はじめてのアストロダイス占い入門/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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はじめてのアストロダイス占い入門

名称 はじめてのアストロダイス占い入門
出版社 ほしよみbooks
発売日 初版:2023/2/23
第二版:2023/11/2
定価 紙本版:1,980円
Kindle版:1,200円
購入URL Amazon
著者 中島多加仁
桜望巴千
版番について 第二版修正内容:
P176,177の図表を修正しました。【PDF】

【内容】

占いというと、きっと多くの人が星座をイメージするはずではないでしょうか。 いわゆる『星占い』ですが、正しくは『12星座占い』と呼んでいます。 テレビを見ても雑誌を開いても、かならず目につく星占い。 しかし数十年前の日本の若者たちに 「西洋占星術を知っていますか?」と質問したら、ほとんどの人が首を傾げたでしょう。それくらい西洋占星術は、当時の日本人には珍しい占いでした。

昭和41年(1966)に出版された『西洋占星術』がベストセラーとなって注目され、あっというまに占術界のメインとなりました。 日本において占いブームの歴史の裏を覗いてみると、昭和37年ごろから興った『第一次占いブーム』と呼ばれる動向が見逃せません。 女性誌にはかならず『星占い』のコーナーが常設するようになり、やがて一般誌へも波及しました。さらには、TVや新聞でも『星占い』を扱うようになって、 『メディアの占いといえば占星術』という扱いになりました。

とくにここ数年、YouTubeなどを中心とした西洋占術家たちの活動が目覚ましく、書籍もたくさん輩出されるようになりました。 そんな西洋占星術ですが「勉強しよう」と思っても覚えるのが大変です。 まず見慣れない記号やアルファベットがたくさんあって、化学式のようでうんざりします。専門用語も聞いたことがない横文字ばかりで、舌を噛みそうになります。 そうなんです。参入障壁が高過ぎるのです。

しかも、ある程度の知識を蓄えたとしても、ホロスコープを読み解くまでに難儀します。とにかく条件が多いのです。惑星と星座の相性だけでなく、ハウスの位置によってもそれが多様に変化します。また惑星たちも、お互いにどの角度にいるかで、意味が大きく変わってしまいます。 本来の西洋占星術は、とても複雑な占いなのです。 しかも、読み解かなければいけない要素が多いため、占い師が相談者に伝えるまでに時間がかかります。さらに相談者から質問があると、またそれを別の角度から見直して伝える。すると、さっき言ったことと矛盾が生まれて相談者が困惑する。それによって満足が得られずリピーターにつながらない。という滑稽な現象が、占いの現場で繰り広げられています。

それを危惧し、警鐘を鳴らしたのが、本書の著者である桜望巴千先生です。 原宿ほしよみ堂のエースとして『モチコ先生』の名前で親しまれており、見た目のインパクトとのギャップが強く、リピーターで埋まっていて予約が取りにくい超売れっ子占い師です。 モチコ先生は、もともとタロットが専門でした。幼いころ両親が不仲で、母子家庭で育ちました。ちなみに実の父親は東京で有能なヒーラー(施術家)として活躍され、田中角栄氏をはじめとする施財界の大物たちから重宝がられた人物だったと聞きました。

母親は服飾の大学を卒業後、アパレルの第一線で活躍していたため、モチコ少女はおばあちゃんと二人で暮らしていました。 ところが、おばあちゃんが重度のうつ病になり、モチコ少女は一人で介護をすることに。兄弟や親類もいない独りっ子で、友だちと遊ぶ暇もなく、楽しみは毎朝のテレビの占いコーナーだけでした。 ところが、毎日見ているうちに気づいたのです。 「テレビや雑誌の12星座占いって、あんまり当たらないなぁ」と。 そして彼女は10歳にして、お小遣いを貯めて近所の書店でタロットを購入。 まだ10歳でしたが、彼女は付録の本を片手に、タロットで占いをはじめたのです。 うつを患ったおばあちゃんと二人だけの生活。お母さんは仕事が多忙で留守がち。 悩みや不安は、ぜんぶタロットに聞いて解決したのです。 大人になって気がつけば、コレクションのタロットは50個を超えていました。 23歳のとき「本格的に占い師になるため、占い館に所属しよう」と思い立ち、ネットで調べてみると『ほしよみ堂』のサイトに辿り着きました。彼女は直感で「私はこの店に入る。そして人気トップの占い師になる」と思ったそうです。 しかし結婚してすぐ赤ちゃんを授かり、続けて二児の母親となりました。 「今じゃないけど、いつか、ほしよみ堂に」という気持ちを胸に秘めて、子育てに専念しましたが、産後うつと育児での苦労が重なり、さらに夫が仕事を辞めて未収入となり貧困の苦労を重ねました。

一念発起して28歳のとき、救いを求めて、ほしよみ堂の研修生に応募。 ぼくは面接で彼女の才能に気づき「この子はうちでナンバーワンの占い師になるだろう」と判断しました。そして紫微斗数・四柱推命・九星気学・姓名判断・風水・断易などの難しい東洋占術を休む暇もなく続けざまに伝授したのです。 これまで千人以上に教えてきましたが、その吸収力はトップクラスです。 そんなモチコ先生が、このたび処女作を出版します。 難しい占星術を、誰にでもわかるように『アストロダイス占い』として、平易な文体で書き下ろしてくれました。 ぜひ、この本を通して『アストロダイス占い』の魅力をお楽しみください。

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