伝説のチャイナホロスコープ ようこそ紫微斗数の世界へ: 完全改訂版紫微斗数占い入門 封神演義で覚える14主星 奥義飛星を使った方位術
名称 | 伝説のチャイナホロスコープ ようこそ紫微斗数の世界へ: 完全改訂版紫微斗数占い入門 封神演義で覚える14主星 奥義飛星を使った方位術 |
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出版社 | ほしよみbooks |
発売日 | 2023/6/27 |
定価 | 紙本版:3,300円(税込) Kindle版:2,200円(税込) |
購入URL | Amazon |
著者 | 中島多加仁 |
はじめに
人は誰でも「運命の記録」を持って生まれてくる
占いというのは、基本的には未知なるものを調べる道具です。 恋愛の行方、仕事の方向性、将来の展望など……つまり、これから先の不確かな未来に対する不安を取り除くためにあるのです。 けっして、あなたの性格がどうとか、というような陳腐なものではありません。 巷によくある「うらない」と呼ばれるものは、いわゆる「占術」ではなく統計学による「性格判断」なのです。 ほんとうの占い(占術)とは、その人の生まれてきた使命を明らかにし、これから進みゆくべき未知の吉凶を調べるための重要な羅針盤なのです。 いま日本は空前の占いブーム。 じつに多様な占いが存在しますよね。そのなかでも、もっとも当たる占いが、ここで紹介する紫微斗数です。正しくは『紫微斗数命理占星術』といいます。 紫微斗数では、まず、あなたの生年月日と生まれた時間から『命盤』というチャートをつくります。この命盤は、約24万8千通りできるのです。 命盤から、あなた自身の真実の性格をはじめ、本来持っている財運や職業センス、どんな環境に適しているか、そして恋愛運などを細かく分析します。 さらに、いまの時期に何をすべきなのかを的確に示します。 これほど具体的に教え諭してくれる占いは、おそらく類を見ないと思います。 なぜなら紫微斗数の『命盤』には、あなたの一生分の「使命」や「なすべきこと」、そして「前世からの試練」が克明に描かれているからなのです。 それを知るだけでも、これから先の人生を切り開く有意義な羅針盤になります。 「ワタシは、なんのために生まれてきたのか?」 それをハッキリと知るための占い、それが紫微斗数なのです。 人間は、この世に生を受けるとき、かならず「運命の記録」をもって生まれてきます。もともと神秘学の世界では、過去から現在そして未来の記録が、すべてアカシックレコード(運命の記録)にきざまれていると考えています。そのアカシックレコードを探すために、霊能者のお告げを受けたり、スピリチュアルな旅を求める人々がいます。 しかし、個人のアカシックレコードは、生まれた時間さえわかっていれば自分で作り読みとることが可能なのです。 さらに言及すると『命盤』には、あなたがいつ、どんな災いにあいやすいかもわかります。つまり、危険な時期がわかるのです。乱暴な表現をすると「死ぬときがわかる」のです。 人間には、様々な死に方がありますよね。 病気、自殺、他殺、事故、そして寿命……。 命盤には、そういった死因の可能性が記されています。それは、まるで「個人の予言書」のようです。 しかし、多くの人は、 「自分がどうやって死ぬか。いつ死ぬかを知るなんて怖い」 と感じるでしょうが、じつはその考えは逆に問題です。 なぜならば、それを前もって知ることで、「死ぬ時期」を伸ばすことが可能だからです。災難を避けるために占うのです。 かくいう筆者も、これまで3度にわたって死期をリアルに感じたことがありました。もし、死期を伸ばす方法を知り得なかったら、いま生きている保証はありません。 つまり、自分がどんな死に方をして、その危険な時期がいつなのかを前もって知っておくこと。これが重要なのです。 生きとし生けるもの、すべてに死があるのです。死ぬ瞬間に、「あぁ、私の人生はしあわせだった」と最高の笑みを浮かべながら、愛する家族にみとられて、最後を迎えたくありませんか? 人間は、なにがゆえに努力しているのでしょうか。ただ飯を食うためだけに生きているのだとしたら、それは儚く虚しい人生です。欲にまみれて、夢や願望ばかりを追い続けるだけの人生も、じつに切ない生き方です。 「死」は突然やってきます。しかし、それを前もって知っていたら、死に際の準備ができます。つまり、悔いのない人生をまっとうできるのです。 筆者は20歳のとき交通事故によって臨死体験をし、そして23歳のとき父親の潔い死に方を直視して、「人間とは、なんのために生きているのか」を深く考えさせられ、占術家の道を選びました。 あなたがこの本を手に取ったのは、きっと何か深いわけがあるはずです。紫微斗数という占星術は、じつは「占い」を超えた存在です。そして、あなたが生まれてきた意味を知り、いかにしたらしあわせを手に入れられるか……その最善の方法が、命盤には記されています。 ぜひ、それを調べてみてはいかがでしょうか。
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