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2015年5月

占い師は『伝え方』が命



昨日、

「プロとの占い師は、占いの仕組みを熟知している」

と書きましたよね。

占い師には、誰でもなれますが、

 

売れるか売れないか。


人気が出るか出ないか。

 

それは『伝え方』の差なんです。

「自分は間違っていない」

と思いこんでいる占い師もいます。

人間性を観察せずに、

「見えたから」
「占ったらそう出たから」

と、聞いていないことまでペラペラと話しだす占い師。

間違えの指摘を受けて、
「私が正しい」
と言い張る占い師は危険です。


アドバイスに根拠がなく、
やみくもに神や先祖や天使からのメッセージ…
と言う占い師。

おそらく本人も、こか洗脳されているはずです。

未来は変わるんです。
状況や本人の努力によって。

選択によって解決策も変化します。

ですから、間違えたり、ずれたりしたら

素直に謝ること。

 

そして、

「これは自分で決めてください」

と、自立を促すようにする。

危険なのは、

「私だけはあなたの味方よ」

と言う占い師です。

かつて、ぼくの弟子にも、
そういう性質の占い師さんが、わずかながらいました。

そういう人とは距離をとって、
会わないようにしています。

あまりに酷い時には、破門にしたりします。

その腹いせや逆恨みで
誹謗中傷されたこともありましたが
しらんぷりしています。

「人を突き落とすような発言をしない」

これは、ぼくの弟子をはじめ、
ほしよみ堂所属の占い師に、強く言い聞かせています。

占いは参考程度ですから、刻になりすぎないことです。



妄信は禁物です。

悪いことを言われても、恐れるのではなくて、

気をつけようと思うことです。

占い師に指摘されても、それを真に受けないように。

気負いすぎないこと。

占い師って特別に感じますが、
五感やイマジネーションを発達させれば、
誰でもできるようになります。

ピンときた!
ひらめいた!

そういう直観って、
誰でもありますよね。

「やっぱりあのとき…」

という経験があるはずです。

日常で直観を使って生活すれば、
あなたも占い師になれるんです。

ただし危険なのは『妄想』です。

優れた占い師というのは、
妄想から脱却し、直観を大切にしています。

そして、何度も言いますが、
大事なのは『伝え方』です。

どう伝えるべきか…

その具体的なテクニックを
《できるまで》教えています。

素人で占いを使っている人に、
ぼくは声を大にして言いたい。

プロになってはじめて、
占いの面白さや重要性が分かる…

ということを。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

占いが外れる理由を研究する


メルマガの読者さんから、多くの質問をいただきます。

そのなかで、ちょっと面白いものを紹介したいと思います。

「最近、疑問に思うことがあってメールしました。
メルマガで取り上げてくださればありがたいです」

とのことでした。

その女性からのメールがこちらです。



「占いの知識がそこそこあり、
おおよその運気の流れは自分でもわかります。
去年転職をしたいけれど
なかなか決まらないという悩みで
三人の評判の良い占い師さんにみてもらったのですが、

現状維持がよい。
今の会社で頑張ったほうがいい。

という答えがほとんどでした。
たしかに、一般的な命運でも現状維持の年ではありました。
卜占でもそのような結果でした。

ただ、現状に限界を感じていて、
どうしても我慢ができず、転職活動を重ねた結果、
とても満足いく会社に就職することができました。

今では、転職してよかった、
あのまま現状維持だったらぞっとすると思います。

占いを完全無視した結果、うまくいったというケースは
どう解釈したらいいのでしょう。

行動するうちに運が変わった
ということもあると思いますが
現状維持という結果が出てから転職が決まるまで一カ月以内だったため、
そんな近未来のことも出ないの?と、疑問に感じてしまいました。

占い師さんはどの人も最低限のマナーなどを心得ている
評判も人柄もいい方たちばかり。

でも、占いに逆らってよかった、
と思ってしまう結果になったのはなぜなのだろうと…

私も友人を占う機会があるため、
その結果の意味や占う側の責任などを
考えてしまいました。

自分では答えが出ません。
中島先生はこのようなケース、どうお考えでしょうか?
メルマガやツイッターなどでお話してくだされば嬉しいです」

 

という内容でした。

読みやすいように、語尾を少し変えたり
改行を増やしましたが、容は同じです。

さて、ぼくの考えをし上げなくてはなりません。

ようは、占いが外れたわけですね。

どのような占術で占ったかにもよりますが…

こういった質問の場合、
占いは、たまにハズレます。

なにをもって現状維持が良い、
と出たのか不明ですが…

ぼくでしたら、状維持とは言いません。

なぜなら、この相談者さんは、
いまの現状に不満をもっていたからです。

ぼくは運命学者として、
『現状に不満がある場合は動け』
と判断しています。

ただし、どういう不満かにもよるので、
それを占います。



ぼくが占いを使う場合、


相談者の《本心》を占うのです。



「動くな」という時期でも、ぼくは動きます。

「やるな」といわれても、ぼくは、やります。

ぼくのそういった性格を、読みとれなくては、
その占い師は一流ではありません。

この女性は、もしかすると、
ぼくのような性質だったのかもしれませんね…

もちろん質問だけで、占ってはいませんので推測です。

以前もメルマガで書きましたが、
占いというのは現象を当てることはできません。

結果を当てることも、
本質的には不可能です。

まれに当たることはありますが、
それは推測とか予測です。

占いが当たるのは、
その人の本質と心理面と、
その価値観から生まれる衝動です。

行動や結果は、推測にすぎません。

これを知っていれば、
まったく問題ないのです。

ただし、たまぁーに
不思議な現象を当てることもあります。

が、あれは….

特別な場合のみです。

占いに携わっていると、
その特別なことが頻繁に起こる。

それは、とても印象的なことなので、
記憶に強く残っている。

プロとして食べている占い師なら、
こういったことは理解できるはずです。

これを理解せずに、
魔法のようになんでも分かる…
と思っていたら、
ちょっと痛い占い師さんですよね。

ぼくたちプロの占い師は、
なぜ占いが外れるのか…

この部分を徹底的に研究しています。

 



◆五感をフル回転させる◆

 

占いには、大きく分けて2つあります。

まず、霊的な能力を使う場合。

そしてもうひとつが、
学問としての占術を使う場合。

霊視の場合は、相手の声色がポイントです。

怒っているのか、焦っているのか。
元気をなくしているのか。

まずその人が今、どのような精神状態なのかを
直観で読み解くわけです。

相談者の話を聞いているうちに、
脳内に映像が浮かび上がってくるのです。

じつはタロットや易も、似たようなものです。

展開法はある程度決まっていて、
現れた絵柄や数字はその時々で異なります。

出た絵柄や数字を、のように解釈するか。

それは占い師の直観だったり
イマジネーションを使うのです。

五感をフル回転させる。
これが占いの基本です。

けして、五感を無視し、
六感で感じ取るのではありません。

しかし、トレスや悩みを抱えていたり、
集中力がなかったり、
想像力が乏しかったりすると
五感を邪魔するのです。

初心者がタロットを引いたり、
易で卦を出した時に結果を外す。

それは単純に、
カードや八卦の解説書を
読みあげているだけだからです。

例えば恋人のカードが出たから、
「恋愛がうまくいくよ」
と解釈するのは早とちりなんですね。

タロットだったら、
カードの意味を覚えなくていいのです。

また易にしても、
象意を暗記する必要はありません。

カードが眼に入って来た瞬間、
雰囲気を感じ取ることです。

易で出た陰陽の配列から、
「あ、おそらくこうかも」
と感じ取ったことを、声に出してみる。

それが当たっているとは限りません。

しかし間違っていても、
ピントのずれた返答でも、
相手が解釈をしてくれます。

昨日も書きましたが、
占いは結果が当たるのではないのです。

「試験が受かるか?」

という質問に対し…

易を立てたら吉だった。
タロットをめくったら良いカードだった。

その場合、
「はい、受かりますよ」
と言ってはいけません。

受かるか受からないかを、
占いで分かるはずがないのです。

そのときのインスピレーションで
「あぁ、この人は受かるな」
という確信を得たら、

「○○したら受かるよ」
「でも、○○したら落ちるよ」

と伝えるのです。

このとき占いは、抜群の的中率を誇ります。

その人の本質を考慮して、
現状の実態を見抜くのです。

そこから《類推》して、
おそらくこうなる…
といったひらめきを感じ取る。

それが、当たる占いです。


単にカードをめくって、

吉だったら良くなる…
凶だったら悪くなる…

という判断ではありません。

それだと占いではなく、占いのようなゲームです。

プロの占い師というのは、ず外さないようにする。

当てるのではなく、外さない。

「なんとかして幸せになってほしい」


こう考えるのがプロの占い師です。

自分の体調が悪いときや、
身の上に悩みごとがあると、
気が散ってしまうでしょ。

そういうときは、
積極的に占わないようにする。

また、相談者が、
「当ててみろ」
というような態度のときも、占ったりしません。

なぜならば、プロというのは、
占いの仕組みを熟知しているからです。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

ソーシャルスキルと4つの『あ』

おはようございます。

継続の体験がない人は、

物事への取り組みが長続きしません。

いわゆる粘りがないのです。

小さいことでもいいです。

やり遂げた成功体験や、継続体験をもつことで、
それが自信につながります。

原宿マリアハウスに集まった若手占い師たち

 

子どもの頃は親から褒められると、
認められた喜びが後押しします。

「もっと頑張ろう」
「次はさらに上を目指そう」

と、動機づけが強まるのです。

褒めて伸ばすということは、
こういうことです。

ところが、
親が子に無関心だったり、
逆に厳しすぎると、
褒められずに育ちます。

すると自尊感情とか、
有能感というものが持てないのです。

逆に、達成できなかった時、
きちんと叱られたり、
ペナルティを科せられた経験がない。

つまり「罰を受けない」場合も問題です。

「嫌な思いをしたくないから頑張ろう」


という気持ちが生まれないのです。

褒める、叱るというのは
家庭教育の問題なんですね。

途中で挫折しやすい人は、
家庭教育が不足していたり、
そのバランスが悪かったりする。

我慢する訓練を受けていなかった。

自分のことは自分でやる。

そういう習慣や整理のしつけを
きちんと受けていないと、
途中で投げ出してしまうのです。

気力や精神力がない場合もあるし、
問題解決のために必要な知識、
スキルや経験が不足しているかもしれません。

知識や経験などを使って、
実際に何かできることを、
「スキルがある」というのです。

スキルの中で、もっとも重要なもの。

それが、他者とのコミュニケーション。

つまり「ソーシャルスキル」です。

1.ありがとうが言える。
2.頭を下げられる。
3.挨拶ができる。
4.謝れる。

これが、ソーシャルスキルの基本、

4つの『あ』です。


この4つの『あ』が欠けていると、
人間関係が円滑にできません。

できないこと、
分からないことがあったとき、
誰かに教わることが大切です。

困難や障害に当たったとき、
協力や助けを求めなくてはなりません。

誰でも必ず、行き詰まります。

「教えてください」
「手伝ってほしい」

と、気軽に言えるような仲間が必要なのです。

どんな仕事も、
自分ひとりで完結できないからです。

チームを組んで力を合わせた方が、
短時間でクオリティの高い仕事になります。

それは、依頼心とは違います。

仲間の励ましや支えがあって、
挫折の危機を乗り越えられるのです。

こうした認識が間違っていると、
最終目標にたどり着けなくなります。

時間をかければ必ずできます。

頂上だけを見ていると、
「高すぎて登れない」
と気持ちが萎えてしまいます。

小さいことを軽視せず、
取り組める人は、
どんな小さな仕事でも手を抜きません。

小さな成功を遂げる体験の積み重が、
宝の山の入り口なのです。

達成すべき目標を、
まず具体的に掲げましょう。

目の前の小さな目標を、とつずつクリアする。

そして、やり抜く。

「自分にもやれるんだ」

と感じることが、
目標を達成する原動力なのです。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

挫折と依頼心との関係

おはようございます。

なぜか途中で挫折する人、いますよね。

目標に対して、中途半端な結果で終わってしまう。

そういう人には、
いくつか特徴的な心理や行動があります。

典型的なのは、「依頼心が強い」という構造です。

 



仕事をするうえで、
困難な状況がないことはありえません。

かならず障害があったり、
不測の事態が起きます。

解決にムダな時間を要したり、
目標までのルート変更を迫られます。

そういう事態を、
自力で切り抜けた経験がない人は、
すぐに誰かに頼ろうとします。

そうした習慣や行動には、
子どもの頃の環境と深い関係があるのです。


幼少の頃から過保護に育てられ、
困難に遭遇してなかったりします。

「危ないからだめよ」と、
チャレンジさせない。

失敗しそうになると、すぐ手助けする。
失敗の尻拭いをする。

そういう親が、
世の中に蔓延していますよね。

過保護という環境に身を置くと、
あきらめが速くなってしまうんです。

ほんのちょっとの困難で、
「あぁ、もうだめだ」
と挫折する。

また、困難に行き当たる前から
達成動機が弱かったり、
そもそも向上心が低い人もいます。

「何が何でもやり遂げたい」
という気持ちが弱く、

「できなくてもしょうがないか」
などと思ってしまう。

つまり、向上心が低いんですね。

「ここまできたからいいや」
「これ以上できなくてもいい」

こういう考えが浮かんで、
自分で足を止めてしまうのです。
プロと呼ばれる人がいます。

彼らは、その技術もさることながら
強烈な動機と向上心があります。

人は誰でも、
自己イメージを抱いています。

プラスの自己イメージを
『自尊感情』といいます。

「自分には、まだ良い部分がある」
「もっと成果を出せる」
という、前向きな行動です。

この自尊感情が弱いと、
「自分はだめだ」
という否定的なイメージが強く働く。


それが、挫折を、当然のように受け入れてしまう根源です。

 

ではなぜ、自尊感情や有能感を持つことができないのでしょう。


その理由として、よく
「成功体験が少ない」
ことが挙げられますよね。

ちなみに成功体験というのは、
苦しみを乗り越えなければ味わえません。

過保護に育てられると、
先に親が助けるので、
苦しい経験が少ないわけです。

しかし、苦しい思いをしながらも
最後まで辿り着いた経験があれば、
その先に得られる充実感を味わえます。


そうした成功体験さえあれば、
イメージができるようになる。

なので、簡単に挫折しなくなるのです。

すぐに挫折してしまう…

という癖がある人は、
この部分を強く意識してみてください。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

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◆原宿で人気の占い師が教える起業の成功法則◆

 

講師:中島多加仁(なかしまたかひと)

1970年3月26日生まれ。
有限会社マリアハウス代表取締役。
現在、東京表参道・原宿にて鑑定と占術講座を開講。
渋谷と名古屋に占い鑑定所「ほしよみ堂」を経営する。
神秘家の家系に生まれた、神秘学研究のスペシャリスト。

大学時代に父親の書庫で見つけた熊崎健翁の「姓名の神秘」を読み、
運命の不思議を知る。
あらゆる悩みに対応するため、心理学や哲学、文化人類学、経営学などを徹底研究。
毎日3名限定で休みなく鑑定し、年間千名以上の運勢に触れる。

占いのみならず、個人経営の医師、鍼灸師、セラピスト、
占い館の経営コンサルタントとしても全国で活躍中!

日時:61415:30~17:30(そのあと懇親会:要予約)

場所:D→START(懇親会も同じ場所です)

住所:名古屋市中区大須4丁目1-18 セイジョウビル5F

参加費:5,000円(※懇親会はプラス4,000円)

※5月18日までにお申込みいただき、期日までにお振込頂いた方1,000円引き!
早期優待価格:4,000円でご参加いただけます。

支払方法:事前振込又は当日支払

定員:先着30名様限定
※定員となり次第、受付終了となりますので予めご了承くださいませ。 

 

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どんなことで人は感動するのか?



人が感動しそうな要素を考えてみました。

感動する要素には、例えば…

情熱的な話
人間愛
知的活動

などが、あげられますね。

ケガや病気などの事情で
選手生命を絶たれたアスリートの物語。

これを感動的な話にするならば、
そのアスリートが困難を乗り越えて
選手として復帰する過程があります。

また、引退後も、経験や技術を誰かに授けて、
優勝を目指すといったストーリーも考えられます。

どちらの場合も、アスリートには『目標』があります。

選手として復帰するという目標。
培った思想の継承という目標。

このように人間が目標を持って立ち向かう姿は、
多くの人に感動を与えます。

それまでパッとしなかった人物が、
過去のトラウマを克服しようとする。

そうしたストーリーがないと、
話は盛り上がりませんよね。

困難を乗り越える。
目標を達成する。

そのとき生まれる情熱は、
感動を生み出す基本要素なのです。

人は社会性のある動物です。
一人で生きることはできません。

そのため、
社会とつながりたいと願うのは
本能的な欲求なのです。

物語というのは、
それまでバラバラだったり、対立していたものが、
ひとつにまとまることで、動を生み出す傾向にあります。

災害によって崩壊した街を復興する。

そうした目的のために、々が一丸となる。

社会をはみ出していた少年が、
仲間の大切さに触れて心を開く。

これを描けば、
感動的な物語になります。

ここで大切なのは、
『目標』の有無です。

何かの目標があって、
チームや集団が一丸となる。

そうした姿は、
人の心を動かします。

愛する人のために戦う姿は、
読み手の心にうったえます。

絆が深まっていけば
感動的なハッピーエンドとなります。

愛する人のために、すべてを敵に回す
という状況もあります。

それは、
愛する人以外との関係を破壊する行為です。

しかしながら、
関係が切れるからといって
感動は消えてしまうでしょうか?

もちろん描き方にもよりますが、
それはそれで深い感動を与えるかもしれません。

大切な絆を守るために、
あえて茨の道を進む。

そうしたヒューマニズムに
強く共感する人は多いはずです。

人物の愛や絆を丁寧に描くことは、
感動的な物語の創造です。

人は社会的な生き物ですが、
同時に、他の動物よりも
「考える」という能力に特化しています。

つまり「考える」ことが
人間の特殊性であり、
「考えない」のは動物に近い存在です。

「考えるな感じろ」

というのは、
ブルース・リーの名言ですが、

 

何も考えずに、感じてばかりでは、
ビジネスの世界では成功できません。

あれは、本能を必要とする
戦闘やスポーツだから重要なのです。

現にブルース・リーは、
監督として《よく考えて》作品を作っています。

知恵をもって困難を乗り切ろうとする。
その姿に、心が動かされますよね。

貧弱な能力の人物と、
強大な能力を持った人物が戦います。

強大な人物が、
貧弱な相手をゴリ押しで倒したら、
感動は生まれるでしょうか?

むしろ、貧弱な能力の人物が、
機転をきかせたり、
アイデアを振り絞ったりして、
強大な相手を倒すほうが感動的です。

あなたが、
もし強すぎず、
どちらかというと弱者に近いのであれば、
ぜひ物語を書いてみてください。

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

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