日本では1500年も昔から２つの宗教が共存してきた/コラム

　昨日のコラムで、タイ古式マッサージのことを書いたら、さっそく問い合わせが2名ほどきました。占い師の瓔珞ルノンさんは、プロの本格マッサージ師として長く活動しています。マッサージの中でも、とくにタイ古式はストレッチ要素がたくさん含まれています。「2人でするヨガ」とも言われ、世界で一番気持ち良いマッサージです。なんと、2019年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。

https://www.mariahouse.co.jp/salon/

　毎月のように思いがけない方法で欲しい人材がやってきます。「こういう人材が欲しいなぁ」と思っているとなぜか不思議とやってきます。ぼくが毎日メルマガを配信できるのは、メンタルがまったくぶれないからです。腹が立つ出来事なんて毎日欠かさずあります。

　しかし、その怒りを表に出すことなく、さりとて内に溜めることもしないで自然に流す…そういうテクニックをぼくは３５歳で身につけました。そのお陰で運が上がったような気がします。感情をコントロールするだけで、円滑な人間関係を築くことができます。そもそも人は悩みが尽きない生き物。

　人間関係が解決したら、つぎは金銭や仕事の悩み。金銭や仕事の悩みが解決すればこんどは美容の悩み。とまぁ、次から次へとキリがなく発生するものです。では、なぜ人は悩んだり苦しんだりするのか？この哲学的な疑問は、はるか昔から現代まで、大きなテーマとなっています。

　ところで日本では1500年もの昔から２つの宗教が共存してきました。それが「神道」と「仏教」です。なんでも受け入れる日本人らしい宗教観によって、これら２つの異なる思想が並立していたわけです。

神道は...お祭りや神棚など祭典という形で生活に馴染んでいます。
仏教は...仏壇や墓参り、お盆など供養という形で定着しています。

　ちなみに、神道の【ケガレ】の概念は、仏教にはありません。ケガレの概念は、寺院へ行くぶんには全然かまわないわけです。なぜなら『自然への感謝』と『禊祓（みそぎはらえ）』を起源に持つ神道と違って、仏教が重視したのは【人の心】だからです。

　「なぜ人は悩むのか？」という、ひとつの素朴な疑問から仏教は発生しました。そこからさらに突っ込んで、「なぜ人は、悩むような考え方をするのか？」という論点に到達します。「じゃぁ、どうすれば悩みが減っていくの？」と沈思黙考したのが、仏教の創始者であるお釈迦様。仏典にはさまざまな思想がありますが、あくまで基本は【人の心とその動き】なんです。

　今の時代でいうと心理学や哲学みたいなもの。お釈迦様はそれを徹底的に追求したわけです。先入観に縛られた当時の人たちに理解できるよう馴染みのある言葉で例え話を織り交ぜながら。スピーチした言葉が、釈迦の弟子たちによって文書化されて伝わっているのです。お釈迦様が考えに考えた【悩まないための心理学】は、死後2500年経ても色あせず受け継がれています。

　教理教典が存在しない《神道》とそれを日常的に信じる日本人。そんなぼくらの倫理観の発展に、仏教は一役買ってくれたのです。タイ古式マッサージは仏教と同じく2500年の歴史です。疲労や肩こりの改善だけでなく、ストレスの緩和や精神面での効果も期待できます。なぜなら、人体に流れるエネルギーラインを刺激することで体調を整えるからです。このエネルギーラインを「セン」と呼びます。

　タイ国では「ワット」と呼ばれる仏教寺院があります。そこではタイに西洋医学が流入する以前、体調改善のため僧侶にマッサージの手法を相談していたのです。そのため、仏教とタイ古式マッサージは歴史的に深い関わりがあるのです。タイマッサージは、普通の体ほぐしではありません。

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健康になりたい！心も精神も綺麗になりたい！
そういうあなたにタイ古式マッサージをぜひ受けてみてほしいのです。