今日は7月7日。
そうです『たなばた』です。
二十四節気でいうと『小暑』です。
今日は皆様に、お知らせがあります。
長年の夢だった本を出版できたのです。
しかも、あの《東洋書院》からです。
本のタイトルは
『天津金木占術奥義』
といいます。
これまで10冊ほど
本をだしてきたわけですが、
今回がもっとも苦労しました。
その経緯を話す前に、
「天津金木って何?」
というご質問からお応えします。
日本古来の占術、それが
「天津金木」です。
聞き慣れない名称ですよね。
それはそうでしょう。
なにせ一般にはまったく知られていない、
古神道の秘術だからです。
天津金木の仕組みは
中国で生まれた「易」に似ており、
いわゆる「卜占」に類する占いです。
「金木」は運命を示す道具です。
起源は……
天照大神が岩戸に隠れたとき、
それを案じた神々が
今後の行く末を
天津金木で占った、というのがはじまりです。
仏教や道教など、いわゆる外来宗教の影響を受ける以前の神道
それを『古神道』と呼びます。
古神道は、原始神道とか縄文神道、
あるいは古代神道、太古神道とも呼びます。
ひとが社会を持ったはるか昔から
自然発生的に生まれた文化です。
ともあれ、本日、
『天津金木』の本が出ました。
新暦ではありますが、
七夕(たなばた)です。
ほんとうの七夕は旧暦の7月なので、
まだ先ですね。
ところで、
ぼくが生まれた尾張一宮。
じつは、七夕祭りが有名です。
日本三大たなばた祭り…って、
どこだかご存知ですか?
説は2つあります。
ひとつは、
仙台・平塚・安城という説で、
もうひとつが、
仙台・平塚・一宮という説です。
一宮市の守り神は
真清田神社の祭神
天火明命です。
「あめのほあかりのみこと」
と読みます。
その母である萬幡豊秋津師比売命。
「よろづはたとよあきつしひめのみこと」
と読むのですが…
太古から織物の神様なんですね。
その加護により織物業が発達した、
といわれています。
ちなみに、ぼくの曾祖父は、
尾張の地で、三本指にはいる機屋(はたや)を経営していました。
昭和31年に始まった一宮七夕祭り。
その飾り付けの豪華さは、
仙台・平塚とならび
日本の三大七夕まつりとして
称賛されたわけです。
ところで。
ぼくは今年の4月、
一宮に有料老人ホームを開設しました。
続いて平塚に、
『湘南ライフカフェ』を開店したわけです。
これは意図して行ったのではなく、
両者とも、先方から来た話です。
そして今、仙台に『ほしよみ堂』を立ち上げるべく動いています。
三大七夕祭りの地、
一宮と平塚、そして仙台に拠点をもつわけです。
すべて異業種ですが。
そして本日7月7日に、
天津金木の本が出版。
これを、なんと表現するのか...
言葉が見つかりません。
Amazonなどの登録はまだ先です。
渋谷・名古屋ほしよみ堂では、先行販売致します。
最寄りの書店でご予約ください。
よろしくお願いします。
中島多加仁