貪狼星(どんろうせい)/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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貪狼星(どんろうせい)

貪狼星

北斗1星【陽の木星】 欲望、社交、歓楽、好色

陽性の木星です。
テーマは情念、嫉妬、欲望。
一部の凶星との加会を好むという特殊な性質を持っています。
「火星」「鈴星」と同宮すことで「火貪格」「鈴貪格」という吉格になります。

欲望に忠実に生きることをのぞむ性質で、別名「悪女の星」と呼ばれています。 特に人間の三大欲求に対する執着が強く、酒食や異性との交流を楽しむ風流人。 ルールや常識に縛られることを嫌い、感じるままに生きてくことを臨みます。 子供の頃から大人びた考えや物腰を身に付けています。しかし、その落ち着いた雰囲気も紫微のそれとは違い、冷艶な雰囲気を感じさせます。 貪狼はもともと、直感力と洞察力の優れています。特に人間の弱い部分、汚い部分を嗅ぎ分ける能力は飛び抜けたモノを持っています。「オオカミ」という字が示すように、人の性質を嗅ぎ分ける、「嗅覚」とも表現できる独特の感覚を持っています。 皆の前では気さくな良い人でも、本性は横柄で自己中心的なんて人もよくある話。 こんな優れ過ぎた感覚のせいで、自分が貪狼に生まれたことに、いまひとつ喜びを感じられないという独特の悩みもあるくらい。 彼らの精神的成熟が早いのも、そのせいだといえるしょう。 早く大人になってしまったため、「子供らしい」子供時代も殆どありません。感情を素直に表に出すのも、どちらかというと苦手。それが災いして、周囲の人達からは「何を考えているのか判らない人」と、偏見を持たれ、距離を置かれるという少々気の毒なことも。 ただ、彼らの心の中には、幼少期から押し殺して来た「子供」の部分が残っています。その部分が顔を出した時の貪狼の姿は、無邪気さと愛くるしさに満ちあふれています。「あの人にあんな可愛いらしい一面があったなんて…」と、普段と無愛想な雰囲気とのあまりのギャップに、思わず心がほころんでしまうことでしょう。 ストレスに強く、高い集中力と粘り強い忍耐力が持ち味。一度目標が定めると、不屈の精神で達成しようとします。 その熱意は畏怖すら憶えるほどで、スイッチが入った時の彼らの目は、まさに肉食動物そのもの。屈辱を味わうようなことになっても、着実に距離を詰めていき、最後に到達します。 年功序列の概念を嫌う、完全な実力主義者。、そのポジションにふさわしい実力を持ってない人は、例え目上であっても、躊躇なく引きづり下ろそうとします。 ただ、彼らの怖いところは、その感情を全く表に出さないところ。ポーカーフェイスの完成度は1、2を争うほどです。

【教えてTaka先生!】 紫微斗数 十四主星紹介 貪狼星 (どんろうせい)編

主星

紫微斗数にはいくつかの流派があって、それぞれ使う星が若干変わってきます。
古い紫微斗数では100個以上の星を使いますが、現代紫微の主流は働きの強い38星を使用します。
紫微斗数の星は3種に分類されます。それが「北斗」「南斗」そして「中天」です。
すべてに陰と陽との区別があり、しかも《木・火・土・金・水》の5性いずれかに属します。
まず、それぞれの星たちを簡単に紹介しましょう。詳細は、それぞれの星をクリックしてください。

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