簡単な計算方法で決まる六曜/コラム

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簡単な計算方法で決まる六曜

 

今年も残すところあとわずか。

 

マリアハウスとキロマンテは
今日からお休みです。


ぼく個人には休みはありません。

だって経営者ですからね!

今日も明日も、大晦日も
そして正月三が日も、
ちゃんと鑑定が入っています。

この形式は、
すでに20年前からです。

ぼくは大好きな仕事をしているので
休みを取る必要がないんです。

「休みが欲しい」っていうのは、
それほど好きな仕事を

していないわけですよね。

ぜひ、みなさんに
本当に好きな仕事を
やってもらいたいです。

 

ひとは誰しも、
「しあわせになりたい」と願います。

先日も、お客様から

「仏滅は避けたるべきですか?」

と質問されました。

 

逆に『大安』と聞くだけで

「何かいいことあるかも」

と思ってしまうのも、
人の心理かもしれませんね。

でもよく考えてみると、

六曜というのは6日に1回

巡ってくるものです。



一定の周期で、
機械的に繰り返す。

そう思うと、
ありがたみも薄れますよね。

しかし、
今では迷信とされている六曜も、
もともとは複雑な占いでした。

《大安》も《仏滅》も六曜のひとつです。

結婚式に最適の日といわれており、
式場は予約で溢れます。

その偏りぶりに、
「仏滅割引」をする結婚式場も
あるくらいです。

六曜の元となったのは、

『小六壬(しょうりくじん)』

という占いです。

今とはだいぶ違って、

泰安・留連・速喜・赤口・小吉・空亡

と呼ばれていました。

時間の吉凶を占うもので、
たとえば占うお題を決めて

「占おうと思った瞬間の時間が、吉であれば結果も吉」

という具合に使っていました。


鎌倉時代ごろ日本に伝わって、

『時間の吉凶』を占っていました。


時代は進み、江戸時代になると、

 

大安⇒泰安

留連⇒流連

速喜⇒即吉

赤口⇒赤口

周吉⇒小吉

空亡⇒虚亡

と、名が変わります。

さらに時間ではなく

『日の吉凶』を占うようになりました。

民間の暦(こよみ)の暦注に

記載され始めたのもこのころです。

明治に入ると、

旧暦から新暦へ変わりました。

 

それを機に、

「迷信の類は発展の妨げになる」

とのお達しがあり、
カレンダーから姿を消しました。

第二次世界大戦がおわって
「表現の自由」が謳われると、

大安・先勝・友引・先負・赤口・仏滅

と名前を変え、
再びカレンダーに登場したのです。

さて、時代とともに
名前や用途を変えてきた《六曜》。

じつに簡単な計算方法によって
順番が決められています。

元となるのは旧暦の月日です。

旧暦の月数と日数を足した数を
6で割ります。

割って余った数によって、
それぞれ《六曜》が配当されます。

余りが「0」なら《大安》
余りが「1」なら《赤口》
余りが「2」なら《先勝》
余りが「3」なら《友引》
余りが「4」なら《先負》


ちなみに、小六壬での《大安》は

「動かずに安静にして吉」

という意味でした。

万事よいわけではないのです。


ただ、親や祖父母の時代から
慣習的になっていますので、

ひとりだけ仏滅に結婚式を
挙げる勇気がある人は
そうはいないと思います。

六曜が迷信だといわれながらも、
冠婚葬祭の要となっているんです。

引っ越しや結婚をするさい、
大安とか仏滅なんて関係ありません。

日の選び方は、
まったく別の方法を採用します。

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

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