コラム/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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自分がどのフェーズで止まっているのか観察する必要がある

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 1月11日は、『運気爆上げマスター講座』で、93名の申込者のうち70名ほどがリアル参加されました。講義は録画されていますので、あとから何度でも見返すことができます。編集してからの配布なので、数日かかりますのでお待ちください。また、感想をTwitter(現在X)にて書いてくださると嬉しいです。

『ダニング・クルーガー効果』とは


 人は未熟な時期、自己評価が正しくできず、過大評価してしまう傾向にあります。これが『認知バイアス』という心理現象のひとつです。認知バイアスとは、生活習慣や人生経験から思い込みや固定観念によって非合理的な判断をしてしまう価値観の壁です。先入観や思いつきが作用して実際の評価とかけ離れた錯覚です。

 人はレベルが低い時期、他人の能力が認識できません。そして、自分の方が優れていると感じ、正しく自己評価できない非合理性を生み出します。これを『ダニング・クルーガー効果』と読んでいます。イギリス出身の二人の心理学者が1999年にアメリカの大学で研究し、自己評価が客観的評価より高いことを定義したのです。自意識過剰と同一視されますが、じつは意味が異なります。そもそも自意識過剰とは、他人からどう思われているかを意識し過ぎた状態のことです。

 未熟な人が少し知恵を得てしまうと、「自分は完全に理解した」という気持ちになるもの。これを『馬鹿の山』と呼んでおり、ここで止まってしまった人は永久に愚か者状態で一生を終えます。さらに少し学び進めると、全体の大きさを知りますから「あぁ、私は未熟だった」と自信を失ってしまいます。この第2フェーズを『絶望の谷』と呼んでいて、ここで止まってしまった人は自信喪失となって負け組人生を過ごします。



 さらに学びを進めると、「ようやく理解できるようになった」と自信を持ち始めます。この第3フェーズを『啓蒙の坂』と呼び、常識人と言われるようになります。さらに学び進めると知恵が成熟し、得意・不得意が明確になり、正しい自己評価ができるようになります。この第4フェーズを『継続の大地』と呼び、人から尊敬されるようになります

 経験が足りず、知恵や能力が低いのに根拠のない自信がある状態は自身を過大評価してしまっている第1フェーズ(馬鹿の山)です。悩みが多くて前に進まない人は、いま自分が、どのフェーズで止まっているのか冷静に観察する必要があります。

 たとえば、あなたの周りに、以下のような人いませんか?

少額で株をはじめて数ヶ月で資産が倍になったので、追加で有り金を投資したら予測がはずれて全額失った。
ライバルより優秀だと思い、能力を超えた仕事を請けてタスクオーバーで問題が起きた。
周囲の評価に耳を傾けず、自信に満ちた発言をしたら評価が低くて恥をかいた。

 いかがでしょう。もし、そういう人がいたら、自分にもそういう傾向がないか振り返ってみてください。パートナーや家族がそうなら、あなた自身も同じ可能性が高いです。なぜなら夫婦や親子は、ほぼ同じレベルだからです。

 小さな知恵を得たときメタ認知の欠如が生まれます。ほんの少しの情報だけなのに、まるでそれを熟知したかのように錯覚してしまうことは大問題を引き起こします。本当に熟知した人と比較したとき過大評価だったと気づくでしょう。ですから我々は第三者との情報交流の場をつねに求めることが大切なのです。理想は第4フェーズを目指し、第3フェーズには行きたいですよね。

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【新春お年玉企画!】Clover出版の小川会長と特別対談を生配信します

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お正月2日目ですが、今日は重大発表があります。クローバー出版とのコラボ企画が始まりました。

お年玉企画!無料イベントで2025年を占う

と題しまして…

1月4日(土)15時〜17時 無料で Zoom開催します!
激動の2025年を占う『新春 風詠みイベント』
 ↓   ↓   ↓   ↓
https://www.cloverpub.jp/kazeyomishi2/

参加方法はこのLINE公式でお知らせします。



2025年は“風の時代”が本格的に加速する劇変の年になります。
そんな1年を安心して過ごすのに何よりも大事なのが、

「流れを読む力」

ぼくは、これを“風詠み”って呼んでいます。

風の時代では、運気や時代の動きだけでなく自分の指針となる【羅針盤】を手に入れることが、ものすごく大きな意味を持つのです。というわけで、この風詠みの技術を、お正月早々オンラインイベントで披露致します。

1月4日(土)15時〜17時無料で Zoom開催致します!
激動の 2025年を占う『新春 風詠みイベント』 
 ↓   ↓   ↓   ↓
https://www.cloverpub.jp/kazeyomishi2/

参加方法はこのLINE公式でお知らせします。



当日は、ぼくが講師として登壇し、Clover出版の小川会長との対談でお送りします。

2025年はどんな年になるのか?
今年をどう生きるべきで、何に注意すればいいか?
そもそも“風詠み”って何?
占術を使って仕事や日常生活、パートナーとの関係を改善するには?

などなど、赤裸々に語る予定です。ぜひスケジュールを空けて参加くださいね。



ぼくは昨年末から新しく『風詠み師 養成講座』の講座づくりに集中しています。この講座はClover出版さんと一緒に開発しています。
一般の人が健康になり、ビジネスや日々の生活、恋愛での悩みを解決する。そして『占術』を使いこなすために。

風の時代を良く生きる…飛躍するために重要なことってあなたは何だと思いますか?

それが、風を詠む感覚です。

占いは難しくありません。時代が占いを身近にしてくれました。占いは1兆円産業を超え、さらに右肩上がりが続きます。

占い=霊感頼み

ではないのです。



風詠みは誰でも再現できます。

「占いは霊能力者のもの…」

これは大きな勘違いで、占い業界に植え付けられたイメージなのかもしれません。占術は誰にでも使いこなせます。使う場面だって、昔は政治や戦争、大企業の舵取りに使われてきましたが、本当は…普通の人の日々の生活、恋愛や健康そしてビジネスで成功するため、つまり、人生の質を高めるための道具なんです。

もっというと、問題や課題を解決したり選択のためだけに使うのではなくて、生き方の指針として、日頃から本当の自分を詠む。これが、ぼくが提唱する『風詠み』です。

複数の占術を道具の様に使いこなすこのスタイルに【霊感・特殊能力・経験】これらは不要です!

・本当に誰にでも占術は使いこなせる
・占いに依存する人と占いで幸せになる人の違い
・1兆円産業で右肩上がりの占い産業で稼ぐ方法
・風詠みの技術を身につける具体的な方法

こんなことをお伝えしている無料の動画講座を公開中です。
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ぜひ、ご登録ください。

風詠みを解説している無料の動画や、2025年を占う特別なイベントを無料でプレゼント中です。

謹賀新年!2025年は乙巳、ぼくの日干支と同じです

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 新年、あけましておめでとうございます。
とは言いますが、ぼくら東洋占術家にとってはまだ新年ではありません。紫微斗数(しび・とすう)での新年は旧暦1月1日なので、今年ですと今月の29日。さらに四柱推命と九星気学では毎年『立春』が年の始まりなので2月4日ですね。

 でも今年は、ちょっとだけ変則的なのです。なんと2月3日の23時10分が立春の節入りとなっています。でも23時で切り替わるので、4日が立春で間違いないわけです。複雑なので、けっこうプロでも一瞬固まっちゃいます。

 とはいえ、グレゴリオ暦では今日が正式の新年です。今年は乙巳(きのと・へび)。なんと、ぼくの日干支、乙巳と同じなのです!「巳」という漢字は胎児の形に由来しており、「未来の種を育む」という意味があります。

 去年の辰が妊娠の「娠」で身籠り、今年の巳は胎児が育っていく姿。ヘビは脱皮をするので「復活と再生」を連想させ、困難の中でも這いつくばって紆余曲折しながら進む、という年になります。

 また来年の2026年は丙午(ひのえ・うま)ですよね。この「丙」と「午」は火の性質を二重に持ち、勢いのある干支。大きく時代が動くので、今年の乙巳は大変革の前なのです。

 歴史を振り返ると645年に中大兄皇子による蘇我入鹿の暗殺、いわゆる乙巳の変(いっしのへん)、からの「大化の改新」があります。それから540年後の1185年には壇ノ浦の戦いによって平家が滅亡し、平安時代の終焉に向かいました。これも乙巳年に起こっています。

 乙は陰の木星で、草・蔓・花などを意味し、春の象徴です。その形は蛇に似ています。つまり、上の下も蛇なのです。巳は東南の方角ですが、ここは『風』を意味します。春の風ですから、今年は花粉がよく飛ぶでしょう。もともと花粉症の人は、いつも以上に被害が多くなりそう。花粉症の対策は、ストレスを溜めないこと。ストレスでイライラすると、アレルギー症状は悪化しがちです。花粉症そのものが大きなストレスになりますので、つねに気分転換をしましょう。

 ビタミンCやDを含む食材、オメガ3系の脂肪酸が豊富な青魚、抗酸化作用を持つ緑茶やブロッコリーは、アレルギー反応を抑える効果があります。また、腸内環境を整える発酵食品も、花粉症対策に役立ちます。逆に花粉症の人が食べてはいけないもの、それは冷たいもの、生もの、甘いもの。花粉症の時期は、これらを減らすといいでしょう。

 そして今年から日本は団塊の世代全員が75歳以上となります。それにより、国民の4人に1人が後期高齢者となるので、これからは1人を2人で支える時代になります。これが2025年問題です。

 占い師は未来を読むのが仕事。あなたの未来が明るいか暗いか、ぜひ占いを学んで自分でこれから先を調べてみてください。健康になってお金に困らない人生を手に入れるために。徹底的に、運を底上げしていく必要があります。

 ぼくは日頃から、運を良くするために考えて行動をしています。そして今年は、ぼくにとってチャンスの年であり、運の爆上げも期待できます。

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まず手を動かすこと、頭を動かすのは二の次です

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 11月23日は『ほしよみアカデミー』のグルコンとオンラインサロンがあり、夜は原宿でオフ会でした。オンラインサロンには、100人以上が出席してくださり、ルナ塾の生徒さんもいらっしゃいました。現地に集まった27名のうち、なんと新規メンバーが10名も。何度も来てくれている人は、次々にプロデビューしていくのでとてもやりがいがあります。

アカデミー生徒は6ヶ月間、オンラインサロンに入れます。半年が過ぎたら、毎月わずか1980円にてそのままサロン会員になってください。

https://lounge.dmm.com/detail/5774/

こちらから簡単にご入会ができます。

月2回、平日夜と休日夕方にLive配信を行います。そして、サロン会員になれば、毎月1度のオフ会に参加できます。

まず手を動かすこと、頭を動かすのは二の次です

 人はなぜ悩むのかというと、それは感情と思考のバイアスがあるからです。ちなみに経営やビジネスは感情をコントロールする絶好の訓練だと考えています。まぁ訓練だから苦しいけど、やり遂げた時の達成感はすさまじいものがあります。

 個人経営をすることで問題を乗り越える力が養われます。人格の成長に合わせて人脈もかわりますし、生活環境も変化します。自分のことだけではなく、他人のことに目が届くようになり、悩みを聞いたり手を貸してあげられる、精神的な余裕がうまれます。

 冷静に判断する癖が身に付くので、その結果、他人からの批判が気にならなくなります。せっかく生まれてきたんだから、少しでも成長したいですよね。行動したり決断するには湧き上がる情熱が不可欠です。しかし、感情に溺れてしまうと逆に行動力や決断力が発揮できなくなってしまいます。なので、行動力や決断力の源であるモチベーションを維持しなくてはいけません。

 何かを成し遂げるとき、モチベーションがとても強く影響します。業績や売り上げ、称賛や批判などによってモチベーションは上下します。しかし仕事ができる人は、モチベーションに安定感があるのです。この不安定なモチベーションを一定に保つためにはどうしたらいいのでしょうか?
モチベーションとは感情の動きです。ようは感情の問題ですから、考え方や理論では解決できません。

 例えば、ポジティブシンキングによって解決する方法があります。しかしながら、そもそもポジティブに考えられないからモチベーションが下がるのです。それなのに、「ポジティブ思考に切り替えよう」というのは、血の通わないアドバイスですよね。

 感情や思考の問題を解決するにはいったんそこから離れてみる。感情や思考と正反対にあるのが、アクション…つまり行動です。モチベーションを上げるためにある行動をするのです。

 例えば、整理整頓。本棚にある本をいったん出して、テーマごとに並べ替えてみる。あるいは名刺を整理してみる。今までいろいろな人からもらい、ファイルにランダムに並んだ名刺。その中から、関係のない人の名刺や、関わりたくない人の名刺を、どんどん捨てていくのです。

 ただ待っているだけでは時間だけが過ぎてしまいます。まず、手を動かすこと。頭を動かすのは二の次です。「下手の考え休むに似たり」と言いますよね。よい考えも浮かばないのに長く考え込むのは、何の役にも立たないので時間の無駄。だから手を動かすこと。

 ブログとかTwitterなどで文章を書くのがオススメです。まずはオンラインサロンに入って原宿のオフ会に顔を出してください。そして、ぼくの近くに来て、どんどん質問することです。

 また来月は大阪の心斎橋(アメ村)にほしよみ堂がオープンします。現時点で所属占い師希望者から募集が7人きています。ちなみに名古屋も錦三丁目(キンサン)に出店します。所属希望は下のアドレスに、遠慮なくメールをください。

info@hoshiyomishi.com

未経験者でも大丈夫!
プロの鑑定ができるまで責任を持ってぼくが指導します。

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お金で増幅されそうになる感情をいかにコントロールするか

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 来月、大阪の心斎橋(アメ村)にほしよみ堂がオープンします。きのうも会議をして着々と進めております。今、ぼくの会社マリアハウスでは大阪アメ村店が最重要事項です。現時点で所属占い師希望者から募集が7人ほどきています。スタート時に10名は欲しいのであと3人くらいお待ちしています。

 ちなみに名古屋も錦三丁目(キンサン)にオープンします。こちらは現在4名ですから、あと6人ほど募集しています。
下のアドレスに、遠慮なくメールをください。

info@hoshiyomishi.com

未経験者でも大丈夫!プロの鑑定ができるまで、責任を持ってぼくが指導します。

お金が絡むことで増幅されそうになる感情をいかにコントロールできるか

 「お金は人を変える」、「お金は人を狂わす」などと言います。ただしくは、お金が人格を『露(あら)わにする』のです。たとえば、もともと嫉妬心が強いけど、表面では笑顔を絶やさず取り繕う人がいたとして。その人が大金を手にしたり、大金を失ったりすると、表面的な仮面はあっけなく崩れ嫉妬心があらわになります。

 逆に、本心から常に人に対して感謝し、尊敬できる性格だとしたら、お金が入ることでその謙虚な心はますます強調されるわけです。そういった意味で、「お金は人の感情を増幅させる」と言えるかもしれません。

 客観的に見れば、投資先の調子が下がったら、そこから回復する見込みがあるか、ないかを分析し、しかるべき処置をとればそれで済む話です。

「今回の投資は自分の分析力不足だった」

という具合に自分を戒め、同じミスを犯さなければよいわけです。

 しかし、未熟な投資家は「投資した金額が回収できない」ことを、もっとも苦痛とします。苦痛をともなうと、ついつい感情的になる。感情的になった状態で、進退を判断すると、ほぼ失敗します。感情的にならず、どこまで客観視できるか。10年という長い期間、成果が実るのを待てるだけの忍耐力と積極的思考を養うわけです。

 お金が絡むことで増幅されそうになる感情をコントロールするのです。しかしながら、これを自分ひとりで達成するのはまずもって不可能。ですから、ぼくのような占い師がいるのです。ただ『金儲け』のためのビジネス提案ではありません。その点を理解できればかならずうまくいくはずです。

 大阪と名古屋を成功させて、いつか福岡と広島、そして仙台にほしよみ堂を誕生させたいです。じつは、12年ほど前、仙台に出店したことがあります。でも、あのときはまだ時期早々でした。良質な占い師がなかなか集まらなかったのです。

 あれから10数年を経て、ぼくの会社は20倍以上にパワーアップしています。幾度となく失敗を経験し、成功法則を体得しました。たくさんお金を失ったけれど、それ以上に稼げるようになったのです。

 じつは今、川越と小田原にもほしよみ堂が誕生する方向で話が進んでいます。来年になると、さらに強力なスタッフが加入します。いっきに加速する来年を想像し、とても楽しみにしています。

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小学生時代、アイレスター・クロウリーの魔術書が翻訳された

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 11月18日、新宿の不動産屋に行って物件を内見し、仮契約を申請しました。これで申請が通れば、晴れて来年1月、ほしよみ堂新宿店が誕生となります。

 さて、その前に、名古屋の錦三丁目(通称キンサン)と大阪の心斎橋(アメ村)にオープンします。名古屋は今月中にも、大阪アメ村店は来月12月中旬を目指して開店準備に取り掛かっています。現在、各店舗とも4名ほどの占い師応募があります。ただ、所属占い師は、最低10名は欲しいのです。

 ということで、両店ともあと6人、募集しています。とにかく好立地なので、この場所でデビューすれば、売れる速度がヒートアップします。

こちらのアドレスに、遠慮なくメールをください。

info@hoshiyomishi.com

新人であろうが、未経験者でも問題ありません。プロの鑑定ができるまで、責任を持ってぼくが指導します。

まだぼくが小学生の時代にアイレスター・クロウリーの魔術書が翻訳されていた

 遡ること1974年、日本で本格的なタロットの実用本が出版されました。辛島宜夫(からしま よしお)氏の『タロット占いの秘密』というカード付きの本でした。1974年というと、ぼくはまだ4歳です。

 この『タロット占いの秘密』は二見書房から出た本ですが、なんと80万部も売れたそうです。「2万部売れたら大ヒット」と言われる現代からすると驚異的な数字ですよね。その本は実家の書庫にあったのですが、『タロットは魔術と関係がある』と書かれていました。その本を読んだ中高の頃、近代魔術に興味を持ちました。まだぼくが小学生の時代に国書刊行会からアイレスター・クロウリーの魔術書が翻訳されたんです。

 日本人が書いた神秘学系の著書にも強く影響を受けました。ところが、深く知れば知るほど

「これって迷信じゃないのか?」

と気づいていくんです。タロットにしても、「こんな紙のカードが当たるわけない」と思うようになりました。

 大学に進学したころ、フリーメイソンとか黄金の夜明け団とか、とにかく怪しそうな秘密結社に興味を持ちました。でも、すぐにそれらがエンタメであることに気づくわけです。はるか昔の占星術や魔術が、科学の発達した現代に通用するわけないと考えるようになったのです。しかし、それでもどうしても惹かれました。そう思っていたとき、ユングの心理学を知ったのです。

 大学を中退し社会人になって、ぼくは占星術と出会いました。普通に書店で占星術の本を3冊書いました。西洋占星術とは、アラブ諸国とヨーロッパで発展した天体の動きを元にした占いです。個人の本質分析ができるとして利用されます。星座と黄道十二宮を使用して、ホロスコープを作成するところから占いが始まります。生まれた時の星によって命運が決まると考え、それぞれの本質や相性、個性や特徴を見出していく。これが西洋占星術の魅力です。

 宇宙単位で天体を考えて、その影響を人間も受けているとするため、科学的な雰囲気を持つ神秘性を感じます。古来の特殊な文字を用い、ホロスコープも魔術のようで、若い女性からの人気が高いです。

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創業200年を超える会社は日本がTOPで2位がドイツ

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 日本企業は世界一の長寿といわれています。世界の創業100年企業のうち、半数近くが日本企業なのです。さらに創業200年企業では、その比率は65%まで上がります。ともに世界一で2位と圧倒的な差をつけています。

 世界の創業100年以上の企業は、総数で8万66社といわれています。そのうち日本は3万3千社なので、41%以上を占め圧倒的な数字です。ちなみに2位はアメリカで約1万9千社(24.4%)、3位がスウェーデンの約1万4千社(17.5%)となっています。創業200年超える企業のトップは日本で3113社、続く2位がドイツの1563社です。

 わかりやすい比較対象として、中国での最古企業を列挙してみますね。

1538年創業の漬物店「六必居」
1663年創業のハサミメーカー「張小泉」
漢方薬局「陳李済」と「同仁堂」
飲料の「王老吉」

と、150年以上企業はわずか5社のみです。青島ビールを入れて6社だが、これはドイツの租借地でドイツ人が興した企業です。

 そもそも中国での中小企業の平均寿命は2年半で、グループ企業でも7から8年といわれています。中国4000年の歴史といっても、文化的には非連続なのです。王朝が変わるたびに刷新され、中国共産党時代では初期と文革期に多くの企業が解体しました。政治的な背景も含め、継続的な歴史を持つ企業体は生き残ることが難しいようです。

 近隣アジアに目を向けますと、韓国は3代続くところが、斗山と同和薬品ほか7社のみ。台湾は中華民国設立時に、大陸から逃れてきた金融や食品企業が数社。これに対して、日本の老舗企業は3万社を超えます。

 なぜ日本と中国にこれほどの差があるのでしょう。封建社会で農業を重視し、商業を軽視した歴史が原因かもしれません。清朝の滅亡後は混乱期で日中戦争などの災難が続き、戦後は文化大革命のため、ビジネスどころではありませんでした。

 とはいえども、根本的な問題は経営者の理念にあるはずです。中国では、手っ取り早く儲けたい経営者が、急いで多角化して失敗するケースが多くみられます。最新の設備を導入しても従業員の教育をおろそかにするため無駄が目立ちます。

 日本の成功は、技術重視にあります。日本には匠の精神があり、個人の民度が高く、それが企業の強さに影響しているわけです。中国の学問である論語や易経なども、日本人の経営者たちが大切に受け継いでいます。江戸時代の武士たちは、古代中国の学問を重視し、幕末を乗り切って、文明を開花させました。その血筋が、ぼくら占術家のからだに流れているわけです。

 日本人の気質は、古代中国だけじゃなく西洋文化の優れた点を余すところなく吸収し、国民の気性に溶け込ませました。まさに、占いがそうです。西洋占星術やタロットをはじめ、四柱推命や紫微斗数なども、発祥地では廃れ、日本で発展しているのが現実です。

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失言が多い人には2つのタイプがある

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 何気ない一言や軽口で、人を傷つけたり、気分を害してしまったり。悪気がないときや自分の知らないところで言葉がひとり歩きをしてしまう。傷つけた方も傷つけられた方も、お互いその後のダーメージは深刻です。とくに失言は、人を傷つけてしまう代表格です。

 どうして、人は失言をしてしまうのでしょうか?
心がけたいのは、一挙手一投足、「意図を持って話す」ということ。なぜ、今こういうコミュニケーションをとらないといけないのか?
この意識を、狙いを持ってから話せばいい。しかし、失言してしまう人は無計画で喋っているんです。

 失言してしまいやすい人に、大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつめが『感情型』で、つい気持ちが乗じて言葉に出てしまう。調子に乗って口が滑りやすい。これを『お子ちゃまタイプ』と呼んでいます。

 ふたつめが『迷子型』です。話の着地をどこに持っていっていくべきか、それがわからない。何を話そうか考えながらしゃべっていたら迷子になってしまって、余計なことまで喋ってしまうタイプです。これを、ぼくは『老害タイプ』と名付けました。

 お子ちゃまタイプと老害タイプ。どちらにせよ、嫌われるのは避けられません。それを避けるための解決策、多くの人はダンマリを決め込む。すると今度は、何も発展しませんよね。発言のない会議、喋らない人間関係からは楽しさは生まれないのです。もちろん、喋らない人は収入の増額は見込めません。だから、話をすること、口を開くことが求められます。

 しかし、ふだん無口な人が口を開くと、いきなり場違いな発言をしてしまいます。場をしらけさせ、空気を凍らせるので、恥を掻いてしまって、より無口になるという悪循環の発生です。

 失言しないためのコツは最初に「場」の確認をします。まず、その場がどういう目的で話すシーンなのか認識することです。そして、もうひとつは「間」をしっかりとること。話す前に「間」をとって、これから何の話をするのかと、正しく認識することです。口から先に動くのをやめて、脳を働かせて「間」をとって語る。

 とはいえ、誰でも「間」は怖いです。心理学の実験によると3秒の間が一番心地よいという結果が出ています。聞いている人は3分の1、つまり1秒にしか感じません。ところが話す本人は3倍、つまり9秒に感じるわけです。恐れず「間」をしっかりとる。その3秒間で、

「このあと何を話すべきか」
「言おうとしていることは感情かな」

と、考えるのです。

 何か質問されたら、まずは「そうですね」と言ってから、3秒くらい「間」を保って、それから答えるんです。この3秒で頭を整理して、迷子にならないように感情のチェックをする。

 今の時代はSNSやLINEですぐに拡散されます。「ここだけの話」というのは、すでになくなっています。

「あの人がこんなこと言ってたよ」

と、噂みたいな感じで尾ヒレがつくので、つねに失言対策を意識しましょう。人間関係の崩れは、ほとんど失言が原因なのです。

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好感度さえ上がれば、お客さんは自然と増える

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 せっかく占いを身につけたらお客様を有料で鑑定して、収入を上げたいですよね。占い師で成功する人は、最初から有料で鑑定しています。なかなか成功しない人、それは無料鑑定のやりすぎです。だれだって最初は自信がないし不安でしょう。つまり臆病風に吹かれている。しかし、それではいつまでたっても収益にはつながりません。たしかに、まずは無料で鑑定をスタートします。しかし、それはほんとうに最初の数日だけ。とっとと自信をつけて、さくっとプロデビューしましょう!

 お客さんが来る人とまったくこない人とでは取り組み方に違いがあります。一時的にお客さんが来るという人はいっぱいいます。たまたまお客さんが来たということもよくあるのです。しかし、継続してお客さんが絶えず来る人はやるべきことに特徴があります。

 ぼくが指導をして実際に成果を出している人を振り返ってみると、かならず共通する特徴があります。一番の特徴はレスポンスが早い!
「すぐに返事できる」、これは大切なスキルです。

 相手からすれば、返事が欲しい理想のタイミングは今アクションを起こした時です。メールであれば30分以内に返事をくれたらとてもありがたいです。LINEならば5分以内にレスがあったらそれだけで好感度を与えます。レスポンスが早いだけで相手の印象が大きく変わるのです。

 ふたつ目に集客が絶えない人の特徴は、成果を出すと決めている点です。先延ばしにしたり、やらない・できない理由を言う人はいつまで経っても結果は出ません。決めたことをやり遂げる人は信頼が高まるだけでなく、仲間からも協力が得られます。ぼくは、この2点だけ守って生活しています。

 どんなときでも絶えずLINEとメールはチェック。寝る前と起きたらすぐにメールとLINEをみます。お風呂に入る前、お風呂から出たあと、すぐにチェックします。食事中や会議中でも20分おきにチラッとみます。そして、じっくり読まずサクッと眼を通すだけして、適切なスタンプか1行コメントを返すのです。最近のLINEならば、リアクション機能を使えますよね。放置はしません。これが簡単な好感度の上げ方です。好感度さえ上がれば、お客さんは自然に増えます。

 なぜ、お客さんが来ないのか、それは好感度が低いだけです。そして、もっと言うとお客さんの好感度の前に身内からの信頼が大切。関係者やスタッフ、お世話になっている人へのリアクションが大事なのです。

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コミュニケーションの成果は最初の4分間で決まる

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 あなたは、コミュニケーション能力が高いと思っていますか?
ぼくは将来、「社長になって会社を発展させる」という夢をいだいていたので、すでに22歳のときには人身掌握術の本を読み漁っていました。

 アメリカのある経済誌で社長1500人の調査がありました。そのなかで、「なぜ、あなたは成功したのか?」という質問に対して、「コミュニケーションの勉強が1番役に立った」と回答した人が72%だそうです。コミュニケーション能力次第で、あなたの今後はいくらでも変わると言えるわけです。コミュニケーション能力の定義は、相手に不快な思いを与えずに、自分の意見を主張できる人です。

 ここで注意したいのは、相手に合わせてその場を取り繕うことができる「空気が読める人」、「協調性がある人」とは違うということです。円滑な関係を構築できるように見えて、じつは我慢ばかりで意見が言えない人は、コミュニケーション能力が高くありません。日本人は、上の立場の人に合わせすぎてしまうので、コミュニケーション能力に課題がある人が多いです。


 メラビアンの法則って、聞いたことありますか?

人は初対面の印象を

見た目55%
話し方38%
話の内容7%で決める

というのがメラビアンの法則です。
「話の内容よりも見た目や話し方の方が重要だ」という問いかけです。

 見た目で清潔感が伝われば、相手も話しやすくなり、コミュニケーションが上手くいきます。逆に見た目が悪いと相手が壁を作ってしまい、どんな魅力的な会話であろうと親しくなれません。

 アメリカの著名な心理学者も『コミュニケーションは最初の4分間で決まる』と話してします。具体的にいうと最初の3秒で見た目を判断し、次の30秒で話し方から好き嫌いを判断され、わずか4分で人間性のすべてを判断されるというものです。

 残酷ですよね。人は第一印象を強くインプットするので、そこで形成されたイメージが、あなたのイメージとして定着します。これを『初頭効果』といいます。毎日会う相手であれば、マイナスイメージを挽回できますが、接触頻度が少ない相手に対しては初対面の印象が最重要です。ぼくの経験でも、初対面の印象が悪かった人はとても苦労しています。

 思い起こすと、短期で成功する人たちは初対面の印象が良いですね。つまり成功の鍵は、「初対面での好印象である」と言い切れるわけです。

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