七夕と天津金木と古事記の伝説/コラム

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七夕と天津金木と古事記の伝説



今日は7月7日、

そう『たなばた』です。


二十四節気でいうと『小暑』です。



3年前の七夕の日、

長年の夢だった本を出版することができました。



その本のタイトルは

 

『天津金木占術奥義』

 

といいます。



日本古来の占術、それが

天津金木(あまつかなぎ)です。



聞き慣れない名称ですよね。



一般にはまったく知られていない、

古神道の秘術だからです。






新暦ではありますが、
七夕(たなばた)です。



ほんとうの七夕は旧暦の7月なのでまだ先、

今年なら8月27日が

旧暦7月7日となっています。



『7』という数字は数秘術でいうと

【孤独】という意味があります。



夫婦であった織姫と彦星が

離ればなれとなった状態です。



織姫と彦星は夫婦なのに、

天の川を隔てて別居婚しています。



なぜ別居しているのか。


じつは

新婚生活を謳歌して遊んでばかりいたため、

怒った天帝が離れさせたからです。



天帝というのは織姫の父親で、

縁談をまとめた張本人。



機織りの名手である娘に

ふさわしい相手として

働き者の牛使いを引き合わせたのに

 

いちゃついて働かないので、

苦渋の決断を下したのです。


別離後も悲しみに暮れる二人に対し

技芸を磨くことを条件に

年に一度の再会が許されたのです。

 


この七夕伝説は、

天の川で輝く「夏の大三角形」


こと座のベガが織姫で、

わし座のアルタイルが彦星、


白鳥座のデネブが仲をとりもつカササギです。



新暦ではまだ梅雨ですが、

旧暦になると梅雨が明け星もきれいに見えます。



ところで、ぼくが生まれた尾張一宮。



じつは、七夕祭りが有名です。



日本三大たなばた祭り…って、

どこだかご存知ですか?



説は2つあります。



ひとつは、仙台・平塚・安城という説で、


もうひとつが、仙台・平塚・一宮という説です。



一宮市の守り神は真清田神社の祭神

【天火明命】です。


『あめの・ほあかりの・みこと』

と読みます。



その母が、古事記でいうと

【萬幡豊秋津師比売命】



「よろづはた・とよあきつしひめの・みこと」


と読むのですが…

織物の神様なんですね。



日本書紀では【栲幡千々姫命】と呼ばれます。


「たくはた・ちぢひめの・みこと」

と読みます。



彼女の長男は【天火明命】で、

次男が【邇邇芸命】なんです。



【邇邇芸命(ニニギのみこと)】


の本名は、とてもながくて


『天邇岐志 国邇岐志 天津日高日子番能 邇邇芸命』


というのが正式名称です。



「アメニギシク・ニニギシ

  アマツヒコヒコホノ

  ニニギノミコト」

まったく覚えられないので、

通称『ニニギ』と呼んでいます。



このニニギの尊こそが、

天照大神の孫に当たり、天孫降臨の主役です。



木花咲耶姫=コノハナノサクヤヒメと結婚して、

そのあいだに産まれた

海幸彦と山幸彦の父親なんです。



農業の神・農産物の神で、母親が機織りの神。



長男の天火明命(アメノホアカリ)も太陽と農業の神。



「火」は、ホという音を表し、

本来は稲穂の「穂」の意味。



稲穂がよく実って色づいた様子を表現した名です。



ということで、

農業神を二人も産んだ功績と

その加護により織物業が発達した

といわれています。




昭和31年に始まった一宮の七夕祭り。



その飾り付けの豪華さは、

仙台・平塚とならび

日本《三大七夕まつり》として称賛されたわけです。



尾張一宮は、

【終わりの一(はじめ)の宮】

とも読めますね。



天火明命(アメノホアカリ)は、

大和の葛城から移って来て尾張の地を開拓し、

そこに父神を祀ったのが

尾張国の産土神(うぶすながみ)として崇拝される

真清田神社神社のはじまり、と伝わっています。



古事記では、

アメノオシホミミ命の子で、

アマテラス大神の孫という系譜が示されているだけで

詳しい性格は語られていません。



そのせいか、

ニギハヤヒと同一とみられたり、

何かと謎の多い神様でもあります。



そんな謎めいた神が奉られた真清田神社。



北には岐阜の金華山があり、

そこがエネルギー発祥の祖山とされています。



ぼくは3ヶ月に1度、
この真清田神社に参詣します。



天津金木は、

大石凝真素美(おおいしごり・ますみ)という

神道家が研究しています。



ここにも【ますみ】という言葉が

 つながっている気がします。

 

 

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