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もともと持って産まれた宿命は、決して変わりません。
ですから古来より、人々は、眼に見えない力を信じて、神に願いをかけたり、星の動きを読み取ったりしたのです。
そこで産まれた学問に「易」というものがあります。
易を自在に操るまでには、おそらく10年くらいの修練が必要かと思います。
それくらい深いものとして、長いあいだ重要視されてきました。
易という占いは、言い方を変えれば「霊感的なもの」を使って判断するシステムです。
その方法は、筮竹や賽子(さいころ)、コインなどを使って64の「卦(か)」を導きだし、内在する直感力をもって必要な助言を求めます。
産まれた時間などを使う紫微斗数とちがって、まったくの「偶然」から産まれた象意から、答えをはじき出すのです。
「易」が得意とする内容は、社会的世界においての個人の役割の在り方や、その処生術です。
しかし、別の角度から言えば、「恋愛の悩み」など、自分の将来のことを占うことも可能です。
基本的には「内なる心と、私という自我意識の交流」ですから、その意識の交流回路がきちんと確立されているかどうかが、当たるか当たらないかの分かれ目となります。
64卦のシステムを扱う場合は、その問いかけの内容に応じて使い分けるというのも一つの手段です。
最終的この「直感力を使用する占いシステム」を有効にするには、まずは「内なる心の声」を正確に聞くこと。
そして雑念を払って自我を清らかに保ち、最終的には「意識の情報回路を内なる自己と同調させる」こと。
ひとつの問題に対して、(1)原因(2)状況(3)方針の3段階に別けて「卦」を求めるとよいでしょう。
答えを知る、というより、どちらを選択すべきか。それを選択したらどうなるか。
それを問います。
さらにいうなら、「知りたい!」と強く思ったその時期に占うことも大事なポイントです。
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