男女学を考えてみる。/コラム

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男女学を考えてみる。

 

「女性差別をなくしましょう」という話をよく聞きますよね。

それはもっともな意見です。


しかし「女性のために」といいますが、

女性だからこそ得なことも多いと思います。


今「女性の時代」と叫ばれていますが、

そういう感覚は昔からあったような気がします。



男と女は生まれながらに、

生物学的な性(セックス)も

社会的な性(ジェンダー)も違います。



また、いろんな形態の競争で

他の同性に勝てるように適応するよう、親から教育を受けます。

 

あまりにも窮屈な「男らしさ」が、

妻や恋人への暴力の原因になってしまうこともあります。

 


たしかに男の暴力の起源は、育ちの問題だけではありません。

遺伝的にプログラムされているものもあります。

男の暴力とは、社会的性などによって形成される繁殖戦略だからです。


チンパンジーやオランウータンの雄は、

あたりまえのように雌をレイプします。



それは多くの雄が、自然淘汰の繁殖競争に勝つ ための適応能力とされています。

そして殺人の根本的な原因も、また生物学的なものなのかもしれません。

それは、繁殖を有利にするための個人的な利益からうまれるもののようです。


すでに獲得した大きな利益を保持のために、

男を「殺し」へと駆り立てるように設計されて、

性淘汰によって雄の魂に暗号化された本能だとも解釈できます。


さらに戦争は、まさに男たちの繁殖のための、のるかそるかの賭けでした。

戦争という生命を左右する危険に見合う、

いちばんの価値ある目的は「女」の存在です。



あるいは、より多くの女たちとその子孫を惹きつけたり、

支えたりできる資源だったのです。


男(雄)が「戦争」を通じて求めるのは、自分の一族を利己的に拡大すること。

つまり安定した社会を形成することに起因します。


なぜ雄は戦争をするのか。


「ただ、より多くの子孫を残したから」

 というのがその理由なのかもしれません。


世界中の男たちは、

戦争で勝利する確率を高めるために「結束する」 のです。

人間は生まれながらにして白紙状態ではありません。

人間の本性は、

「個人の生存と繁殖という究極的な機能に役立つもの」

なのです。


殺人を取り上げて考えるとき、

その基本は「きびしい繁殖競争の世界」であって、

そこでの勝者が、何百万年にもわたって、

受け継がれる遺伝子を決定してきたのです。



この遺伝的の傾向を、いかに克服するか。

これが現代人の課題だと言えます。



女性への暴力、レイプ、殺人そして戦争などは、

先祖からの生物学的な悪の遺産なのです。


それを適切に押さえる術を身につけることが、

人類の進化だといえるでしょう。


かつては暴力は、男と女の繁殖という進化でされた行動でしたが、

文明が開かれ、人類が文化的になってきたいま、

「男と女では、精神も感情も優先事項も違うのはなぜか」

と、つねに考えなくてはなりません。



誰も口には出しませんが、

お酒の酌やお茶くみは女がするもの

パソコンとか重い機材は男が運ぶのが当たり前

という意識が、大なり小なりあるはずです。


お酌やお茶くみが差別というのなら、

レディーファーストはどうなるのでしょう。


船が沈んだときや災害救助は女性が先です。

男の命よりも女の命のほうが重いというわけですね。



ということは、フェミニズムの考え方では

レディファーストを肯定できないはずです。


女性は悲しんだり落ち込んだりしていると周囲が慰めてくれますが、

男性は「情けない」と馬鹿にされてしまいます。


これが男性の犯罪発生率の上昇、

とくに女性に対する性犯罪の心理的な原因になっているという説もあります。

 

つづく

 

 taka

 

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