本人に変わって代弁し、罪を軽くしてあげる
占いで出た鑑定結果が悪かったとしても、
それを吹き飛ばすくらいの明るい想念で
積極的にチャレンジしていく人が
最終的に「幸せ」になれる….
と、ぼくは思います。
ただし、悪い結果が出たととき、
「知っていてよかった」
と思うことも必要です。
悪いことも起きます。
それがいつからいつまでなのか。
時期をはっきり知っておいて、
その時のために準備をしておけばよいのです。
目の前が沼地だったら
避けて通ればいいし、
その先が崖だとわかったら、
引き返す選択も可能です。
占いは宗教でも道徳でもありません。
あなたの長所と欠点を教えてくれて、
そのうえで
「どうしたら幸せに生きていけるのか」
それを導き出してくれるのです。
ありがたがる対象でも、
怯える対象でもありません。
人生の安楽にむけて
おおいに活用すべきアドバイスだとお考えください。
ぼくがよく、お弟子さんたちに言うのは、
「一流の占い師は道徳を語らない」
「一流の占い師は説教しない」
ということです。
占い師は裁判官でもないし、
検事でもありません。
どちらかというと
弁護士に近い存在です。
相談者さんの癖を見抜き、
欠点と長所を把握して、
そのひとをかばってあげる。
本人に変わって代弁してあげる。
罪を軽くしてあげる。
これが、占い師の役割なんだよ…と。
まず、相談者の言葉を
すべて疑わずに信じるんです。
けっして途中で反論したり、
さえぎったりせずに。
このひとは、
なにを訴えているのか?
何に対して不安で、おびえているのか?
それを把握するまで、
ちゃんと質問するんです。
押し付けることもなく、
常識を旨とせず、
やや無秩序ではあるけれど
斬新な角度からみた
偏見のないアドバイスができたら、
間違いなく人気占い師になれるはずです。
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