのです。さて。では、自己肯定感を高めるためには、どうすればいいのでしょうか?まず、本当の自分を見る。つまり『無意識の自分』を肯定するのです。

 これが自己肯定感を高める第一歩。コツを掴むまでは難しいので、専門家のサポートが必要です。プロのサポートを受けて自己肯定感を育むことです。けして、自分ひとりで取り組んではいけません。なぜなら悩みのドツボにはまるからです。


 自己肯定感を高めるにあたり、自己を否定する原因を突き止めます。そういう原因となった人や環境からまず離れることです。自分を否定する人から離れて、安心できる環境を作ること。また、自己肯定感を高めるために《肯定的な言葉》は効果的です。自分の発する言葉と相手から自分に発せられる言葉。この二種類の言葉をプラスにするだけで、自己肯定感は少しずつ高まるのです。

 ただし認知の歪みがあることで、マイナスな解釈をしてしまいます。その解釈によって、人間関係が上手くいかなくなり、相手からの反応もマイナスになります。他者からの非承認や否定が増えると、自己肯定がしにくいという悪循環に陥ります。認知の歪みを修正することが根本的な解決なのです。頑固のまま放置すると、仕事のスキルも上がりません。恋愛やパートナーとの関係もぎくしゃくしてしまいます。


 頑固な性格を直せば楽しく生きられます。まずは、「頑固をなおしたい!」と強く願うことです。ちなみに、ぼくは頑固の治し方を知っていますので鑑定の際に遠慮なくご相談ください。

 さて!来月【2/19(日)】紫微斗数フェスが開催されます。13時から17時半ごろまで長時間4コマでお送りします。通しで購入されますとかなりお得なお値段となっています。もちろん当日参加できなくても録画動画を何度も見ることができます。

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日本の神社でよく見るシメ縄を注連縄とか七五三縄と書く理由

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 今日は【旧正月】です。神道家でしかも茶人一家で育ったぼくには、体の芯まで節気や旧暦が染み付いています。幼いころから、新暦の正月よりも2月の立春を『年明け』として祝っていた家系です。ぼくの両親も親類も、やはり旧暦に則った行事を重視していました。ですから、立春こそ、ぼくにとっての正月というわけです。でも、紫微斗数という占いを知ってからぼくの正月は太陰暦の新月が正月となりました。

 ところで正月の飾りに欠かせないものとして注連縄(しめなわ)がありますよね。神棚や神社にもあるシメ縄、あれは一体なにかご存知でしょうか?


 一般的な説としては天岩戸神話が有名です。太陽神アマテラスが、弟であるスサノヲの乱暴っぷりに天岩戸(あまのいわと)という洞窟に隠れてしまう。太陽神が洞窟に引きこもったため、世界は暗闇で覆われてしまった。困った神々はいろんな手をつくし、やっとの思いでアマテラスを洞窟から引きづり出します。そして再び洞窟に引きこもらないようシメ縄を張って天岩戸を封印した。

 この神話にみられるように、しめ縄は《結界》という役割だというのが一般的な解釈です。ですから神社や神棚、玄関の正月飾りに使われるシメ縄は「邪悪なものが入ってこないよう」にする結界。

 そこから先は神聖なる聖域だよ、という目印になります。でもよく考えてみると、最高太陽神であるアマテラスさえ通行できないのですからね。邪悪な存在どころか、神聖な神をも通さない結界じゃないですか。なので、ぼくは逆説的に「神が外に出てこないよう《封印》しておくための縄」だと考えているんですよ。

 たとえば出雲大社のシメ縄は、特大サイズにこしらえあります。これはスサノヲなど『荒ぶる神』を封印しておくための大きさとも考えられるわけです。さらに詳しく見てみると、シメ縄の編み方にも左と右があります。一般的には《右まわり》で編みますが、出雲大社のしめ縄は逆の《左まわり》です。左か右かは、神社によって違うわけですね。

 たとえば…水を排水溝に流したとき、またはトイレの水を流したとき、北半球の日本では、右回りの渦ができます。で、南半球では逆の左回りになるんですね。古来より、神道では《左旋》と《右旋》の概念が伝えられています。左が陽で男、右が陰で女とされています。

 こうして考えてみるに、神社によって編み方の違うシメ縄にも「左旋」と「右旋」の概念が反映されているようです。シメ縄の縄が絡み合う姿は蛇に例えられます。


 中国には始まりの神として、伏羲(ふっき)と女窩(じょか)がいます。二神とも、顔は人で体は蛇という異様な姿。伏羲は男性で《陽》を司り、女窩は女性で《陰》を意味しています。陰と陽が絡み合ってできるのは『太極』というシンボルですね。

 伏羲(ふっき)は風水の元になった八卦(ハッカ)理論を作った神。女窩(じょか)は、紫微斗数の伝説でもよく語られる封神演義に登場する神様です。そんな伏羲と女窩が絡み合った《太極の象徴》がシメ縄というわけです。日本神話に由来するシメ縄も中国を起源とするわけです。

 ちなみにシメ縄を漢字でかくと、《注連縄》となります。【注連】は中国語で「悪霊が入ってこないように水で清めて編んだ縄」を指します。これも単なる偶然ではないはずです。

 またシメ縄は、7・5・3と一定の感覚で藁を垂らすため『七五三縄』とも書きます。子どもの成長を願う年中行事「七五三」との関係もあります。日本の神話と、中国の古代思想。

《注連縄》と《七五三縄》。

正月にまつわる道具の中でも、もっとも謎が多く、日本人の生活に自然と溶け込んでいるシメ縄。そこに見え隠れする意味深な法則が、ぼくの探求心を刺激してやまないのです。

住居の相談に乗るためにはきちんとした風水を学ぶこと

【風水】なら生まれた時間や場所が分からなくても【地】の様子が見える!.png

 物件探しや不動産巡りは、とても大変なことです。ああでもない、こうでもない、と一人で堂々巡りしていてもしょうがありません。住居の相談に乗るためにはきちんとした風水を学ぶこと。当たり前ですが…物件がなければ、引越すことは不可能です。しかし、運命学の立場で言えば、【そういうタイミングに当たる】というのも運勢の一部です。

 数少ない物件から探すか、吉方位でない方位でも立地で選ぶ。どちらかを選択することになるでしょう。吉方位を採用できないという場合もあります。ほとんどが海に囲まれて、一方向しか動けない場所もありますよね。せっかく吉方位でも、家族が増えたとき移転が自由にできないとか通勤が不便になるのは論外です。ようは、住まいを決める場合に、将来のことまで考えて選ぶこと。

 まだ引っ越す時期が来ていないのに「物件が見つからない」と心配するひともいます。物件を探して選ぶのは恋愛や結婚と同じです。不特定多数の相手から、結婚相手を選びませんよね。条件をいくつか提示して、その条件のうち7割くらいで合格と考えるのです。

 探せば良い物件が出てくる、というものではありません。家というのは、その人の総合力と合致します。ですから、探しても似たようなレベルの物件ばかりがみつかります。価格の問題もさることながら、物件を見る力が弱いせいもあります。自分に相応しい物件が、たった一件出てくれば良いのです。

 数が多ければ良い物件が手に入る、というものではありません。その前段階で、物件をたくさん見ることで勉強になります。決める前に、研究しておくのです。

これは恋愛も同じ。

恋愛したい、相手が欲しい
 ↓
どこかで探す
 ↓
だれかに紹介してもらう
 ↓
なかなかピンとこない


というのが、恋愛の下手なひとの共通点です。そうではなくて…

まず、好きな人ができた
 ↓
その人から好かれようとする
 ↓
相手から好かれる
 ↓
相思相愛になる
 ↓
告白する
 ↓
付き合う

という具合です。

これを物件に当てはめて考えてみましょう。


家が欲しい、と思う
 ↓
あちこち探す
 ↓
なかなか、みつからない


というのが、よくある話です。


 焦って物件を探しても、意外に勉強にはならないのです。引越し経験が少なく、あまり物件を見たことがない場合、まず物件をたくさん見ることから。いざ引越し、という場合には、数の心配をせずに、気になる街へ出かけることです。


 結婚運がいい人は、じつは物件運もいいのです。紫微斗数で言うと田宅宮に入った星の吉凶、四柱推命でいうと土性の数と状態、これが土地と家庭運です。

【2023/1/22(日)14:00ー17:00】

3時間で理解できる風水入門セミナーにぜひご参加ください。

Fusui_takasensei01-min.pngのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像

http://harajuku-uranai.com/fusui_bigenner_2301/

本格的な風水と九星気学には、決定的な違いがあります。そのあたりを含め、講座でわかりやすく解説します。

さらに、来月【2/19(日)】紫微斗数フェスが開催されます。

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ぼくは未公開の『紫微風水』を語ります。13時から17時半ごろまで長時間4コマでお送りします。通しで購入されますとかなりお得なお値段となっています。当日参加できなくても録画動画を何度も見ることができます。

運を上げるためには、まず『運の正体』を知ること

 人生を楽しくするためには、まず運をアップさせることが先決です。恋愛も結婚も、努力だけでは報われません。やはり運がよくならなくては、満足のいく人生にはならないのです!


では、どうやって運を上げるのでしょうか?


 それには、まず『運の正体』を知ることです。時期によって気の流れは変わります。それを取り込む技術をもった風水の流派があって、それを『玄空派』と呼びます。玄空派のルーツを辿っていくと、ある占いの姿が見えてきます。


 それが『奇門遁甲』です。「きもん・とんこう」と読みます。奇門遁甲とは、時間ごとに変わる方位の吉凶を見る占いです。古代の中国人は、戦争の勝利に活用していました。

どの方角から攻めるか?
どの方角に逃げるか?

 そうした戦略を、占いで決めていたわけです。諸葛孔明が初めて使ったという伝説があるほどです。風水は基本的に【住まいの環境】を整える占いで関係ないように思えます。

 でも考えてみるに、風水も方位とりも、気の流れを【選ぶ】行為に変わりはありません。ただ、動的な選択か静的な選択かの違いです。ですから、本来は両方の気の流れを考える必要があるわけです。

 たとえば、住宅や店舗を探す場合。最初は現地に行ってみたり、不動産屋さんを訪ねて物件を探しますよね。で、実際に歩いてみて、交通の便だとか生活に必要なお店を確かめる。この時点では【動的】な選択をしています。

 そして、物件の中に入ってみて日当たりや風通し、使い勝手を確かめる。これが【静的】な選択です。このように普段から、両方の選択をしているわけです。これを理論に沿って行うのが、風水や奇門遁甲というわけです。

 ぼくが奇門遁甲という言葉を初めて知ったのは23才でした。当時ぼくは、ある霊学家のもとで、修行生活を送っていました。ある日、師匠から「君は指導的立場に立つから、四柱推命と易、奇門遁甲を学日なさい」と言われ、大量の書籍をいただきました。

 学生時代は、オカルトに関心があったので神秘学の知識に関してはけっこう自信があったんです。とはいえど、とても刺激的な言葉でした。


 あれから30年近くが経ち、改めてその真意が理解できます。四柱推命、易、奇門遁甲、そして風水…いずれも別々ではなく、繋がっています。風水だけでも複雑なのに、いろんな要素が絡んでパニックという人が多いかもしれませんね。でも、大枠さえつかめば意外と簡単なのです。ようは別々で学ぼうとするから大変なのであって、すべてのつながりを理解すればいいのです。

 正しく風水を学ぶことで、あなたを苦しめていたものから解放されるはずです。ということで、

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3時間で理解できる風水入門セミナーにぜひご参加ください。

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 本格的な風水と九星気学には、決定的な違いがあります。そのあたりを含め、講座でわかりやすく解説します。

さらに、来月【2/19(日)】紫微斗数フェスが開催されます。

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ぼくは未公開の『紫微風水』を語ります。13時から17時半ごろまで長時間4コマでお送りします。通しで購入されますとかなりお得なお値段となっています。当日参加できなくても録画動画を何度も見ることができます。

日本で流行した風水の多くが気学のシステムを使っています

 どんな占いでもシステムを理解することが習得スピードの要です。十干と十二支、九星、そして宿曜…これらはみな、中国で生まれた占星術です。それぞれ順序があり、規則どおりに運行します。十干は10個、十二支は12個、九星は9個、そして宿曜は27個。もともと宿曜は、4で割り切る28宿だったのが3で割り切る27宿になりました。

 十干は2と5で割り切れ、十二支は2と3と4で割り切れ、九星は3のみで割り切れます。四柱推命は十干と十二支を用いて、九星気学は九星と十二支を使います。その根っこには、陰と陽の二元論があり、それが別れて四元素となり、複雑に絡んで『五行』が生まれたわけです。

 五行のなかに四元素があります。それを、形や色、素材などに分類して占います。その分類のことを象意(しょうい)といいます。とくに、気学の星にはたくさんの象意があるのでとても便利な占いとして重宝されています。

 日本で流行した風水の多くが気学のシステムを使っています。ひと昔前は、それを『家相』と呼んでいました。気学ベースの家相は、日本で生まれ日本で広まりました。台湾や香港でいう風水との決定的な違いは、『巒頭(らんとう)』を重視しない点です。

 巒頭とは、周囲の環境のこと。自分の家の形状だけじゃなく、道路や周囲の建物の配合、土地の起伏や川の流れなどです。違いは、それだけではありません。「本命星」と「本命卦」もかなり大きな違いといえます。


 本命星は「ほんめいせい」と読みます。気学で使う星で、生まれた年で決めます。生まれた年が同じならば、基本的に男女とも同じ星。本命卦は「ほんめいか」と読みます。これは八宅風水で使いますが、気学の本命星と同じく、生まれ年で決めます。本命星との違いは、男女。同年生まれでも、男女で違う本命卦になるのです。そして、なにより目的が違います。

 本命星は、生まれた環境や時代背景を表しています。使い道は幅広く、生まれ持った性質から、時期ごとの運気までを見ることができます。ただし単独で使うことはなく、他の星と組み合わせて用います。それに対し本命卦は、生まれつき持っている吉方位と凶方位のみを見るもの。しかも、屋内の方位に限定されます。

 ちなみに、本命卦で、人生全般や他人との相性をみることはしません。本命卦の使い道はただひとつ。家と自分との相性を判断するため。あれこれ応用の効く本命星に比べ本命卦は風水に特化しています。正しく風水を学ぶことで、あなたを苦しめていたものから解放されるはずです。

風水なんて気にしない人でも、まわりの環境には影響を受ける

 占い師になる前から土地や不動産に興味を持ったぼくはたくさんの物件をみてきました。引越しや開店・開業、不動産の購入など、新しい環境を手に入れることで、誰もがさまざまな夢を描き、そして希望に胸をふくらませます。

 しかし、なかには新しい環境で、近所の人とうまくいかなかったり商売が軌道に乗らずに、自身の思いとは裏腹に別の場所を探す羽目になることも。ひどい場合には、予期しないトラブルや失業などで支払いが滞ってしまい、不動産を手放さざるを得ないという無念の思いをされる方もいます。

 不動産は賃貸でも売買でも多額の費用がかかり、まさに人生の一大事です。ですから失敗は避けなければなりません。古くは徳川家康による江戸の街や、現代では海外のカジノまで、風水の力を活用して、成功を導いた例は枚挙にいとまがありません。

 「風水なんて気にしない」という考えの人であっても、まわりの環境には、誰一人例外なく影響を受けています。自分の身体の健康診断をするように、家やお店・事務所も、気持ちのいい気が流れているか、気の健康診断をすることは大切です。

 気がきちんと流れていれば、気持ちよく感じ、脳の働きも活性化され、物事がスムーズに運ぶようになります。そして結果として、自分の願いがかなったり、財運がよくなったりなど開運する方向に向かいます。引越しや開店・開業、不動産の購入を考えているのなら、風水を活用して、積極的に夢を叶えてほしいのです。

 風水とは、目には見えないけれど人間に作用する気の法則を使って環境を整える学問です。気の合う人と一緒にいる時と、気の合わない人と一緒にいる時ではあきらかに気分が違いますね。風水の視点からみて、よい影響があるものとそうでないもの。


 自分自身にとってよいものとそうでないもの。目に見える対人関係ならばはっきり好き嫌いを自覚できます。目に見えない気、自分にとって好ましくないものが何なのか?風水の気の法則を知らなければ、何がよくないものなのかわかないのは当然です。そこで風水的視点で見て気がきちんと流れるよう整える。そこから今までとは違う気に包まれて自然に物事がスムーズにはこびます。

風水を学ぶことは、あなたを苦しめていたものから解放される手段なのです。

【2023/1/22(日)14:00ー17:00】
3時間で理解できる風水入門セミナー。

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http://harajuku-uranai.com/fusui_bigenner_2301/

 風水を学べば、相談の依頼が倍に増えます!鑑定の質を高めたい人は、この機会にご参加ください。街の本屋さんには『風水』と名のつく一般書が、たくさん並んでいます。しかし、その多くが本来の風水ではなく【九星気学】だったりします。

 もちろん専門書の中には、本格的な風水を論じた本もいくつか存在します。しかし数は、それほど多くはありません。本格的な風水と九星気学には、決定的な違いがあります。そのあたりを含め、講座でわかりやすく解説します。

さらに、来月【2/19(日)】紫微斗数フェスが開催されます。

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https://uranai-gakuin.stores.jp/items/63be3b7e6a2a0a6283c25745


 ぼくは未公開の『紫微風水』を語ります。13時から17時半ごろまで長時間4コマでお送りします。通しで購入されますとかなりお得なお値段となっています。当日参加できなくても録画動画を何度も見ることができます。

なぜ占い師が風水を学ぶとみんな収入が倍になるのか?

 占い師になったけど稼げない。せめて月30万は欲しい。という相談が2年前にありました。当時その人の専門は西洋占星術で、タロットもかなり深く読めます。そんな彼女に、東洋占の習得をすすめ、紫微斗数と風水を学んでもらいました。その成果が発揮されて、ようやく先月初めて手取り30万を超えたと連絡があったのです。

【2023/1/22(日)14:00ー17:00】
3時間で理解できる風水入門セミナー。
風水を学べば、相談の依頼が倍に増えます!鑑定の質を高めたい人は、この機会にご参加ください。

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なぜ占い師が風水を学ぶとみんな収入が倍になるのか?

『東洋五術』という言葉、聞いたことありますか?【命・卜・相・医・山】です。「めい・ぼく・そう・い・ざん」と読みます。

・命(めい)とは…生まれ持った宿命を分析する占い。四柱推命、紫微斗数など生年月日と生まれた時間で観る占いです。

・卜(ぼく)とは…選択に迷っていたり指針を判断するときの占いです。周易、断易、奇門遁甲、六壬神課、気学日盤鑑定などです。

・相(そう)とは…形や色、音などからみた吉凶判断。手相・顔相といった観相学、そして姓名判断などですが、風水も相術です。

ここまでが、いわゆる《占い》に属します。

・医とは…中医学です。漢方、鍼灸、整体などです。
・山とは…心身の鍛錬や真理を探究する修行のことです。気功、呼吸、瞑想、太極拳、ヨガなどを指しています。


 この5つを総称して『東洋五術』と呼びます。これは中国思想の元となる【陰陽】【五行】【易】から発生しています。相・医・山には「気」という共通点もあります。臓器はそれぞれ助け合って働いているという考えです。

 ある臓器の働きが悪くなると、関連する別の臓腑の調子も悪くなるのですが、この臓器(五臓六腑)のバランスを「気」によって保っているという考え方です。人の身体には経絡という気の通り道があって、そこから全身に巡ります。


 人体に流れる経穴を「ツボ」と呼びますよね。気の流れが悪くなった場合、経穴(ツボ)を狙って針灸や指圧をします。その結果、身体の気の流れが調節され、治癒にいたるのです。この経穴を大地に例えると『龍穴』のことです。

 大地から龍穴を見つけて、そこへ墓や家を建てようとするのが風水。龍脈の流れが悪ければ、その場所は使用できません。かりに龍脈があっていても、龍穴の周辺環境によっては使えない場合もあります。この「気」の働きは、自然界でさまざまな働きをします。

 風を吹かせて雨を降らせるのも気の働きです。だから気象とか気候と呼ぶのです。東洋五術でいう『山』では、その気を「感じる」修練です。そして、そういった気を体内に取り入れることで、生命エネルギーへと変化させ、それを全身に巡らせる…

 これが、山・医・相の関わりです。たとえば「相」である風水を鑑定するとき、その人の『命』も読む必要があります。風水で調整した運気が、本当に風水によるものか、それとも『命』によるものなのか、これを判断するためです。

 このように東洋五術とは、中国思想である陰陽説から五行説、そして易と結びつき、さらに整体やヨガにも通じている人類最高の英知です。総合的に学ぶことで、初めて占星術に精通できます。いくら占星術を深めたところで運気の調整ができなければ、思ったような結果は出ません。

 紫微斗数は西洋占星術よりとても簡単な構造になっているし、風水の要素も反映されています。

知識っていうのはさりげなく表現されるから美しい

 子供の頃から将棋が好きで時間があれば周りの大人と指していました。小学校では将棋クラブで部長を務めていました。将棋を指すときって、相手がどう動いてくるか、予測をたてるんですね。この【読み】がコミュニケーションの極意につながってくるんです。

 相手の心の動きを考えながら発言するのと、特に考えないで発言するのとでは、印象に大きな影響が出るんです。よく、仕入れたばかりの知識をひけらかす人っていますよね。知識っていうのはさりげなく表現されるから美しいわけです。自然な空気が醸し出す知性になんとなく人は惹かれるんです。相手が必要な情報をさらっと提供するのがインテリジェンスなんです。

それと反対なのは、自分の「しゃべりたい」という衝動と感情に身を任せた行為。あまり賢い印象は与えませんよね。むしろ、人の印象には安っぽくて滑稽にみえます。知識というのは、仕入れてから熟成させる。それは、話す内容と自分との器のギャップを無くすためです。自分がしゃべりたいことは、まだ自分の中で昇華できない知識なのです。そのひとの人格以上にご立派な意見なんです。

 人って《意見》なんか聞きたくないんです。タメになる知恵を知りたいんです。机上の空論に価値を感じる人なんていません。尊敬していない相手から、「じゃあ、あなたはどうなの?」と反論されるのがオチです。だから人は離れていってしまうのです。

 まずは、言葉と行動を一致させる必要があるわけです。相手がその言葉を聞いて、どう思う?なぜその質問をしたのか?何を求めているのか?と分析して、相手のニーズに応じた言葉を返す、習慣をつけることです。

 すると、人の気持ちや不可能な原因を想像できるようになります。それが想像できれば、相手を傷つけたり、無茶な押しつけをしなくなる。ようは、気が回るようになる。気が回る人は重宝されます。自分に必要な人脈やお金、仕事が集まってくるのです。以上を、運命学では『開運術』と呼ぶわけです。

 ぼくは30年前からこういった知識を勉強しました。でも、使えるようになるまで10年ほどかかりました。お弟子さんたちには、ぼくが10年かけてできるようになった開運術をできれば半年ほどで身につけて欲しいのです。

今年一発目のセミナーは風水の入門編をやります。

【2023/1/22(日)14:00ー17:00】
3時間で理解できる風水入門セミナー。
風水を学べば、相談の依頼が倍に増えます!鑑定の質を高めたい人は、この機会にご参加ください。

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仕事に没頭していると、恨んだりする時間がありません

 人生って短いようですがでも、ほんとは長いんです。充実していると、あっというまに過ぎますが苦労すると長く感じます。つまり、人生が長く感じるひとは苦労が多いわけです。


「あっというまだなぁ…」と思ったら、それは充実している証拠です。


 ぼくはこの数年で、とてもたくさんの事業と計画をいっきにこなしてきました。ぼくは暇が嫌いなんです。仕事はぼくにとって好きでやっているから趣味と同じ。趣味と仕事の境目がないのです。

 仕事に没頭していると、自分を苦しめた誰かを恨んだりする時間がありません。逆に暇な時間があると、恨みや憎しみが湧いてきて、悪口や陰口が増えていきます。陰口や悪口は周囲を不幸にします。幸せになりたいなら、陰口を使わなきゃいい。相手に指摘をしたいならば、本人に直接伝えないと意味がありません。陰で言っていることが、本人の耳にはいったら、感じの悪さはこの上ないですよね。

 これと逆で、本人に直接言わない方がよい言葉もあるんです。それが安易に誉めたり、評価する言葉です。人は基本的に認められたいから、誉められたり評価されると嬉しくなります。ただ、唐突に誉められると人って怪しむこともある。

「ご機嫌をとっていいように使おうとしているんじゃないか?」なんて勘ぐったりすることもあります。純粋に評価しただけなのに相手に「疑念」を起こさせる。これってもったいないですよね?だから、誉めたい相手がいるときは相手に直接誉めないで第三者と接しているときにその人を評価するといいのです。

 誉めたり評価することって、プラスのエネルギーが溢れます。その場の雰囲気が明るくなったり和んだりするんです。直接誉められていない人が、人づてに評価を聞いたとき、どう感じるか。誉められた人は、自分を誉めてくれた人に対して、ますます好感を持ちます。本人に言うと嘘くさい言葉でも、人を介して伝わると、嬉しい言葉になるんです。


 誉めたい人の評価を周りに言えば言うほど、評価をした人とされた人の価値が上がっていきます。本当に誉めたい関係性を強化していきたいのなら【本人のいないところで評価する】これがいいんです。

占い師としての成功体験を共有するためにオンラインサロンを立ち上げました。
占いで成功するテクニックを、わずか1980円で楽しく学べます。どんな些細なことでも、ぼくに相談してみてください!かならず、理解できるまで説明します。

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https://lounge.dmm.com/detail/5774/

占い専門のライターが魅力的なプロフィールを作ります

 占い師に対して誤解している人々が多いです。「占いを完璧に習得してからデビューしなくてはいけない」と思っている人が、たくさんいます。

「経験がないから占い師になれない」
「才能のある人だけが占い師になれる」
と、勘違いしている人もいます。

 もっとも多い質問は、「こんな私でも占い師になれますか?」というもの。ぼくの元で働いていたあるアルバイト学生は、わずか3度のレッスンで初対面の人を占ってお金をもらうことができました。ですから、「こんな私でも占い師になれますか?」という皆さんに、ぼくは断言します。

 2ヶ月以内にデビューして翌年に手取り20万円は可能です。占い師になるときに、特殊な体験はある程度必要ですが、絶対に不可欠ではありません。きちんと計画書が作成できて、その計画書どおり日々実行すれば、あっけないほど簡単に収益化できるのです。

 「占い師になるのは難しい」と思っているひとは、共通して、「特別な能力のある人ではないと占い師になれないのではないか?」と思い込んでいます。「特別な体験をしていないとカリスマ性が出せないのではないか?」という先入観を持っていたりします。


 特殊な能力を持っていなくても、特別な体験をしていなくても、占い師として成功している人は多いです。ただし、ある方法が必要です。それは、あなただけのUSPを完全に作り込むことです。USPとは、ユニーク・セリング・プロポジションのことで、略すと、【あなただけが持っている強み】となります。


USPの基本は、
1、長くやってきたこと
2、やっていて楽しいこと
3、誰でも簡単にできないこと

 たったこの3つだけ。オンリーワンでなくても、ナンバーワンではなくても、あなただけの切り口が大事なのです。ほしよみ堂には、専門分野のライターがいます。あなたが話したことを、あなただけの視点ではなく客観性を持って秀逸な文章にします。

 専門のライターが、魅力的なプロフィールを仕上げるにはだいたい5万円くらい必要です。しかし、ほしよみ堂に所属すればそれが無料になります。なぜなら、ぼくが専属ライターを雇っているからです。そのライターの質は、ぼくが育てたので間違いありません。

 専門的なことはその道のプロに任せましょう。ブログにしたって、本当に自分が書けるかどうか最初は不安でいっぱいですよね。でも、ひとつひとつハードルをクリアしていくことでだれでもゴールできる公平なレースです。「ブログの書き方講座」という有料動画があります。


 ほしよみ堂に所属すれば希望者のみ無料でお見せしています。また、占い師のSNS活用術という資料もまとめてあります。それも、希望者にだけ無料で配布しています。


 ほしよみ堂に所属する、じつはハードルが低いのです。素直な気持ちがあって前向きで、返信や行動が早ければ、誰だってチャンスがあるのです。

人から好かれることはしあわせを強く感じるもの

 占い師になると、やはり一番多いのが恋愛相談です。人は誰でも好意をもった相手人から「好かれたい」と思います。

「振り向いてほしい」
「嫌われるのが怖い」
「大切にしてもらいたい」

そんな感情がありますよね。

人から好かれることはしあわせを強く感じるもの

 恋愛相談は、片思いだったり、二股だったり、不倫だったり、さまざまですが、その本質を覗いてみると、『私だけを見て欲しい』という悩みなのです。好きな人に好かれたら、寂しい想いをしなくてすみます。大切にされることによって自分の存在を受け入れるわけです。ですから、人から好かれることはしあわせを強く感じるのです。

 でも、悲しいかな「好かれたい」と思うと好かれないのです。あなたには、嫌いな異性がいますか?もしその嫌いな人から、好かれてしまったら気持ちが悪くないでしょうか。それは、ふつうにまともな感情なのです。

 好かれたい気持ちが強いと自分の存在をアピールし、気を引くようなことをわざとしますよね。残念ながら、それが原因で嫌われてしまうのです。

 最初は「振り向いてもらいたい」という気持ちが表面にあるので、まだコントロールできるんだけど、それが次第に無意識になると自分が見えなくなって、嫌われていることに気付かずアプローチを続けてしまう。相手からすると、あなたの気持ちをプラスに感じられないから、その気持ちに応えたい、という欲求が湧いてこないのです。

 好きでもない人や親しくない人からの積極的なアプローチは迷惑だと感じるものです。人間関係は損得勘定で成り立つものではありません。だから、断りたいけど断れない、という時もあります。「好かれたい」と想うとき、好かれなければならない理由が、心の奥深くに存在するのです。

その理由は、
・褒めてもらいたい
・気持ちを知ってほしい
・寂しい思いをしたくない
・存在を認めてもらいたい
などです。そういった感情からくる愛情表現って…「自分の欲求を満たすために好きな人を利用する」ということになるのです。

 欲求が満たされたら、満足するのでしょうか?とにかく、愛されたい。そう思っているうちは、好かれないし、愛されません。
【どうして好かれたいのか】
【なぜ愛されたいのか】
【あなたを大切に思っています】

 ということを、態度で示すのです。自分の想いを後回しにすればいいのです。相手に心を開いてもらうためには、まず自分が相手を理解すること。そして相手が欲しがるものを与えることです。

 プレゼントや手紙を送るときは、相手が不快にならないよう細心の注意を払わねばなりません。自分の想いを一方的に押し付けるのはとても不気味な行動です。相手の気持ちを無視して自分の想いを押し付けたら、それはストーカーと同じ。

 人間関係に、駆け引きなどは存在しません。恋愛だってそうです。駆け引きが必要な恋愛は、ほんとうの恋愛ではありません。また、駆け引きが必要な友情は、真の友情ではないのです。その人を大切に思う心に【下心さえなければ】、かならず相手は心を開いてくれます。

スマートでクールな風水建築、それが原宿マリアハウスです

 原宿と表参道のちょうど中間地点にマリアハウスはあります。鉄とガラスだけ設計されたシンプルなデザイナーズビル。スマートでクールなのが特徴です。ぼくが31歳のときに土地を買い、約2年かけてデザインして、33歳で完成しました。


「原宿に自社ビルを建てる!」

そうひらめいたのは25歳でした。

 土地を買うときは、自慢の『易』が大活躍しました。苦労して手に入れた土地に他に類を見ない斬新な建物にする、そう考えて、幾人かの建築デザイナーとなんども面談したのです。とにかく、まだ若かったのでいろいろ苦労しました。騙されもしました。利用もされました。しかし、それらの経験もとても役に立っています。

 原宿という街は特殊で、とくに美容室などのサロンが多く、モデルをはじめ、デザイナーやクリエイターが全国から集まっています。アパレルや雑貨などのショップもひしめきあっていますよね。そういう場所のしかも裏の小道に鉄とガラスの個性的なビルがあります。

 天井が5メートルで、壁だけでなく階段も手すりも、すべて鉄の素材でできています。鉄のドアが両側にあって、5メートルですからじつに重厚です。地下から3階のオフィスまで空間がひとつになっているので、音や空気感が漏れるのが特徴です。

 かなり尖ったデザイン空間のため「都心に慣れていないと気後れする…」と、よくいわれます。ストイックな場所ですから、精神が安定していないひとや対人関係に苦手意識をもっていると居心地の悪さを感じるでしょう。

つまりマリアハウスは、『住む人、使う人、働く人を選ぶ』特殊な場所なのです。

 まったくもってぼくの性格にピッタリの空間です。便利なものには興味がなく、使いづらくても、おもむきがあるほうがいい。一種独特で、他に類を見ない…という嗜好なのです。

 マリアは女性の代名詞であり、ハウスは「家」です。フェミニンで清潔感があり、スタイリッシュな空間だからこそ、クリエイティブな仕事ができる。まさに、ぼくが理想とし、体現し続けてきた世界観です。

 5メートルの鉄の扉を入るとそこはカフェ。カフェの名前は『リトルマジック』です。《小さな魔法》という名です。


名前って、とても大切。


 個人だけでなく、会社名とかお店の名前、そして商品や企画の名前…思いつきではいけないし、こだわりすぎてもいけません。ちょっとヒネリがあって、それでいて馴染める。親近感を感じて覚えやすい。

 読みやすくって呼びやすい。そういう名前をつける。ということで、占い館は『ほしよみ堂』。こちらも、なじみやすく覚えてもらいやすい名前です。


来年一発目のセミナーは風水の入門編をやります。

【2023/1/22(日)14:00ー17:00】
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風水を学べば、相談の依頼が倍に増えます!鑑定の質を高めたい人は、この機会にご参加ください。

生命の成長サイクルを示す十干と時間や方位の概念である十二支

 干支をはじめとして、陰陽五行や風水、易経などの自然哲学は、ぼくらの生活を豊かにするのが目的。季節の巡りや星の瞬き、月の満ち欠け、咲く花、旬の食材などを、暮らしの中で意識してみることで、幸せを運んでくるかです。

今年は「癸卯」です。

十干が「癸(みずのと)」で十二支が「卯(う)」となります。

 十干は自然で構成されており、十二支は動物で構成されています。十二支の意味や起源については諸説ありますが、時間・方位・季節を示す十二支にそれぞれ12種類の動物が割り当てられています。十二支に動物をあてはめるのは、時間や方位の概念を簡便化し、民衆に取り入れ易くするためでした。

 中国最古の王朝、殷の時代には使われていました。4000年前ですから日本は縄文時代でした。しかし、この12という数字はメソポタミア南部に興ったシュメール文明が発祥と言われています。天文学の基礎知識と言われているものの多くが、シュメール文明のころにはすでに発見されていた、と考える研究者は多いです。

 古代シュメール人は、季節が一巡する期間中に、月の新月と満月が12回ずつ観測されることを知りました。また月の満ち欠けが【29.53日で一巡する】ことも彼らは発見したのです。もっと言えば、それを農耕スケジュール管理に利用したら微妙に季節がズレることも知っていたわけです。


たしかに月の満ち欠けは29.53日で巡りますが、実際の周期は27.32日です。

なぜ2.2日短いの?

というと、月が地球の周囲を廻る間に地球も太陽の周囲を公転するからです。

 太陰暦の場合、月の満ち欠け29.53日×12ヶ月で354.36日。地球の公転周期は365.2422日なので、1年で10.8822日、季節のズレが生まれます。このズレを修正する目的で3年に一度、閏月(うるう・づき)を入れることで1年を13ヶ月にしたのです。

 このように干支とは、生命の成長サイクルを示す十干と、時間や方位の概念である十二支を組み合わせたものなのです。10と12を順番に組み合わせていくと、6巡目で元に戻ります。12年×5=60年で、一周まわって最初に戻るので、干支は全部で60種類。つまり60年で一周まわって最初に戻るという『還暦』もここからきています。江戸時代まで、日本の1日は12刻で、十二支の動物たちは時間や方位を表す目印でした。

 古代中国や日本の『数』にはとても神秘な力が宿っています。その根本は五行思想で、干支の組み合わせによってお互いを強めたり、弱めたりする関係性となります。強すぎや弱すぎだと大凶、いい感じに強いと大吉、ちょうどいいバランスは小吉、弱めだとやや凶、という具合になっています。

 じつは、いいことばかりが続くのも悪いことが起きる兆しになります。反対に、悪いことばかりが起きるのも良いことが起こる兆しなのです。


 神社仏閣にあるおみくじにも、この理論が採用されています。吉事がひとつあったら、次は軽めのトラブルが来て、次に、そこそこ楽しいことがあり、またしょうもない悩みが来る…この繰り返しが、この世の常だという考えです。

「身の丈にあった成功と幸福を求めていれば人はつねに最高なのだよ…」

という思想が陰陽五行なのです。

癸(みずのと)卯(う)四緑木星の年が明けました!

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新年あけまして、おめでとうございます!


2023年の幕開けです。


とは言いますが、ぼくら東洋占術家たちにとっては、まだ新年ではないのです。


 紫微斗数(しび・とすう)での新年は旧暦1月1日なので、今年ですと1月22日になります。四柱推命と九星気学では毎年『立春』が年の始まりなので今年なら2月4日ですね。

 今年は「癸卯」です。十干が「癸(みずのと)」で十二支が「卯(う)」となります。「癸」は十干の10番目で、生命の循環でいえば最後に位置し、次の生命を育む準備が完了した状態です。「みずのと」は「水の弟」と記し、陰水のを意味します。 五行の「水」は静寂とか停滞で「陰」は控えめや小さいといった意味。少し動きが出てきた状態といったところでしょう。

 「卯」は十二支の4番目で、草木が地面をおおうような状態で萌え出る春のイメージです。「卯」は「木の陰」に分類され成長、発育、誕生、春の象徴です。つまり「卯」は、控えめに成長するわけです。さらに「癸」と「卯」の関係は、水生木(すいしょうもく)の『相生(しょうじょう)』という組み合わせ。これは水が木を育み、水がなければ木は枯れる、つまり癸が卯を生かす関係です。


本年2023年の干支「癸卯」は、寒気が緩み、萌芽を促すことを表していることが分かるでしょう。


 「卯」という漢字は象形文字で、同形のものを左右対称に置いているので同じ価値の物を交換する意味を表し、「貿」の原字となっています。 左右に開いた門の象形でもあるため、冬の門から飛び出す陰暦2月となりました。口から発する音韻は、納音(なっちん)で分類されます。納音とは、風水でもよく使われますが、中国語の音韻理論で干支を整理したものです。 干支は60種類で納音は30種類のため、干支2つに納音1つが割り振られています。


 「癸卯」の納音は、昨年の壬寅(みずのえ・とら)と同じく金箔金(きんぱくきん)です。これは金箔に使われる微量の金で、他者を引き立てるけれど自身は薄いまま。とはいえ本来は金なので、素晴らしい資質を持っているから実力を養うべく己を磨くことで成功につながる、という意味です。


 つまり「癸卯」は、春の兆しは始まっていて、今まで培われた実力が試される時期なのです。 ちなみに九星気学で見ると、2023年は整える「四緑木星」が中宮です。十干の「癸」は水の性質で、四緑の「木」を支えます。

 五行において「水」は「木」にエネルギーを注ぐ役割。 さらに、干支は成長と飛躍を約束する「卯」です。ということで2023年は上昇気流の運勢といえるでしょう。伸びる運気の波に乗って積極的に行動を起こせば、望む結果が得られるはずです。

月ごとの特徴では

1月は新しい音楽

2月は部屋の掃除

3月は美食の探究

4月は法律の学び

5月は断捨離

6月は交流に注力することで、運気の良い流れを享受できます。

 言うまでもなく四緑木星はコミュニケーションを司る星。通信上のやり取りを通して深い信頼関係が築かれるので、LINEやSNSでの積極的な活用を。人生の伴侶だとかビジネスのキーパーソンなど、転機をもたらしてくれる人物との出会いに恵まれる可能性が高い年です。

 停滞した運気に希望が芽吹き、花開く助走の年となるでしょう。積み重ねてきた力が試されるため諦めずに希望を持ち続けることで道は開かれるはず。

 ただし1年は立春から始まり、節分で終わるのです。つまり2023年の「癸卯」は立春2月4日からスタートするわけで、それまでは壬寅の五黄土星なのです。『一年の計は元旦にあり』とはよく言われますが、陰陽五行思想で元旦はまだ旧年中。 立春からの萌芽をより大きなものにするために、新しい年が始まる願掛けをしてみましょう。

 ということで、毎年恒例の占い福袋をやります。占い師3名による20分ずつの豪華な1時間鑑定でさらに3万円の霊符が付いています。対面鑑定とZoom鑑定が選べます。

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https://bit.ly/3gXPc7b

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