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霊符とはなにか?
みなさん「霊符」ってごぞんじですか?
一般の人にはなじみが薄いかもしれませんが、
台湾道教や日本の陰陽道などで広く用いられている術のひとつです。
「霊符」は日本でも古くから、民間信仰や社寺を通して、
人々の生活の中に浸透し、現代に伝わっています。
通常は「護符」と呼ばれ、
まじない文を併用することで、呪符(じゅふ)とも言われます。
ここ近年では漫画や小説によって脚光を浴び、
とくにオカルト雑誌の特集や書籍がいくつか出版されて、
『秘符』が流出しました。
その結果、安直な方法によって書かれた「符」のために、
あまり効果がえられず、
「やっぱり迷信か……」
として軽んじられているようです。
まぁ、いわゆる、
「符を書いて効なく鬼に笑われ、符写して霊なく神に驚かれる」
という現状が悲しいですね。
さて。
ぼくの家系には、「霊符」を使った祈祷師が何代にも続いているのですが、
とくに曾祖父と実父によって書かれた護符には、
特殊な「呪(しゅ)」が封じ込められております。
ぼくはそれを幼少期から、病気になるとかならず身につけ、
回復を祈願してくれました。
また遠足や旅行、試験などの大切な日には、
前もって作り込んだ霊符を持つよう教え込まれています。
またお弟子さんたちには、
出産のときの護符、車守りの護符、改築のための護符など
ほんとうにたくさんの種類を下付しているようです。
護符=霊符は、いわば「念」を増幅させる装置なのです。
神仙界への嘆願書、もしくは依頼書だと考えてください。
神々のシンボルである文字や図形などを組み合わせて描かれた霊符は、
基本的には墨で書きます。
が、ぼくは即席の場合、普通のメモ帳にサインペンなどで書いて、
手刀で九字を斬り、指弾によって清め、
息吹きをかけながら呪(しゅ)を唱えて、霊を封じ込めます。
ちなみにぼくの経験では、印刷物だと効果が薄かったです。
本来は、儀式をつうじた謹製法にそって制作し、
依頼主がそれを所持したり、
ある部分に貼付けたり、
あるいは飲み込んだりして、
願望を強く念じることにより、神仙界との線が強化するわけです。
ですから「持つだけで願いが叶う」という保証はありません。
しかしながら霊符は「自己の念」が増幅する装置ですので、
「なんとかして叶えたい!」という強い念さえあれば、
願いが叶う時期が早まるのも事実です。
なので、霊符の効果が現れるのは、その人によって差が生まれます。
「ただなんとなく」という程度の想念や、
霊符に頼りきりになって、やるべきことを怠り、受身になっていたら、
せっかくの開運もあまり期待できないわけです。
さらに、使い道を誤ると危険な面もあります。
その願いが「自分だけのもの」である場合、ときに被害をかぶる恐れがあるのです。
つまり霊符にも「災い」を生む力があるからです。
ちなみにぼくは、「納音(なっちん)五行」の霊符とあわせて持つことで、
霊符が引き寄せる災いを防いでいます。
それが、どの本にも書かれていない秘伝というわけです。
taka
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