霊符の注意点
霊符を持つにあたって注意する点が、いくつかあります。
まず、あたりまえですが、粗末に扱わないこと。
願掛け中の霊符を他人に見せたりしないこと。
それと万が一、霊符を無くしてしまったときは、
その霊符に込められた「祈願」を、いったん解くことです。
霊符を持つのも、手から離れるのも、それはすべて「縁」です。
その願いに縁がない時期だったか、あるいは叶う前兆かのいずれかです。
再度同じ符を作るのではなく、しばらく様子をみることです。
それと、
願いをしっかり叶えて貰うには「代償」が必要です。
いちばん手っ取り早いのは、
産土神社(うぶすな-じんじゃ)へお賽銭をあげるのが効果的です。
正式には、お賽銭の代わりに「金紙」を焼き、線香を焚き、供物を供えます。
金紙は前金で焼き、願いが叶ったら、お礼としてまた焼きます。
しかしぼくの経験では、一般人対象の場合なら、そこまでしなくても大丈夫でした。
「霊符って、どんな願いでも叶えてくれるの?」
という質問をよくされます。
基本的には、その願いにあった種類の霊符を使うことです。
そして自分の身の丈に合った願いなら、かなりの確率で叶えてくれます。
とうぜんですが、
努力をせず尊大な望みを願うとか、
ひとの恋人を横取りしたいとか、
あるいは犯罪や、呪いのたぐいには使うべきではありません。
「人を呪わば穴二つ」
他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺され、
墓穴が二つ必要になる……という意味です。
人を陥れようとすれば、かならず自分にも悪いことが起こるのです。
taka
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