2012年 壬辰(みずのえ-たつ)六白金星。謹賀新年。/コラム

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2012年 壬辰(みずのえ-たつ)六白金星。謹賀新年。



新年あけまして、おめでとうございます。



2012年は壬辰(みずのえ-たつ)六白金星になります。





昨年は、日本にとって波乱激動の一年でした。



一番大きな出来事は、言わずもがな、東北地方の大震災、



そして原子力発電所の崩壊と放射能による脅威でした。





震災を通じて、家族や縁のある人の「絆」がいかに大切か、



これほど痛感した年はないでしょう。







激動の時期であればあるほど、



信頼できる人や、縁の深い人との絆を強く意識したいと思います。







さて。本来、1年の始まりは立春がスタート。



ゆえに2012年の始まりは年2月4日からです。



しかし「気」というものは曖昧に、緩やかに移り変わっていくもの。



ゆえに、2011年の後半から、徐々に翌年の気が流れ込んできています。





西暦では2012年ですが、干支暦でみると、



2012年は「壬辰(みずのえ・たつ)」という年です。



この干支(え・と)とは、



「十干」と「十二支」の組み合わせで作られています。





世の中は「時間」と「空間」で構成されています。





十干を「空間」として、



十二支を「時間」とし、



その交差するところが「現在」ということになります。





この構造をもとに考察するのが「干支学」という暦による運命学です。





ですから、2012年の「壬辰」は、



「壬」の空間と「辰」の時間を合わせた時空間とみるわけです。





「壬」という十干が持つ性質や意味、そして



「辰」という十二支の性質や意味を理解していくのです。





さらに、もう1つ、忘れてはならないのが「九星」です。



2012年の九星は「六白金星」です。







十干を「天」の気、



十二支を「地」の気として考えた場合、



九星は「人」の気となります。





「天地」の時空間に、生命の気が重なり合って、



「その歳の気」が形成されるわけです。







壬は、糸巻きの形。心棒に糸が巻かれて太っていくイメージ。



女へんで「妊」となり、にんべんで「任」となります。





陽の水ですから、表面に現れ出でる水です。



怒涛のように流れる水を意味します。





壬水そのものは、自然現象と見たとき、



海、湖、雨、雪、氷、川といった事象の関連する事柄です。



ゆえに水害に注意が必要です。







辰は「春の土性」に属します。



「伸長する」という意味で、植物がツルを伸ばし発展する様子でもあります。



辰は、震であり、伸であり、進なのです。



九星の「三碧木星」と似た意味をもっており、草木の発育伸長です。



また、震を振とみるから、振動を表わします。





過去のすべての善業と悪業が現れ出でる年が、辰年の特徴です。



勃発という意味もあり、大音響と天に響き渡る雷、



地を振るわせる地震という象意も含みます。





また辰年は「振るう」とみて、



振動、驚愕、地震、怒声という象意がありますから、



革命や改革、破壊の最たるイメージでもあります。





ちなみに十二支の中で、辰と戌のことを「暴悪宿」といって、



タチの悪い特徴を持つ星とされています。





このような象意ですから、地域的な革命活動や、



紛争などが頻発することも考えられます。





辰は、もともとは土の性が強い星です。





「壬」と「辰」を五行の相性相剋でみると、



「土剋水」の大凶の卦となります。





しかし、おかしいですよね。





このような土と水の地震と津波の暗号が隠された年なのに、



その現象が、前年(2011)に起きているではありませんか。





多くの干支学者、暦学者、そして占術家たちが、



昨年の地震を予言していませんでした。





なぜならば、



占い師は予言者ではないからです。





かくいうぼく自身も、



昨年の地震は、予言することができませんでしたし、



ぼくの周囲にいる有能な占術家の先生方も、



誰一人として、予言した人はいませんでした。





あとづけで「あてたことにした」人は大勢いましたけど。





ぼくがいつも言うことに、



『占いは「依頼者」に関わることしか分からない』



という文句があります。





ゆえに、国の主席が依頼者となって質問した場合、



それは当たるとおもいます。







さて。



2011年は、辛卯の七赤金星の年でした。



そして地震が起こった3月も、じつは七赤金星辛卯の月でした。





年盤と月盤がまったく同じだったので、



昨年の3月はとても強い凶意を含んだ月だったのです。





昨年は七赤金星ですから、



大地の下で起こる大振動、地震を意とする「震宮」に、



同じく地震や破壊、天変地異を表す「五黄」が同会していたことにも注目です。





その本来の定位の「兌宮」には



九紫火星がいて「暗剣殺」と「破」が付いています。





九紫火星には、「火」という意味合いが強いですから、



そこからイメージできるものは火山、火事、そして爆発など。





これはこじつけですが、原子力発電所の爆発も、



九紫の「暗剣殺」と「破」による影響があったと思います。





そういった年周りですので、災害だけでなく、事業や日常生活など



すべてに妨害が入り、日本全体がとても厳しい年となってしまいました。





当の総理だった管さんも本命星は九紫火星でしたから、



そうとうの苦労を背負わされました。





一国の首相の運勢と相まって、昨年の日本は一層混迷したのかもしれませんね。







昨年の七赤と同じく今年の六白金星も



定位置には「暗剣殺」と「破」が付いているので、



やはり凶意の強い年となってしまいます。





九星の中でも「七赤」と「六白」に付く暗剣殺が一番強いとされています。





「暗剣殺」とは、その名のとおり



暗闇でいきなり刃物を突きつけられるような災いであり、



七赤と六白は両星とも「刃物」を意味する金性であるため、その凶意が強まるのです。





ところで「六白金星」を意味するのは、大企業や官公庁など



「権力」を表わす星ですね。



つまり、これらが危機に瀕する危険性があります。





人物でいうと、地位の高い人を表しますので、



大きな組織のトップに立つ人、官職にある人、



そして総理大臣や天皇陛下も表します。





また、高いところからの墜落事故という暗示もあります。







大事に至らない年であることを願ってやみません。





まぁしかし、暗い話しばかりしていては生きている意味はありません。





どんなに辛いことがあっても、



人は生きてゆかねばならない。





せっかく生きているのなら、



笑顔を絶やさず、前向きに生きていたいですよね。





そのためには、



まず自分自身を安定させること。



安全な住居を確保すること。



そして、なにより、



誰とも争わないこと。





これが今年2012年のキーワードとなります。





いかに争いを避けるか。



まさに宮本武蔵の「五輪書」です。





これさえ心得れば、



どんな苦難にも平然と立ち向かえることができるでしょう。





人を批判しない。



誹謗中傷しない。





仮に自分が批判や中傷にあっても、



おどおどせず、怒りもせず、



泰然自若としていること。



反撃しないことが大事です。







そして、やはり(本物の)風水を学ぶこと。





気休めではなく、



実際面で効果が高い「地理風水」を習得し、



自分や大事な人たちを守り抜くこと。





これらを強く実感させてくれたのが、



昨年の大地震でした。





同じ過ちを繰り返さないためにも、



今年はさらなる自己研鑽に励み、



有意義な本物の占術を広めるべく



勤めてゆきたいと考えています。









星読み師★taka(中島多加仁)












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