光は東方より(Ex Oriente Lux) AI時代に日本が持つ設計図/コラム

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光は東方より(Ex Oriente Lux) AI時代に日本が持つ設計図

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昨日のメルマガには、予想以上の反響がありました。
「続きを読みたい」「久しぶりに希望を感じた」「日本の話で胸が熱くなった」
そんな声をたくさんいただき、ありがとうございます。

今日は、その続きを書きます。
テーマは、AIとロボット工学の未来。
そして、日本という国の性質についてです。



AI万能論の落とし穴

まずは、多くの人が誤解している点から指摘します。
「AIが進化すれば、ロボットも一気に賢くなり、すべてが自動化される」
という考え方です。
これは半分正解で、半分間違いです。

AIが得意なのは、情報処理やパターン認識、最適解を高速で出すこと。
一方で苦手なのは、想定外への対応や現場の微妙な違和感、
「今、止まるべきか」という判断です。
つまり、AIは「頭脳」にはなれても、「身体」にはなれません。

AIとロボットの時代において、日本は不利な国ではありません。
むしろ、これから価値が見直されていく国だと感じています。

ロボット工学という、日本の積み重ね

ここで重要になるのがロボット工学です。
ロボットは、
・どれくらいの力で触れるか
・人を怖がらせていないか
・どこまで近づいていいか
そうした言葉にならない判断を、身体で行う機械です。

この分野は、短期間で追いつけるものではありません。
日本が長年積み上げてきたのは、
・精密な制御
・人と共存する思想
・安全を最優先する設計
・失敗を前提にしない姿勢
派手ではありませんが、時間のかかる技術です。

そして皮肉なことに、AI時代になって初めて、
この「地味さ」が価値を持ち始めました。

なぜなら現実の世界は、正解が一つではありません。
状況は刻々と変わり、人の命や感情が絡みます。

医療、介護、災害、原子力、深海、宇宙。
これらはすべて、「失敗したらやり直せばいい」が通用しない現場です。
必要とされるのは、安さや数ではなく、信頼です。

東から昇る光

ここで、少しだけ暦と象徴の話をします。
今年の干「丙(ひのえ)」は太陽を表します。
太陽はすべてを照らしますが、支配しません。
競争もせず、ただ昇って沈む存在です。

日本は「日出づる国」と呼ばれてきました。
国旗も太陽を模した日の丸です。
そして西洋には、こんな言葉があります。

「光は東方より(Ex Oriente Lux)」
これは聖書の直接の言葉ではありません。
しかし、聖書的世界観の中で育まれたとても象徴的な表現です。

真理、救い、始まり…それらは、東からもたらされる。
面白いのは、日本がこれまで選んできた道が、
「丙=太陽、東から昇る光」という象徴と、
驚くほど重なっていることです。

支配しない技術という選択

日本は一貫して、こうした姿勢を選んできました。

・支配しない
・押し付けない
・置き換えない
・人を主役にしたまま支える

AIやロボットの分野でも同じです。
太陽は世界を操作しません。
でも、世界に太陽がなかった日は一日たりともない。

日本の歩みは、それに少し似ています。
派手に勝つことはしない。
声高に主張もしない。
でも、気づけば欠かせない場所にいる。

日本のロボット観の源流

AIとロボットの未来は、競争の物語ではありません。
共存の設計の物語です。
日本のロボット観は、アニメにも色濃く表れています。

世界で初めて「ロボットと戦争」を本格的に描いたアニメ、
『鉄人28号』は、戦争技術の後始末の物語でした。
鉄人28号は、正義の味方ではありません。
もともとは戦争のために作られた日本陸軍の秘密兵器でした。

『機動戦士ガンダム』では、ロボットは完全に「兵器」として描かれます。
正義も悪も単純ではなく、ロボットはただ戦争に使われる
道具として消耗されていく。

『装甲騎兵ボトムズ』は、もっとも戦場に近いロボットアニメ
英雄も正義もない、生き残るだけの戦争。

『新世紀エヴァンゲリオン』では、ロボットは人間の内面と結びつきます。
戦争と精神世界の融合、人類存亡を賭けた戦争。
ロボットではなく「人造兵器」で、操縦者の心が壊れていく描写。

このように日本のロボット作品は、
「勝つための兵器」を描いてきたわけではありません。
問い続けてきたのは、戦争を機械に肩代わりさせていいのか。
その責任は、最終的に誰が負うのか、ということ。

AI時代、日本が持つ設計図

ロボットは、人を守る存在であると同時に、
人間の罪や選択を背負わされる存在でもあった。
この感覚は、日本人がAIやロボットに向き合うときの
基本姿勢につながっています。

置き換えるためではなく、引き受けさせる。
支配するためではなく、危険を引き受けさせる。

だから日本のロボットは、どこか苦しそうに描かれるのです。
そしてそれは、AIとロボットの
未来を考えるうえで重要な出発点なのだと思います。

昨日は資源の話をしました。
今日は、知恵と技術、そして国の性質の話です。
共通しているのは、誰にも脅されず、自分の足で立つ姿勢。

そのための準備が、いま静かに進んでいます。
そう思うと、未来が少し楽しみになりませんか。


星読み師taka(中島多加仁)

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