迷惑はかけても、恩は忘れない/コラム

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迷惑はかけても、恩は忘れない

おはようございます。


廉恥(れんち)という言葉があります。

「清らかで、恥を知る心」

という意味です。

 

よくいく渋谷の『座空』で馬刺

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとは感謝を忘れてしまうと、恥を感じなくなり、
しだいに下品になっていくのです。


廉恥は『誇り』を生みます。

そして恩は、廉恥の源泉なのです。


恩を忘れたら、恥知らずになります。


恩知らずというのは、
感謝の心を持っていないのです。

「迷惑をしなければ何をしても良い」

という人がいます。

はたして、そうでしょうか?

だれでも親や世間に
迷惑をかけて生きています。

「迷惑さえかけなければいい」

という言葉は、やがて、

「自分は誰にも迷惑をかけていない」

という思い上がりになるのです。

自分の好きなことをやる。

自分が満足するやり方でやる。

だから、誰にも迷惑なんかかけていない。

自分の勝手だと言い出すのです。

 

迷惑は、かけてもいいのです。

『恩を忘れるな』

と教えるべきなのです。

ただ、ここでひとつポイントがあります。

恩返しは「しなくてもいい」のです。

かつて企業の経営者は、
親のように社員の世話をやきました。

しかし組合が、その情を否定したのです。

賞与(ボーナス)というものがありますよね。

本来は、経営者の感謝の現れが
賞与(ボーナス)だったのです。

それを組合が、頭から否定したのです。

その風潮が、家族を崩壊させ、
会社から人間の心を奪ったと思います。

お互いを尊重するからこそ、
権利と義務に意味があるのです。

恩というのは、
押し付ける情ではありません。

それぞれが自発的に持つ感情だから
意味があるのです。

自発的だからこそ、
献身的な行為を引き出すのです。

恩を強要するのは、粋(いき)ではありません。
野暮(やぼ)です。


それが
日本独特の数寄(すき)であり、
侘びであり、寂びなのです。

かつて日本人は、誇り高かった。
だから日本を誰も支配できなかった。

誰も日本人を、
奴隷にすることはできなかった。

日本は、戦争に負けました。
自分達で、自分の国を護ることさえ
許されなくなりました。

そして日本人は、
誇りを失ってしまったのかもしれません。

礼節とは、恥を知ることです。

恥を知るとは、
誇りを持つことです。

誇りによって、
自己存在の尊厳が守れます。

誇りを守れなければ、
人でなしになってしまうんです。

自分の身は、自分で護る。
自分の生活は、自分で護る。

すべてが自己責任なんです。

「守ってもらおう」
と思うのではなく、
自分の身は自分で守る。

依存からの脱却ですね。
それがたいせつ。

そうすれば、があっても、
人を責めることはしない。

すべては、自分が選んだ道。
誰かのせいにはしない。

そういう姿勢が美しいんです。

 

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

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