倫理によって恐怖心を与えたら未熟なまま大人になってしまう
占いには『四元素』とか『五行』というものがあります。
四元素とは、地・水・火・風です。
五行とは、木・火・土・金・水です。
もし、あなたに火や水が多かったら…
技術や芸術や宗教を
とことん極めて生きるべきです。
そうすればスピリチュアルの奥義を知ることができます。
さらにはスピリチュアルを超えて、
自然体で生きることができます。
火が強いなら、さんざん戦って、
負けたり勝ったりすればいいのです。
そうして最後には、
とても平和的な感覚になります。
「ケンカしたら周囲から批判される」
そんな平凡な常識に、とらわれる必要はありません。
倫理によって恐怖心を与えたら、
未熟なまま大人になってしまうのです。
子供に恐怖心を植えつけると、
いろんな可能性を失ってしまいます。
よく、
「子供を鑑定して欲しい」という依頼があります。
いつも、ぼくが言うのですが、
たいせつなのは、その子供の運勢だけではなく、
母親の育て方なんですね。
母親が恐れを持って生きていると、
子供はすくすく育ちません。
愛情という大義名分によって、
「あなたのためだから」との助言が
子供に恐怖心を植えつけてしまう。
恐怖心を植え付けられて育成すると
可能性を束縛してしまいます。
すると、それが原因で、運勢が下がっていきます。
恐怖心のある人の発想は、とても消極的なのです。
もし、それをやったら、どうなるのか分からない
だから不安でなにもできない…
つまり、
保証がついていないと、その道を歩めない状態です。
よく考えてください。
安全で保証のある未来なんて、あるわけありません。
ありえないものを求めてしまうと、
恐怖心でいっぱいになるのです。
勉強しないとダメな大人になる。
お金がないと貧しい暮らしになる。
そういった育て方をされたら、
心は恐怖でいっぱいになります。
でも多くの親は、
それが愛情だと勘違いしているのです。
たとえ一流大学に入ったとしても、
上には上がいることを痛感するだけです。
仮に一流会社に入ったら、
海外の超一流大学と比べられ、
非力さを痛感するでしょう。
また、本当に有能な人は、
就職などせずに起業するものです。
勉強なんかできなくてもいい。
スポーツなんかできなくてもいい。
お前は良い子だよ…と育てられたら
恐怖心など生まれずに、劣等感のない大人に育つものです。
ただし、人にはそれぞれ、
持って生まれた気質というのがあります。
その気質にあった環境を選ぶ、
そのために運命学はあるのです。
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