天相星(てんそうせい)/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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天相星(てんそうせい)

天相星

南斗5星【陽の水星】 慈悲、参謀、寛容、奉仕

陽性の水星です。
テーマはボランティア精神。
命宮に座すと、遷移宮に必ず『破軍星』が入ります。
一見しただけだと、明るく天真爛漫なイメージ。しかし実際は、繊細で奉仕精神に溢れています。

通称「犠牲愛の星」と呼ばれている天相星。「自分のために何が出来るか」よりも、「みんなのために、何が出来るのか」を考えて行動する、奉仕精神に溢れる星です。「ボランティアの星」とでも言いましょうか。自分の利益よりも、人に何かをしてあげること、喜んでもらえることに生き甲斐を感じるのです。第一印象としては、遷移宮に必ず破軍がいるためか、我がままで豪快、何となく大雑把な人という印象を受けます。あまり理屈では物事を考えず、衝動や思いつきで行動する『感覚派人間』です。こんな言い方だと悪い印象を受けるかもしれませんが、根は礼儀正しく、思いやりがあり、人当たりもソフト。感覚的だということも、言い方を変えれば枠や常識に捉われていないという自由な発想の持ち主だということ。その意味で音楽や芸術の分野で活躍している人も多くみられます。 独特の人付き合いの容量を心得ています。適当に人をなだめて「まあ、まあそんなにカッカしないで」と言ってサラッと納めようとする、チョットいい加減なところも彼らの魅力の一つ。ただし、その場にいるうちはニコニコしていますが、皆がいなくなったとたんにストレスを発散させて、自暴自棄になって全部投げ出してしまうなんてことはよくある話。 基本的に臆病で引っ込み思案なんですが、おだてにのりやすく、非常に調子づき易いところがあります。性格にもあまりクセが無く、趣味なども大衆向けのものが多いため、14主星の中でも、誰とでも分け隔てなく付き合えるタイプだと言えます。 優柔不断で気分屋なため、色んな物に興味を示しますが、飽きるのも早いです。「俺は生涯、これ一筋」というモノを持っている人が少なく、副業を持っていたり、多趣味な人が多く見られます。人間関係には更に極端で、心から尊敬できる人、愛し抜くと決心しない内は、何となく心にモヤが掛かった状態のまま。モチベーションも安定して保つことが出来ません。 しかし、心の底から尊敬できる恩人や、愛し抜くと決めた人ができると、まるで別人のような変貌ぶりを見せます。潜在的に眠っているサポート精神、奉仕精神が目を覚まし、その人に対して徹底的に尽くします。その気のききようと言ったら、まるで「本当に心が読めているんじゃないか」と驚愕するほどです。そしてそのことに本人も、喜びを感じ、充実感を憶えます。自分の全てをかけて奉公できる相手を探し出すこと。それが幸せな人生を歩む上での大きなキーポイントになってきます。

【教えてTaka先生!】紫微斗数 十四主星紹介 天相星(てんそうせい)編

主星

紫微斗数にはいくつかの流派があって、それぞれ使う星が若干変わってきます。
古い紫微斗数では100個以上の星を使いますが、現代紫微の主流は働きの強い38星を使用します。
紫微斗数の星は3種に分類されます。それが「北斗」「南斗」そして「中天」です。
すべてに陰と陽との区別があり、しかも《木・火・土・金・水》の5性いずれかに属します。
まず、それぞれの星たちを簡単に紹介しましょう。詳細は、それぞれの星をクリックしてください。

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