虚しくならないための条件
「時間」という漠然とした概念。
何気なく過ごしていると、
あっという間に過ぎてしまうもの。
それは今も昔も変わりません。
古代の賢人たちも、それを良く知っていた。
目に見えないから不安になる。
だから「暦」を作って、
目に見えない「時間」を明確にし、
人の一生や、歴史を記録できるようにした。
古代中国では、
正確な「暦」をつくることが、
皇帝の権力を示すステータスでした。
まさに
「時間」を制する者は、すべてを制する。
そんな時代だったんですね。
共通して限られている時間。
それを、どう有効に使うか。
生きとし生けるものにとって、
「時間」は最大のテーマなのです。
「時間がないからできない」
「忙しいから無理」
こうした発言を、よく耳にします。
ぼくの場合、職業柄あるいは立場上
人に対して「提案」をする機会が多い。
提案をすんなり受け入れる人って、ごく稀なんです。
みんな最初は、無意識に、
「できない理由」を探すのです。
ちょっと厳しい言い方ですが、
そんなのは、すべて言い訳なんです。
ホントは、できるんだけど、
できないと思い込んでいるだけ。
あるいは、やり方を知らないだけです。
だからぼくは、
「気合いが足りないんだよ!」
「やる気あるの?」
なんて、精神論は振りかざさしません。
まずは、その方法を教えるんです。
ぼくは、お弟子さんや生徒さん、
そしてお客さんにも、決まって聴くことがあります。
「ほんとは何がやりたいの?」
「最終的にどうなりたいの?」
皮肉っているわけではありません。
最終的な目的や目標、自分の未来の姿。
それを、ちゃんとイメージできているか...
それを確認するための質問です。
なんで、そんなことを聞くのか。
目的や目標をイメージできていないと、
どんな占いやアドバイスをしても、
効果が半減してしまうからです。
そもそも「時間」を管理するのだって、
なりたい自分になるためなんです。
もっと大まかにいうと、幸せになりたいからです。
そのためには、到達地点の
具体的なイメージが不可欠。
せっかく効率化して、
出来ることを増やしても、
そこに目的がなければ、虚しい結果に終わります。
苦労して大金を稼いだのに、
使い道がわからない 状況と似ています。
基本的には「幸せ」になりたいのだから、
それを具体化させればいいだけです。
そうして初めて、
具体的な提案をする準備が整うわけです。
皆さんには、幸せになるための、
具体的な目標がありますか?
もし、すでに明確なビジョンを
持っているのなら、次のステップに進んでください。
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