大晦日と福の神/コラム

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大晦日と福の神


さぁいよいよ1年の最終日、
いわゆる『大晦日』です。

今年はどんな年でしたか?

ぼくもいろいろありました。



一番おおきな出来事は

シェアサロンとワーキングスペースと

カフェを同時に立ち上げたことでした。

 

同時に、今までとは違った

あたらしい人材と人脈がたくさんできました!

 

 

さて。

大晦日は《大きい晦日》と書きます。


晦日(みそか)は《つごもり》ともいい、

月の最終日のこと。

そして今月は、
いうまでもなく1年最後。

最終日なので、

大晦日というわけです。


大晦日といえば、大掃除をしたり、

年越しそばを食べたりします。

紅白歌合戦も定番ですね。

神社では年越しの

大祓(おおはらえ)を行い、

寺院では除夜の鐘が響きます。

 

 

なんだか世間全体が、

特別な雰囲気に包まれる日です。

 

年が改まって、心機一転。


「大晦日」をメインにした年越しの行事は、


本来《ある存在》を歓迎する、
大切なイベントなのです。


その、ある存在とは、
歳神様(としがみさま)のことです。

 

 

では歳神様って、
いったい何でしょうか。

簡単にいうと《福の神》です。

詳しく分類すると
3種類に分かれます。

ひとつ目は《太歳(たいさい)》。

木星を神格化したもので、
占いに使われます。

ふたつ目は《歳徳神(としとくじん)》。


節分に食べる
恵方巻きってありますよね。


その《恵方》を司る神様で、
五行の法則をもとに生み出された

方位の神です。

みっつ目は《大年神(おおとしのかみ)》。


神話から生まれた穀物の神様です。

 

いずれにも共通するのが、
「春」というキーワード。


とくに日本人のような農耕民族は、
植物の生命こそが運命を左右する
偉大な存在でした。


気温の上昇とともに、
草木は芽吹く光景を見て、
新しい運気のはじまりを予感したことでしょう。


「春」という言葉には、
そうした生命の息吹と

1年の期待が込められています。

「歳神様」とは、
春への期待と畏敬の念の象徴。

それが福の神の正体です。

新年のことを

「新春」ともいいますね。

でも「春」というには、まだ寒すぎる。


「新暦」を採用している現代では、
実際の気温と違和感があります。

ですが「大晦日」も「新春」も、
本来《旧暦》の行事の名残りです。

旧暦を使っていた当時の人にとって
大晦日とは、新しい春、
つまり「歳神様」がくる前日。

掃除をすませ、心身を清め、
「歳神様」を丁重に迎え入れる。

そんな儀式を行う日でした。

今日は、いっそう清浄な心で、
歳神様を迎える準備をしてください。

それでは、よいお年を!

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

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