2014年12月/コラム

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2014年12月

重要なのは、その『動機』


先週の土曜日、
以前からひっそりと企画していた
『占いとワインの会』をやりました。



初回ということもあって、
フランスのボルドーをテーマにセレクトしました。

来月もやります。
飽きるまで、毎月やります。
飽きたら辞めます。笑

来月は、ブルゴーニュのワインを提供します!

いつやるか…

来月は、1月24日(土)です。

開催時間と参加費、そして場所は、
直接お問い合わせください。




さて。

「自信をもつためには、何かを得る必要がある」

そう思い込んでいる人がいます。
でも、実際は違うんです。

何かを得たからといって、自信がつくわけではないのです。

もちろん、目標をもって努力するのはよいことです。

ただ重要なのは、その『動機』なのです。

たとえば…

人からバカにされるのが悔しくて、必死で働いたとしても、
それでは本当の自信は持てません。

それは、単なる優越感であり、虚栄心でしかないのです。

「バカにされる側」が嫌だった。


だから努力した…という動機だと、何かしらの成果が出ても、

「バカにする側」に回るだけなんですね。

それでは、ただ虚しさが残るだけです。

自分に自信のない人が、自信のないままに何かを得ても、
幸せにはなりません。

表面的に成功したかに見えても、幸せとはいえないのです。

それは自信がついたのではなくて、
「他人を見くだす」ことで、勝ち誇ったような気分になる。

そんなのは、幻惑です。

しょせん『偽りの自信』でしかありません。

そんな状態では、他人から尊重されないのです。

一部の、よく知らない人からは尊重されることもあるでしょう。

しかし、ふとした瞬間に、はげしい劣等感に苦しめられます。

勉強ができない。
仕事で成果が上がらない。
恋人から見捨てられるのが怖い。

そういった恐怖感から、自分の感情を押し殺し、
相手の言いなりになる。

相手に合わせることで、相手にしてもらおうとする。

精いっぱい尽くせば愛される。

こんな妄想に支配されたら、
どんなに努力しても幸せにはなれません。

人から尽くしてもらわなければ満足できない。

そういう人は、どれだけ尽くしてもらっても感謝はなく、
うまく相手を利用しているという支配欲が満たされるだけ。

そんな人に尽くしても、愛は得られません。

「これだけ尽くしても認めてもらえない」

という苦しみが募っていくのです。

努力している。
でも、それが空回りしている気がする。

そう悩んでいる人は、
おそらく「動機」が間違っているのです。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

『原宿占術教室』は、お客様のご都合に合わせた個人レッスン制。

 

近年、占いブームのおかげで「占い教室」がたくさんでき、

カルチャースクールに通う感覚で占いを学べます。

 

教室のレベルも、初級・中級・上級コースと、能力に合わせて選べ、
趣味の範囲で占いを楽しみたい人も通っています。


趣味で習う場合、だいたい1回の講座が、60~120分で1万円前後です。
講座料金とは別に、テキスト代がかかります。

お金をかけず占い師になるために、独学で学ぶ人が増えています。
今はマニアックな占術本が、インターネットで購入することができます。
命式や命盤などもソフトを使えば簡単に出せるようになりました。
占いの新解釈も、ブログなどによって無料で手に入ります。

ただ、その反面、簡単にたくさんの情報を手に入れることができますが、

どの情報が正しくて、なにを突き詰めるべきか…は、その人自身の感覚にゆだねられます。


タロットでも、カードの意味はさまざまな解釈によって変わります。
独学であれば最低でも20冊くらいの本を読んで、自分なりの解釈を確立せねばなりません。
さらに占いは対人鑑定が基本ですから、知識だけではできないのです。

 

いままで何人占ってきたか、という経験が重要で、
それに比例して結果を読み解く能力が構築されるわけです。

 

アドバイスをする際にも、相談者の性格に合わせて、
やんわり伝えるべきかハッキリと断言したほうがいいのか、など経験がモノを言います。

 

占う機会が少ない場合、そのパターンが少ないために、
満足してもらえないことになってしまうわけです。

また、客観的に分析することが難しいのです。

弟子入り修行も、占い教室も、先生が解釈や鑑定の詳細を指導してくれます。

しかし独学は、その判断もすべて自分の能力のみとなるのです。

 

また、独りで学ぶより、
仲間を見つけ、自分の鑑定について第三者からのアドバイスをもらったほうが、
より深い知識を得ることができるのです。

 

原宿占術教室は、お客様のご都合に合わせた個人レッスン制です。

入会金・退会金はありません。

いつでも気軽に、ご自分のペースで始めることができます。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

そこそこ『いい線』いくのは簡単


昨日は名古屋主張でした。

土曜日は、将来の占い師候補さんたちと、
「どうやったら質の高い占い師になれるか」
という話をしてきました。

占い師になる女性たちは、
かならず何らかの精神的な問題を抱えています。

そういうタイプの人だからこそ、
占い師に向いているのです。

「平凡な人生なんて考えられない」
そう考えるひとって、
苦労性の場合が多いですよね。

かくいうぼくも、その類いの人種かもです。



占い師という仕事は、
そう簡単にできるものではありません。

基本的な知識があるのはもちろん、
鑑定話術がなくてはいけないからです。

話術だけでもダメです。
雰囲気を醸し出すのです。

そのためには
若い頃に、なんらかの苦労をしていること。

そして自分の長所と短所を正しく理解する。
理解するだけでいいんです。
長所を伸ばそうとか、
短所を治そうとか、
そういうことは考えなくっていいのです。

もともと素地があったら、
さらに眠っている魅力を引き出すんです。

ぼくは、そういう作業が得意です。

でも、残念なことに、
ある程度のレベルに達する前に、
多くの人は成長を辞めてしまうんですね。

かなり『いい線』になって来た時に、
向上をやめてしまう人が多い。

そういうとき、ぼくは、
それ以上何も望みません。

おそらくそれが、そのひとの
限界値なのかもしれないからです。

爆発的に成功する、
というのは、ほんの一握りです。

でも、そこそこ『いい線』いく、
これはけっこう簡単です。


さて。

ちょっとご報告が遅くなりましたが、
かもめベーグルの横浜ポルタ店が、
先月末で閉店しました。

 

 


現在は石川町のラボでの直販のみで
ご購入いただけます。

年明けには、通販をはじめます。
いま準備をしていますので
しばらくお待ちくださいね!


それと、
湘南ライフカフェですが、


ただいま店長候補を募集しています。



場所は、JR平塚駅のラスカです。

飲食経験者で、
お近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら、
ぜひご紹介ください。

基本的にジュースバーですが、
じつは、カレーライスがめちゃくちゃ旨いんです!

高島屋で苦戦したかもめベーグルも、
ラボの直販では予想以上の売上げがあり、
ほっとしています。

ですから、来年は、
ようやく湘南ライフカフェの立て直しに
本腰を入れられそうです。

事業というものは、
試行錯誤しながら、なんとかするもの。

ぼくは、たくさんの商売をやってきましたが、
最初から成功するビジネスなんてありません。

苦労しながら、すこしずつ軌道に乗せる。

けっして悩まないこと。
もちろん、考えるんですよ。
いろんな知恵を絞るんです。

すると、あるときパッと、
名案がひらめくのです。

それを繰り返していくうちに、
どんどん頭が良くなっていくんです。

いくつかのアイデアが浮かんだら、
それを信頼できる人に伝えます。

けっして自分でやってはいけない。
人を頼るんです。
人に任せるんです。

とりあえず、失敗してもいいから
やらせてみることです。

もしかしたら挫折するかもしれない。
逆恨みされるかもしれない。

でも、それを恐れていたら、事業なんて何もできません。

人を恐れないことです。

もっとも恐れるべきは、
自分のモチベーションが下がることです。

自分さえしっかりしていればいい。
すると、必ず協力者が現れます。

これは間違いのない事実です。

ぼくは、そういう経験をいっぱいしてきました。

これは疑う余地のない真実です。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

物質的と精神的な違い

 

先週のメルマガで、

『信用と信頼の違い』について書きました。

今日は、さらに踏み込んで
仕事上での信用と信頼の差を考えてみましょう。



社長と秘書の関係。
社長と経理の関係。
社長と店長の関係。


これらの関係は、会社にとって
信用だけでは成り立ちません。

会社の定款から内部事情、
さらに暗証番号や商品のルート、
商品の成分やレシピ、
お客様やクライアント、
仕入れ先などの情報など…

会社の秘密を知られても平気でいられる関係。

そこには信用を超えた『信頼』がなくては成立しません。

 

 

「信用」は物理的な関係ですが、
「信頼」は精神的な関係なのです。

先週も書いたとおり、
「信用」は何らかの実績や成果を必要とします。

その人の過去の行為や作品といった理的なモノに対して、
「これなら大丈夫」と信用するわけですね。

ようは「信用」というのは、
評価する人が、そのモノを作った人に対する方向です。

それに対して「信頼」は、
その人の実績や過去の振る舞いを見たうえで、
その人の人間性や習慣とかクセなど
目に見えない感覚に対して、
「期待に応えてくれるだろう」
という気持ちの表れです。

気持ちに気持ちで応えるのが
『信頼』なのです。

信用と違って「信頼」は
気持ちと気持ちのつながりのため、
双方向に働く感情なのです。

さて。


気持ちよく仕事をするためには
双方向の信頼関係を構築することです。

ですから、まず
『相手に信頼してもらう』
というテーマが課題になるのです。

会社と従業員の関係は、
まず会社が世間に『信用』してもらうこと。

そのあと、その会社に所属する場合、
面接とか試験に合格する必要があります。

そのときに、立場が逆転して
従業員が会社に対して、
信頼してもらえるよう振る舞うわけです。

学歴や実績などを丁寧に書き、
それを堂々とした振る舞いで、
謙虚に話せるかどうか。

そこを会社は見ます。

縁があって入社したあとは、
遅刻しないとか、サボらないとか、
途中で投げ出さないなど、
真面目に働いている姿を見せるわけですね。

そして会社側は、
従業員に対して『信用』だけでなく
「信頼できる人物になって欲しい」
と願います。

会社は、世間から
信用されることを考える。

給与を支払う、休日を与える、
福利厚生を用意する…など。
これらは担保があるので信用なのです。

しかし会社は、従業員に対して
信用を超えた信頼を求めます。

なぜなら従業員には、
担保がないからなんですね。

かりに仕事で失敗しても、
給与が減るとか、解雇はあるけれど
それを補填する義務がないからです。

業務上の過失があった場合、
損をするのは会社です。

あるいは株主とか出資者です。

 

それに比べて、従業員は、

謝れば済みます。

あるいは、いづらくなったら辞職する。

そのあと別の会社に転職できますよね。

でも会社は、そういうわけにはいかない。

続けていく責任があるのです。
立て直す義務があるのです。

これが会社の責任なのです。

そう考えてみると、
いかに経営者が大変か、容易に理解できると思います。

 

 

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「信用」より「信頼」を大切に


めっきり寒くなって来ましたね。
もう12月です。
さて。

寒くはありますが、
心が温まりそうな話が欲しいものです。

自分の身の回りも、
心が通った温かい関係にしていきたいですよね。


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「信用」より「信頼」を大切に
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相手のことを信じる場合、
「信用」と「信頼」といった
2つの言葉があります。

この2つですが、意味は違うんです。

まず「信用」ですが、
これは「信じて利用する」という意味です。

 


ビジネスでは「信用が大切」と言われます。
相手を信じて利用させてもらう。
そうすることで利害関係が成り立ちます。

お金が絡んでいる関係ですから、
信用できなければ仕事ができません。

ですから仕事では、
「ギブ&テイク」が基本なのです。

信用してもらうには「担保」が必要です。
担保があるからお金が借りられる。
担保があるから契約してもらえるんです。

それに対して「信頼」は、
「信じて頼る」と書きます。

これは家族や友人、恋人や夫婦など
無担保で付き合う関係です。

基本的に、利害関係を含みません。

純粋に相手を信じている。
つまり、利用するのではなく頼る関係です。

なぜ、お金や利害が関係しないのに
そういう関係が成り立つのか。

これは、相手への思いやりのおかげです。
見返りを求めない「ギブ&ギブ」の関係です。

恋愛ならば、
相手を「信用」するのではなく、
「信頼」することが大事です。

そこには「愛」を求める気持ちがある。

だから「信用」ではなく
「信頼」できることが、
幸せの条件なのです。

「信用取引」という言葉がありますね。
だけど「信頼取引」という言葉はないのです。
また、信用金庫はあるけど信頼金庫なんてない。

逆に「信頼関係」という言葉はありますが、
「信用関係」という言葉はありません。

「信用」とは過去の実績を基準にします。

ところが「信頼」は、
未来の期待値を信じているのです。

つまり信用とは、
何らかの実績や成果物があって、
それに対しての評価なのです。

そのため「信用」には、
実績や成果が必要なわけです。

実績や成果とは、過去の業績ですよね。
過去にあげた実績に対して「信用」するのです。

ところが「信頼」は、
過去の実績や業績だけではなく、
その人の今の生き方や、
将来のビジョンを考慮に入れます。

「この人なら任せても安心」
「この人なら秘密を守れるだろう」

と、その人の未来の行動を期待するわけです。

もちろん「信頼」には根拠が必要です。
が、その根拠が未来を向いているものなのです。

さらに言うと、
「信頼」してもらうためには、
まず「信用」が必要なのです。

「信用」があって、さらに
その上に「信頼」があるのです。

恋愛や結婚には、
こうした信頼という感情がお互いにあって
はじめて長続きするのです。

これは恋愛だけではありません。

仕事上でも、とても大切です。

 

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