日本で流行した風水の多くが気学のシステムを使っています/コラム

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日本で流行した風水の多くが気学のシステムを使っています

 どんな占いでもシステムを理解することが習得スピードの要です。十干と十二支、九星、そして宿曜…これらはみな、中国で生まれた占星術です。それぞれ順序があり、規則どおりに運行します。十干は10個、十二支は12個、九星は9個、そして宿曜は27個。もともと宿曜は、4で割り切る28宿だったのが3で割り切る27宿になりました。

 十干は2と5で割り切れ、十二支は2と3と4で割り切れ、九星は3のみで割り切れます。四柱推命は十干と十二支を用いて、九星気学は九星と十二支を使います。その根っこには、陰と陽の二元論があり、それが別れて四元素となり、複雑に絡んで『五行』が生まれたわけです。

 五行のなかに四元素があります。それを、形や色、素材などに分類して占います。その分類のことを象意(しょうい)といいます。とくに、気学の星にはたくさんの象意があるのでとても便利な占いとして重宝されています。

 日本で流行した風水の多くが気学のシステムを使っています。ひと昔前は、それを『家相』と呼んでいました。気学ベースの家相は、日本で生まれ日本で広まりました。台湾や香港でいう風水との決定的な違いは、『巒頭(らんとう)』を重視しない点です。

 巒頭とは、周囲の環境のこと。自分の家の形状だけじゃなく、道路や周囲の建物の配合、土地の起伏や川の流れなどです。違いは、それだけではありません。「本命星」と「本命卦」もかなり大きな違いといえます。


 本命星は「ほんめいせい」と読みます。気学で使う星で、生まれた年で決めます。生まれた年が同じならば、基本的に男女とも同じ星。本命卦は「ほんめいか」と読みます。これは八宅風水で使いますが、気学の本命星と同じく、生まれ年で決めます。本命星との違いは、男女。同年生まれでも、男女で違う本命卦になるのです。そして、なにより目的が違います。

 本命星は、生まれた環境や時代背景を表しています。使い道は幅広く、生まれ持った性質から、時期ごとの運気までを見ることができます。ただし単独で使うことはなく、他の星と組み合わせて用います。それに対し本命卦は、生まれつき持っている吉方位と凶方位のみを見るもの。しかも、屋内の方位に限定されます。

 ちなみに、本命卦で、人生全般や他人との相性をみることはしません。本命卦の使い道はただひとつ。家と自分との相性を判断するため。あれこれ応用の効く本命星に比べ本命卦は風水に特化しています。正しく風水を学ぶことで、あなたを苦しめていたものから解放されるはずです。

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