意外と知られていない「回馬忌」の災い
紫微斗数でもっとも嫌われる星
それが「化忌(かき)」です。
化忌にはいくつか種類があります。
そして化忌は、ひとつだけではありません。
化忌の数は「カルマ」の数です。
化忌が多い人は、それだけ多くのカルマを背負っています。
化忌との出会いが多い人は、
ミステリアスな人生を歩みます。
運命学に触れる機会が多く、
開運法に頼ろうとします。
化忌のなかでも「自化忌」をもっとも恐れていますが、
その脅威は「目に見えない恐怖」です。
でも、じつは自化忌より危険な化忌がいます。
それが「回馬忌」です。
A宮とB宮お互いに化忌を飛ばし合う。
それが回馬忌です。
命宮と身宮の回馬忌
命宮と福徳宮の回馬忌
命宮と遷移宮の回馬忌
財帛宮と官禄宮の回馬忌
田宅宮と子女宮の回馬忌
……エトセトラ
そのほか、因果関係のある宮の回馬忌は、
なかなか消すことができません。
化忌を消す方法はいくつかありますが、
回馬忌の場合、
教えてもそれを実践しない人が多いです。
そういう意味において占い師には、
「それを実践させる説得力」が必要なのです。
よく開運法を聞かれますが、
真実の開運法は
「 ひ と つ だ け に し ぼ る 」
これが極意です。
恋愛運を上げれば出世運は下がりますからね。
わかりますよね〜?
(原宿の占い師、中島多加仁) 2010年9月14日 10:27 | 個別ページ