2016年10月/コラム

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2016年10月

現実的な対策を立てやすい占術

 

ぼくは鑑定のとき

『紫微斗数』をメインに使います。

 

さらに、場合によっては

『四柱推命』も併用します。

「しちゅう・すいめい」。


日本ではかなり普及しているので、

ご存知の方が多いかと。

 


『四柱推命』とは…

生年月日と生まれた時を元に、

性質や運気、人としての器などを、

五行のバランスと季節によって

割り出す本格的な命術です。

 

1000年前の中国で生まれ、

政治や人事に活用されました。

 

吉凶の判断が鋭く、

やや残酷な占いです。

 

というのも、

あまたの人材の中から、

優れた人物を選ぶために使う占いだから。

 


紫微斗数と違って、

欠点を指摘することに特化しているわけです。

 

そのため、現代では

使いどころを選びます。

 

たとえば…

つらい現状の理由を知りたい。

恋人に出会える方法を知りたい。

子供の適性を知って活かしたい。

なんていう時は、

開運法が多彩な『紫微斗数』が圧倒的に有効です。


逆に、


破滅を防ぎたい。

事業や人事で失敗したくない。

欠点を克服し、人の上に立ちたい。


という局面では、

四柱推命が役に立つのです。

 

つまり

 

「感情面」に敏感なのが

紫微斗数で、

 

「現実的な対策」を立てやすいのが

四柱推命なのです。

 

そんな四柱推命の中に

『財星』という星があります。

 

字のごとく

「金運」「発財能力」を見ます。

 

この星があるかないかで、

財貨に対する姿勢が決まります。

 

財星の影響は、

お金だけではありません。

 

財星は「意識的な行動」の

強弱を判断する星でもある。

 

 

たとえば「財星」が多い人は、

やりたいことが沢山あって

絞りきれないのです。

 

だから、すべてが

中途半端で終わりやすい。

 

そこで、自分を律して的を絞り、

一点に集中する必要がある。

 

逆に、財星がない人は

「やりたいこと」が

自然に湧いてきません。

 

ようは、

最終的な目標が見えないのです。

 

ですから、常に

目先の利益や幸福感を

優先させる傾向にあります。

 

本人が良ければ構わないのですが、

こういう人に限って、

 

人生の指針に迷い、悩んで悩んで

悩み抜いてから占い師を求めます。

 

多すぎても少なすぎても

願望は成就しないもの。

 

これが「財星」の厄介な点です。

 

実際、ぼくも

財星がすこし多めです。

 

だから放っておくと、

次々と新規ビジネスを立ち上げてしまう。

際限なく!笑

 

そんな自分の性格を、

的確に指摘される。

 

さすが、

 

ダメ出しの「四柱推命」

 

といったところでしょうか。

 

 

逆に考えてみると、

コントロールさえできてしまえば

願望は叶うということ。

 

そう…起死回生のチャンスは

「財星」が握っているのです。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

平田篤胤(あつたね)と白川家の関係



古神道実践家であり、占い師を育てる占い師

中島多加仁(なかしまたかひと)です。

 

明日で10月も終わり、

そして11月3日、

 

天津金木の

中級講座をやります。

 




ところで、天津金木とは…

日本に古来より伝わる占術ですが、

 

これまでは伯家神道の管理のもと、

天皇や皇族のみが許された

非常に高貴で霊的な占いです。

 

かつて、皇室の祭祀を担当していた白川家。


ちなみに「祭祀」=お祭りとは、

先祖の霊や神に 感謝の気持ちを伝え、

繁栄を願う「儀式」です。

 

白川家は「儀式」に精通した 専門集団だったわけです。

 

当然、数々の儀式の中、

とくに秘儀とされた「天津金木」も白川家の担当範囲でした。


ということは、

天津金木の謎を解き明かすヒントは

この白川家が握っているわけです。

 

とはいっても宮中祭祀の奥義は、

門外不出の最高機密。

 

親から子へと受け継がれ、

外部の人間は知ることはないのです。

 

しかし、江戸時代の後期、

この白川家と親密な関係にあった人物がいたのです。

 

その人の名は平田篤胤。

「ひらた・あつたね」と読みます。


彼が生涯の研究題材としたのが 「古神道」でした。

古神道とは、 海外の影響を受けていない

日本オリジナルの信仰です。

 

日本は古代から 海外文化の流入が激しい国。

日本流にアレンジしては、 また取り入れる。

 

なにがオリジナルの思想で、

どれが影響を受けた文化なのか。

 

江戸時代にはすでに、

その境界線が曖昧になっていた。

 

「日本のルーツを明確にしよう」

と、平田篤胤は思い立った。


そのためには、

比較対象である海外の文化も調べる必要がありました。

 

仏教、儒教、易学、漢学、蘭学など

数々の知識を身につけていくことで

彼の知識は専門家を凌ぐまでになりました。

 

そんな彼の博学ぶりに目を付けたのが白川家だった。


篤胤は「古学」の講師として、

白川家に招かれました。

 

現代の企業も、

人材教育の専門家を講師として招くことがあります。

 

社員たちに専門知識を

わかりやすく学んでもらうのが目的です。

 

つまり、平田篤胤は、

白川家の企業講師のような存在だったわけです。


そして、これが「天津金木」が外部に漏れる

キッカケとなったわけです。

 

 

 

 

 

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偶然のサインから未来を見出す



数ある占いの中でも

卜術(ぼくじゅつ)は

 

もっとも頻繁に使われ、

かつ身近な方法です。

 

いちばん有名なのは

『タロット』と『易』ですね。



たまたま引いたカード。

偶然出たサイコロの目。

 

そこに将来の行方とか、

心理状態が現れる。

 

この「たまたま」が鍵です。

 

古来から、民間でも

こうした卜術まがいの言い伝えが多く残っています。

 

例えば…

黒猫が横切ると悪いことが起きる

茶柱が立つといいことがある

 

これって、偶然起こった出来事から

未来に何が起こるかを予測する方法ですよね。

 

あるいはもっと積極的になって、

硬貨や靴を投げ、裏か表かで決める

おみくじを引いて、運勢を占う…

 

これって「占い」の一種ですが

ようは「卜術(ぼくじゅつ)」です。

 

偶然に目にした「サイン」に

未来の「予兆」そして「前兆」を見出すわけです。

 

つまり卜術は、

 

偶然の中に「兆し」を見出す技。

 

あまり知られていませんが、

じつは気学にも「卜術」としての使い方があるんです。

 

通称『日盤鑑定』と呼ばれる秘法です。

 

昔ながらの迷信や

おみくじ的な卜術とは

まったく違うんです。

 

日盤鑑定にあって、

おみくじタイプの卜術にないもの。

 

それは「時間」と「自分の星」を使う点です。

 

偶然性に、

時間や自分の星を加えることで、

的中率は飛躍的に高まります。



実際には「占おう!」と思った瞬間、

 

その時間で『盤』を作ります。

 

そして、

生年や生月の九星の動きから、

過去・現在・未来・対策を導く。

 

 

たまたま「占おう!」と思った

その「時間」が偶然の要素になる。

 


「時間」は《霊性》を意味しています。

 

 

ですから、時間を使うことで、

より強い《偶然の一致》が起こる

という仕組みです。

 

さらに、命術の要素である

「本命星」や「月命星」を判断に取り入れることで、

 特定の人物の運気がわかるようになります。

 

自分の過去や今後。

相手の過去や今後。

第三者の過去や今後。

そして3人の立ち位置と関係性。

 

こういった関係性を知ることができる。

 

九星気学の卜術『日盤鑑定』は

卜術と命術の最強タッグ、

というわけです。

 

 

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相術は《美醜》に着目する




家相としても使われる

有名な占い九星気学。

 

本来は卜術(ぼくじゅつ)でしたが

いつか命術として使われ、

次第に相術として応用されました。

 

相術というのは、

目に見える部分で占う術です。

 

見た目で判断する手相や顔相、

されに『姓名判断』も相術に分類されるんです。

 


ご存知のように姓名判断は、

主に「画数」を使って吉凶を判断します。


名前に使われている「文字」は、

わりと直接イメージしやすい部分。

 

「名前」を見るとき、

誰でも漢字の意味や読み方などに意識がいくと思います。

そういう意味で、名前の「文字」は

表面的な部分といえるでしょう。

ようは「第一印象」というわけです。

 

それに対して「画数」は、

パッと見ただけでは意識しづらい。

 

まず辞書で何画かをしらべて、

さらにその「数」がもつ意味を読み解く。

そうして初めて「画数」が意味を生むのです。

 

家相も、これと同じ。

「方角」は方位磁石を使ったり、

太陽や星の位置を考慮します。

 

さらに、

その方位が象徴する意味を調べて、

はじめて吉凶を判断できる。

 

つまり、

 

普段意識しない秘められた意味に、

人の運気が左右されるわけです。

 

本当の意味は、

より潜在的な部分に隠されている。

 

自分の意志とは関係なく

与えられるのが「姓名」です。

 

ですが、この「相術」の魅力は、

それを修正できることにあります。

 

家相であれば、吉相になるよう

引っ越しや新築することで運気が改善されます。

 

手相であれば、

ホクロを取って改善する。

 

「線」自体を刻むマニアもますが、

そこまでする人は少ないですよね。

 

同じく姓名判断も

「改名」によって改運できます。

 

目に見える形に吉凶があるので、

「カタチ」を吉に変えれば運勢も吉になるはず….!

相術の根底には、このように

ポジティブな考え方があるのです。

 

「自分でコントロール可能」

というメリットは、

おおくの人の心を惹き付けました。

 

ですから相術は人気が高いのです。

 

しかし、理論を追求すると

「ある弊害」が起こってくる。

 

それが《美醜》の問題です。

なんだか「カッコ悪く」なる。

 

 

ようは…

ダサい、野暮ったい、美しくない、

というマイナス要因を生むのです。

 

 

たとえば、

現代的で素朴な雰囲気の部屋に、

シーサーや鳳凰のようないかつい置物があったり、

「画数」にこだわるあまり、

読みにくい名前になってしまう。


あと、

わかりやすいのが「名刺相」。

名刺にも吉凶があります。

 

完璧な理論に従って名刺をデザインすると、

ありきたりでダサくなったりします(笑)

 

相術の本義は、ずばり「美しさ」にある

と、ぼくは思っています。

 

いくら理論的に正しくても、

美しくなければ「凶相」と考えているのです。

相術は「見た目」を重視します。

 

それだけに、

理論と美しさのバランスが

どの占いよりも問われます。

 

そこに必要になるのは、

トータルコーディネートのセンス。

 

このバランス感覚が占い師の腕の見せ所、

というわけです。

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誰でも可能で途中参加OKな風水

 

昨日は「理気(りき)」と

「巒頭(らんとう)」について

すこし書きました。

 

分かりやすく言うと、

「理気(りき)」が家の中で

 

「巒頭(らんとう)」が家の外

 

ということです。

 

なぜ「本格的な風水」と「家相」に

これだけの差ができたのか。

 

その理由について、考えてみましょう。

家相という言葉が普及し、

一時期ブームになった「風水」。

 

 

メディアでも頻繁に報じられ、

多くの人が関心を抱いています。

 

にもかかわらず、

 

一般的に知られている家相風水と、

本来の「本格的な風水」の間には、

決定的な違いがあります。

 

 

一般的に普及している理由は、

《だれにでも実践が可能》です。

 

日本の住宅事情で

「巒頭(らんとう)」を考慮に入れるのは

かなり難しいわけです。

 

風水的に条件が整っている場所は

ほとんどの場合、

都市の中心部だからです。

 

気の流れがいいから、すでに繁栄している

というわけです。


ということは、

地価や家賃も高額ですよね。

 

つまり「巒頭」を考慮に入れた本格風水の実践は、


「お金がかかる」。

 

ようは、金持ちに有利な開運法なのです(笑)

 

それもそのはず。


もともとは一個人のための占いではなく、

国家レベルでの「都市づくり」に利用していた学術なのですから。

 

そんな「金のかかる」風水が、

一般に受け入れられなかったのは当然といえます。

 

一般庶民は「巒頭」にこだわる余裕なんてない。

 


で、考えられたのが

理気のみに絞った「家相」というわけです。

 

家の中の配置変えであれば、誰でも可能です。


すでに家を決めて住んでいても、

引っ越さずに、ある程度の改善は可能です。

 

「誰にでも実践可能」

「途中参加もOK!」

「間取りを見直して幸せに!」

魅力的なキャッチコピーです。

 

日本式の家相の親切心は、

これだけにとどまりません。

 

専門的な知識がなくてもいいように

個人差をはぶき、方角の意味を固定しました。

たとえば「鬼門」がいい例です。

 

日本で鬼門といえば

「不吉な方位」のイメージが強い。

 

しかし中国では、

鬼門を凶方位とはしていません。

 

 

本格風水でみると、

部屋の中の方角の吉凶は、

生まれ年と男女の別で変化します。

 

さらに、建物も

いくつかのタイプに分けます。

 

その上で、

人の相性と建物の相性、

「地運」という時期ごとに変わる

「地の気」の流れを複合して判断していきます。

 

一般的にイメージされる「家相・風水」とは、

比べ物にならないくらい複雑なのです。

 

いくら正しい理論だからといって、

広まらないのも仕方がない。

 

ですから、日本の家相は

あえて「巒頭」を採用しなかった。

 

日本の家相は、風水から分離し、

「方位とり」や「祐気とり」として

知られるようになりました。

 

吉方位に自ら赴くことで、

運気を高めようとする方法です。

 

風水では

 

龍穴(りゅうけつ)』と呼んで、

良い気の集まるところとし、

住宅を構えるにふさわしい場所としています。

 

しかし庶民が、龍穴に住むのは不可能です。

 

ですから

「そこに行って運気を高めよう」

と言い始めたのです。

 

現代的にいうとパワースポットが、

それに当たります。

 

ただし、パワースポットに家を建てるのは不可能…

じゃあ、別々に考えよう!

とね。

 

まさに、

各地の色々な文化を取り入れ、

自分たちのライフスタイルに合わせ改良してきた、

日本人らしい発想なのです。

 

 

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本格風水との決定的な違い

 



あいかわらず手相が人気ですね。

 

手相は『相術』の部類に入ります。

 

相術とは、

「目に見える形」から、

吉凶を判断する占いのこと。

 

たとえば手相は、

手のひらの膨らみや線といった「形状」や模様から、

思考パターンや危険な時期、

結婚運・健康状態・各能力などを読み解こうとする占いです。

 

相術には顔相や印相、字相のほか、

「姓名判断」も相術に該当します。

 

手相に次いで有名なのが「家相」。

「家相風水」と言ったほうが

ピンとくるかもしれませんね。

 

街の本屋さんには

「風水」と名のつく一般書がたくさん並んでいます。


しかし実は、そのほとんどが

本来の風水ではなく、九星気学だったりします。

 

もちろん専門書の中には、

本格的な風水を論じた本もいくつか存在します。

 

しかし数は、それほど多くはありません。


本格的な風水と九星気学には、決定的な違いがあります。

 

それが、



理気(りき)」と

 

巒頭(らんとう)」です。

 

風水という言葉を聞いたとき、

「部屋の中の問題」というイメージを

思い浮かぶ人が多いはずです。

 

 

家具の配置に始まり、キッチンやお風呂場、

窓の位置に焦点を当てた本がほとんどだからです。

 

部屋のどの方角に何を置くか?

カーペットの色は?

クッションの色は?

置物の材質は?


といった、

インテリアの材質や色に重点が置かれているわけです。


適切な位置に適切なものを置いて

「気の流れ」をよくする方法です。

 

家の中の《気の流れ》を改善しようとする試み。


これを「理気」といいます。

 

 

では「巒頭(らんとう)」とは
なんでしょうか。



簡単にいうと、家の周りの「地形」です。


隣の建物の形や高さ、玄関の向きに始まって

道路との角度、土地の高さ、

周辺の川や丘の有無に到るまで、

かなり広い範囲を見ます。

 

なんで、そんなに広い範囲を見るのかというと、

やはり「気の流れ」が大事だから。

 

いい気が自分の家に向かって

流れてくるような地形かどうかを

みているわけです。

 

本格的な風水では

「理気」より「巒頭」を重視します。

 

周囲の地形が、

 

根本的な気の流れを作る

と考えるわけです。

 

ところが、

日本で一般的に認識されている家相や風水は、

「家の外」の状態にはあまり言及していません。

 

理気のみに頼った相術なので

効果も半分以下なんです。

 

 

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産まれた日の役割

 

命術(めいじゅつ)で運命をみる場合、

「生まれた月」には

多くの情報量が含まれています。

 

では「生まれた日」はどうでしょう。



『四柱推命』では、


生まれた日を

その人の基本的な性質とみます。


これが60パターンあります。


九星気学の場合、

生まれた日の九星は、

感情や心理とみます。

 

しかしそれは

わずか9種類のみ。

 

ちなみに宿曜ですと

月に満ち欠けですから

27分の1のキャラクターです。

これが『紫微斗数』になると、

紫微星を中心とした14の主星を配置する、

それが産まれた日の役割です。

 


このように

占いによって「生まれた時間」は

やや異なるのです。

 

ちなみに『四柱推命』で

生まれた時間は

「人生の結果」や

「晩年運」を示しています。

 

『紫微斗数』は、

生まれた時間が不明だと、

まったく占うことができません。

 

それは紫微斗数が、

 

人生の結末と、

そこに向かうプロセスを見るための占いだからです。

 

では

 

どうして「生まれた時間」が

人生の最終的な結果と関係してくるのでしょうか。

 

 

この疑問に答えてくれるのが、

九星気学の『時間』に対する考え方なんです。

 

九星気学における

生まれ時間が意味するのは


『霊性』なのです。

 

霊性というのは、

「因果」とか「因縁」と言ったほうが


分かりやすいでしょうか。

 

性質の深い部分を『本質』といいますね。


その本質から生まれるのが感情です。


そして、その裏には「霊性」があるのです。

 

人は生活の中で、

まれに怖いくらいの「偶然」を体験することがあります。


これが霊性の働きによるものです。

 

「思い返してみると、すべてはこのためだったのか?」


このように、


「振り返って思う」というのは

精神の働きでもあるわけです。

 

そもそも「因果」や「因縁」って、

過去を現状と結びつけて考えたり、

意味のある偶然だという考え方が

作り出すイメージです。

 

これが「精神」の働き方であり、

すなわち「霊性」というわけです。

 

「生まれた時間」が示す霊性には

タイプがあり、

それによって、

自分がどこに向かおうとするのか分かります。

 

ぼくは「生まれた時間」の九星は、

それほど重要視しません。

 

生まれた時間がわかれば、

高度で細密な紫微斗数と四柱推命で占うからです。

 


気学の「時間」に対する概念は、

「命術」よりも「卜術」で威力を発揮します。

 

 

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生まれ月は命術で重要なポイント

 

日本人は

「○○の年」とか「○○の日」には、

異常なほど敏感です。

ところが「月」になると、

不思議と気にならない。

 

しかし、実は

人の性質や運勢において、

「月」こそが、

 

もっとも重要な要素なのです。

 

人の性質を判断する場合、

とても重要になってくるのが、

「生まれ月」です。

 

生まれ月は、

どんな命術でも重要なポイント

となっています。

たとえば、

雑誌やテレビでお馴染みの『星座占い』では、

生まれ月の太陽の位置から星座を決めます。

 

 

『紫微斗数(しび・とすう)』では、

生まれた時間と月から

命宮の位置を割り出します。

 

 

『四柱推命』でも、

生まれ月の場所との関係を、その人の本質と捉えます。

 

 

このように、生まれ月は

人間の性質、とくに本質的な部分を判断する際に

欠かせない要素です。

 

九星気学の場合、生まれた月の星で

親元を離れたあとの性質をみます。

 

これが

「月命星(げつめい・せい)」です。

 

月命星より導き出す盤を「月盤」といいます。


この月盤には、多くの情報があるんです。

 

その情報を引きだすときに、

重要な役割をはたすのが、

「定位(ていい)」です。

 

どの星の定位かによって、

仕事、恋愛・結婚・金運・健康など

詳細な運勢を判断する場所が決められているのです。

 

 

そして生まれ月に各定位に

どの星が巡っていたかで、各運勢を導き出します。

 

さらに本命星を重ねることで、

より本質に近い部分が見えてくる。

すべての命術において

重要視される生まれ月。

 

その理由は、

そこに含まれる情報量が

もっとも多いからなんですね。

 

いくら気学が「ザックリ」でも、

生年月日だけで、

けっこうな情報を出すことが可能です。

 

 

相手の生年月日がわかれば、

性格だけでなく詳細な情報がわかってしまう

というわけです。

 

手軽だけど、けっこう使える。

しかも、覚えやすい。

 

これを恋愛や仕事での人間関係に

利用しない手はないと思いますよ。

 

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

「生まれた年」の意味




生年月日だけで占えるのが

九星気学です。


生まれた年・月・日ごとに
星が配当されています。

 

そして、それぞれ

「別の役割」を担っているんです。

 

このうち、「生まれた年」の星を

 

『本命星(ほんめいせい)といいます。


 

よく九星気学を使う年配者が、

この本命星だけで性質や運命を判断するのを見かけます。


「私は四緑木星だから…」

「あなたは八白土星だから…」

 

という会話がそれです。

 

これって、すこし頭の良い人なら

妙な話だと気づくはず。

 

紫微斗数や四柱推命に比べると、

九星気学はザックリとした占いです。

 

だからといって、

本命星のみで個性を判断するのは、

あまりにも極端な判断方法です。

考えてもみてください。

同じ年に生まれた人の性格や運勢が

同じになってしまうんですよ。

 

学生時代を思い出して!

同じクラスにも、

いろんなタイプ、いろんな性格、

いろんな運気の持ち主が混在していたでしょう。

 

ですから、

本命星で性質や運気を判断する

というのは愚の骨頂なのです。

 

じゃぁ、本命星がまったく影響しないか

というと、そうでもありません。

 

同じ年に生まれているということは、

同じ時代背景、同じ空気感の中で

生まれているということ。

 

似たようなテレビ番組を見て、

似たようなファッションに身を包み

似たような教育制度に従って育つ。

そういった意味では、

生まれた年の星は「時代」という環境を示しているといえます。

 

とくに親の扶養のもとにいるときは

この『生まれ年の星』が作用します。

 

それは個人がもつ性質とは関係なく

すでに「与えられている」条件だからです。

 

極端にいうと

「あと20年早く生まれたかった」

「子供のころにネットがあれば」

「江戸時代に生まれたかった」

といってみても、

自分の意志で生まれてくる時代を

決めることはできませんよね。

 

選択権こそありませんが

「時代」は

ぼくたちの人格に影響を及ぼします。

 

美意識や価値観などは、

幼少期の時代背景が大半をつくる

といってもいいでしょう。

 

ジェネレーションギャップなどは、

まさに育った時代感の違いが生み出す問題です。

 

人間の個性は、

けして本命星で決まらない。

 

しかし、

個性の一部であることは事実。

 

生まれてきたときに等しく与えられた条件。

そして、個性の一部となる時代背景。

 


それが本命星の正体、というわけです。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

生まれた時間がわからない人へ


相性とかタイミング、

それを見るのが命術です。

 

占いの中でも「命術」は、

その人の性格や癖、生き方、運勢などを知る方法です。

 

やはり大事なのは『相性』ですね。

 

『九星気学』でみる性質や運勢は、

紫微斗数や四柱推命に比べると、

すごく《ザックリ》としています。

 

じゃあ、どうして、

わざわざ九星気学の「命術」を使う必要がある?


なんていう疑問も出てきますよね。

 

もちろん「出生時間」がわかれば

紫微斗数や四柱推命を使った方が、

詳細で確実な判断ができます。

 

でも

生まれた時間がわからない人、

けっこうあるんです。

 

欧米や中国・台湾と違って、

日本は生まれた時間を重要視する習慣がありません。

 


これが紫微斗数や四柱推命など

「生まれ時間」を使う高等命術の

最大の参入障壁になっています。

 

かりに、

自分の生まれた時間が分かったとしましょう。

 


そうすれば、少なくとも

性質や運勢の流れはわかります。

 

でも、人が抱える悩みの7割は

「相手」との関係なんです。

 

ほとんどの人は、多かれ少なかれ、

他者との関わりで生きています。

 

ですから、突き詰めれば

人間関係の悩みに行き着くのです。

 

親・同僚・上司・部下・友人・

ビジネスパートナー・恋人・配偶者

 

など、

自分と他者との間には

「相性」があります。

 

簡単にいうと、相性とは…

「他者をどれだけ理解できるのか」

という問題です。

 

占い師をやっていると

恋愛やビジネスでの相性を

必ずと言っていいほど訊かれます。

 

自分の生まれた時間ならわかる。

 

でも、相手の出生時間となると

なかなか難しいものです。

 

 

相手と親密な関係で、

かつその相手が占いに寛容な場合、

出生時間を知るケースもあります。

 

でも、それは稀です。

 

まして、

それほど親しい関係でもなく、

占いに抵抗を持っている相手だと

出生時間を入手するのは困難。

 

でも相性って、

よく知らない相手だからこそ

気になるものですよね。

 

生まれた時間を聞くと怪しまれる。

 

でも生年月日だったら、

聞き出すのは簡単。

 

そこで『九星気学』の出番となるわけです。


気学は占いの登竜門です。

 

誰でも簡単にマスターできます。

 

そして、一旦覚えてしまえば、

いろんな使い道があります。

 

方位だけの学問ではありません。

 

とくに人間関係の動きを、

分かりやすく読み解くことが可能なのです。

 

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有力者に教えを請う必要性


伝統的な中国の占術に

『易(えき)』があります。

街角の易者が使う占いとして

イメージが強いかもしれません。



ほんらい『易』は、

古代中国の皇帝たちが

国政の判断に用いていました。

 

孔子や孟子、諸葛亮孔明といった

歴代の偉人たちも学んだ学問でもあります。

 

その易占いの結果のひとつに

『山水蒙(さんすいもう)という卦があります。


「蒙」は啓蒙という意味で、

師に学ぶことを差しています。

 

 

「山」の下に「水」がある。

 

山の麓に霧が立ち込めていて、

目指すべき山頂が見えずに迷う…

 

 

これを

「迷い多き未熟な弟子」に例えて、


有力者に教えを請う必要性を説いているわけです。

 

ここで重要なポイントがあります。

『山水蒙』の本意というのは、

現在のセミナーのように

教える側が生徒を募集するのではありません。

 

 

生徒が《教えを求めて》指導者のもとを訪れる

という設定になっているのです。

 

ちなみに身分はあまり関係ありません。

 

未熟な若者にかぎらず、

君子が目下の賢人に教えを請う場合についても書かれています。

 

 

現代でいえば、

経営者・社長といった

組織のトップに立つ人物であっても

 

格下の青年にさえ

謙虚な姿勢で教えを請う必要がある

ということです。

 

 

会社を経営していると、

社長一人の視点では判断できない問題が、

かならず出てきます。

 

その時、

社長という権威を一旦脱ぎ捨て、

謙虚な姿勢で、かつ貪欲に学べるかどうかです。

 

それが『山水蒙』のあらわす

「濃霧を取り払い、目指すべき山頂を見据える方法」

というわけです。

 

ぼくは23歳のとき、

突然死去した父の跡を継ぐ羽目になりました。

 

そのときの師匠が、

ぼくに教えてくれたのがこの『易』でした。

 

「君は若いけれど、易さえマスターすれば、
どんな経験者、どんな知恵者にも劣らない英知を得ますよ」

 

「宗教者はもちろんのこと、
すべての経営者は易を学び使役するべきです」


と教えていただき、


『筮竹』と『算木』という

易の道具をくださいました。

 

今でも大切に使っています。


辛いとき、苦しいときには、

当時の師匠のその言葉を思い出し、

答えを易に託します。

 

人智を超えた奥義だと思います。

 

 

若かったぼくは

何度も挫折しそうになりましたが、

28歳で家業を放擲し、東京に出、

じぶんの会社を興して

未経験のビジネスに参入しました。

誰も教えてくれません。

他人のアドバイスなんて、

ほとんど役に立たないのです。

 

そのとき、ぼくには易がありました。

一生の宝物であり、

死ぬまで役に立つ相棒です。

 

 

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