頭の回転が速くなると仕事の処理速度がアップします/コラム

　今月25日はマリアハウスの創立記念日。プチ講演会が16時30分から50分あります。ちょうど紫微斗数の主星シリーズが完結しているので『14主星別2024年の開運法』と題したセミナーをやります。こちらはzoom参加できますし見逃し配信も1週間ありますから、ぜひ奮ってご参加ください！そして現地参加の場合、18時から立食パーティです。最短でプロデビューした占い師が一堂に集まります。実際に会って、その目で確かめてください！

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　昨日のコラムで、『本を読まないと頭が悪くなる』という記事を書きました。誤解をされやすいのですが、本を読むと頭が良くなる、という意味ではありません。本を読んでいる人でも頭が悪い人はいます。ただし、本を読まない人で頭が良い人はいない、というのは事実です。ただし、まれに本を読まない天才肌という人物がいます。それと職人のような経験則で生きている人もあまり本を読みません。ただ、やはりどんなに天才であっても本を読まないと価値観は劣化していきます。

　ちょっとしたパラドックスですが本を読んでも頭が良くなるかどうかわからない？ならば読まない方がいいのか、というと、そうでもなく。本を読まないと頭は悪くなっちゃうんだ。だから、バカにならないために仕方がなく本を読む。と、これだと本末転倒。なぜなら読書とは、楽しいから続くのです。

　本を読まない人は、読書が楽しくないと感じているのです。楽しいと感じないせいで読書をしなくなるのです。本を読むことが楽しい、だから寝る時間を削ってぼーっとしたりテレビ見る時間を読書にあてるわけだよね。普通の人が本を読むスピードは1分間に約500文字といわれています。早い人ですと1分でだいたい800文字読めます。ちなみに人間の話す平均速度は、１分で300文字程度です。

　ぼくは話すとき、通常の1.5倍速でしゃべります。そのほうが短時間でたくさんの情報を相手に伝えられるから。で、言葉を吐き出すことで頭の回転が速くなっていくのです。頭の回転が速くなると無駄な思案をする時間がなくなり仕事の処理速度がアップします。その結果、仕事が早く終わるのです。

　そもそもなぜ人は本を読むときゆっくり読みがちになるのか。多くの人が小学2年か3年で読む練習をやめてしまい、その状態で学習し続けるため読む能力と読む技術がそこから伸びていないのです。また、読むときに誰かの話を聞きながら、テレビを見ながら、数分おきにメールをチェックするので、注意がおろそかになって内容をよく理解できず、同じ段落を何度も読み返してしまう。

　本の同じ行を気づくと何度も読んでいる状態それを「返り読み」といいます。またの名を「うろうろ読み」とも。視線が、すでに読んだところへ戻って読み直す癖です。読書が遅い人はこの癖を持っています。たいてい無意識なので修正しようとはしません。無意識とはいえ、何度も同じ箇所を読む行為はよく理解できるような気がします。

　しかし現実はまったくその逆なのです。返り読みをすると、読んでいる文章の意味や要点がわからなくなるのです。ひとつだけ、コツを教えますね。本を読むとき、蛍光ペンと付箋を用意します。読めない熟語や意味がわからない文脈があったら。すばやく蛍光ペンでチェックし、付箋をつけておくのです。で、最後まで読み終えたら、付箋が貼られたページを読み返し、知らない単語を調べるのです。

これが早く読むコツです。他にも裏技があるのでオンラインサロンとかでお話ししますね。