野心の火を絶やすな── マネジメントとは舵を握る覚悟
「爆発的に売れたい!」
そんな声を、最近あまり聞かなくなりました。
穏やかに、安定して、ほどほどに…もちろんそれも一つの生き方です。
けれど、そこには“火” を感じません。
燃えていない占い師を増やしてしまったように感じます。
今日はそんな懺悔と反省を込めて、『野心家 × ほしよみ堂』
というテーマで語ります。
野良の占い師に宿る、生存の炎
街に出れば、夜の片隅で孤独に生きる“野良の占い師”たちがいます。
彼らは、守る人も保証もない世界で、自分の腕一本で稼いでいる。
生存本能がむき出しだから、目が鋭いんですよね。
だからこそ野心が生まれるし、生き抜くために燃える。
その「火」が、彼らの美学なんです。
安心は毒になる──ぬるま湯が牙を奪う
一方で、ほしよみ堂は環境が整っています。
仲間がいて、看板があり、支援もある。
たしかに、そこには“安心”がある。
でも、安心はときに毒にもなります。
ぬるま湯は人を眠らせ、「大丈夫、何とかなる」と思った瞬間が停滞の入り口。
守られている人間は、知らず知らずのうちに牙を抜かれてしまうのです。
ぼくは、安心と野心の両立を望んでいます。
守られながらも燃えている人。
そんな人が、組織を動かします。
“火”を持つ人が、未来を変える
野心家は、組織の中でもっとも貴重な存在です。
全員が穏やかなら、場は腐っていく。
火を持つ人がいなければ、空気はよどみます。
だけども、ほしよみ堂は火を絶やさないための場所。
優しいだけでは、時代を越えられません。
協調性よりも突破力、癒しよりも推進力。
野心を持つ人こそが、未来を変えると信じています。
「売れたい」「一番になりたい」と言える人を、ぼくは心から尊敬します。
野心は恥ではない。
それは生きる証拠なのです。
目的はただひとつ
ほしよみ堂の理想は、守られながらも燃え続けること。
理念が目的を生み、その先に「目標」が掲げられます。
そして、その目標を現実にするのがマネジメントです。
マネジメントとは、人を管理することでも、仕組みを作ることでもありません。
目的はただひとつ。
目標を達成すること。
売上、利益、信頼──
それらを拡大していくことが、経済活動としてのマネジメントなのです。
舵を握る覚悟、それがリーダーの炎
どんなに理念が立派でも、数字が伴わなければ継続はできません。
お金を回し、人を動かし、場を育てる。
この三つが揃って初めて、マネジメントは機能します。
ぼくは「管理職」ではなく「舵取り」として生きています。
方向を示し、スピードを調整し、全体を目標に導く。
そこに必要なのは、愛や優しさではなく、鋭い判断力です。
優しいだけのリーダーは、誰も成長させられません。
厳しさの裏に温度がある。
それが、本当のマネジメント。
そして、その舵を握る覚悟こそが、リーダーの“炎”なのです。
炎を継ぐ者、求む
ほしよみ堂の末端には、たくさんの占い師がいます。
けれど、その末端占い師を束ねるリーダーが必要です。
ぼくの弟子たちには、そのリーダとなり得る人材が7人ほど育ってきています。
しかし、まだ足りません。
組織を次のステージへと進めるためには、その倍の14人は必要です。
ぼくの元で活躍するリーダー候補者を求めています。
我こそは、と思う人。
火を絶やさぬ覚悟を持つ人。
立候補を、心から待っています。