明智光秀は本能寺の変のとき神社でおみくじを三度も引いた/コラム

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明智光秀は本能寺の変のとき神社でおみくじを三度も引いた

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 年が明けて2日目です。昨年の正月は、娘を連れて名古屋に行き、実家で年を越しました。しかし今年は、東京の新居でのんびりしています。「今年の運勢を占ってください」という依頼がたくさんあります。年初めに1年の運勢を占う習慣は、太古の昔より変わっていません。「今年1年の運勢占い」で、もっともメジャーなのが、おみくじですよね。ちなみに、ぼくはおみくじをひきません。それには理由がありますが、なぜひかないのかは別の機会に譲ります。


 さて、天正10年6月2日、明智光秀が謀反を起こしました。そう、本能寺の変です。この本能寺の変に際し、明智光秀がおみくじを引いたんです。本能寺に出陣する前に、京都府左京区の愛宕権現堂にて熱心に祈願しておみくじを引きました。でた結果は、なんと凶でした。


「忠義をつくしても、その功が現れぬがゆえに憂い悩む」「しかも生死は七、八分まで死す」

 光秀は、その結果に愕然として、再度おみくじを引きます。二度目に引いたおみくじが、またもや凶でした。

「万事我たのみに思うものに、裏切りせらるる形なり、油断すべからず」

光秀はがっかりします。そこで、三度目のおみくじを。2度の凶を経て、三度目の正直。「大吉」が出たことで信長を撃つ決心したんです。しかしながら運勢項目の「生死は死すべし」は的中。さらに「たのみに思うものに裏切りせらるる形なり」の通り、光秀は本能寺の変のあと、盟友であった細川幽斎と高山右近らに裏切られます。本能寺の変から11日後、山崎の戦いで生涯を終えました。

 おみくじも、れっきとした占い。当たるんですよね。その頃の「運勢占い」は、現代のように、個人の運勢ではなく、「国家が安泰かどうか」を占う厳粛な行事でした。その時に使われていたのが、「亀卜(きぼく)」とか「鹿卜(ろくぼく)」という占い。

 まず、亀の甲羅や鹿の骨を焼く。するとヒビ割れができる。その割れた形を見て、吉凶を判断する。それが民間に伝わり、現在のような形になったわけです。

 太古の占いだった亀卜や鹿卜。この「卜」という字。「卜術(ぼくじゅつ)」の卜です。占いのジャンルのひとつで、『タロット』や『易』などです。生年月日や生まれた時間を使わず、あらかじめ占う内容を決め、偶然出た、カードやサイコロの目、数字などを判断の基準にする。占えるテーマや期間は広くないが、細かい判断や解釈ができるんです。


 重要なのは、あくまで《偶然》であること。「占い」を意識しはじめた人々は、《偶然》あるいは《突発的》に起こった出来事を「神の意志」だと感じたのです。

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