「震災で憶うこと」3/26の出版パーティ中止のお知らせ。/コラム

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「震災で憶うこと」3/26の出版パーティ中止のお知らせ。



ようやく重い口が開きそうです。



1週間、自粛していました。







ぼくが住む原宿は、お店の3割程度が休業していて、



歩行者もまばらです。







まずお知らせから。



今月26日(土曜日)に企画していました



『ちょい足し風水』出版パーティですが、



いろいろ考えた末、中止することに決定しました。







ただ、20日の名古屋の『ほしよみ堂1周年記念パーティ』は、



(これはぼくだけの企画ではないので)



規模を縮小して開催する予定です。







楽しみにしてくださっていたお客さま、



そしてバックアップしてくれている門下生の皆さま、



とても残念ですが、今は素直に喜んでいられない心境なのです。











おそろしい地震の恐怖、そして津波の危険性を



映像を通してですが、目の当たりにしました。







その凄惨な状況は、とても言葉で形容できません。







思い起こすこと16年前、



阪神大震災のとき、ぼくは25歳で、まだ愛知県に住んでいました。



その日の早朝、鹿島神宮に参拝するため駅に向かう車中でした。







不快な揺れとともに、車がスリップしたのですが、



とくに事故もなく駅へ着くと、



巨大な地震が起きて全面運休とのこと。







すぐ帰宅し、テレビを付けると、



大惨事の映像が目に飛び込んできました。



神戸にもクライアントが多数いましたので、



そのときの戦慄を詳細に聞くことができました。







あれから16年。



今度は東北の地で、未曾有の大地震が発生しました。





それは昼間の出来事で、





ぼくはお客さまを鑑定中でした。







大きな揺れが来たとき、直下型ではなかったので、



お客さんを速やかにテーブルの下に潜るよう指示し、





ぼくは悠長に構えていました。





しかし揺れは長く、そして余震も続きました。







揺れが収まったころ、お客さんが、



「あぁ……どうしよう。子どもたちは、家は、大丈夫かしら」



と不安そうだったので、



ぼくはその場で、お客さんの住居や家族の安否を



占ってさしあげました。







「大丈夫です。震源地は遠いようですよ」



と言った瞬間、



「ん? この激しい揺れで、震源地が遠いのか……」



と脳裏に嫌なイメージを抱きました。







鑑定を終えてテレビを付けると、



もう、なんとも言えない凄惨な映像。







直下型でないから被害は小さいのかと思ったら、



なんと今回は津波の脅威が



沿岸の街を広範囲に呑み込んでいたのです。







亡くなった方、行方不明の方々のことを、



毎日考えてから眠りについています。







自分がその場にいたら、どうなったか。



溺れ死ぬのか。下敷きになって死ぬのか。



生き埋めになってしまうのか。







もし自分だけが助かって、



愛する人や大切な人たちを失ってしまったら、



どんなにやりきれないだろう……。



そんなことばかり毎日考えてしまいます。







そして次に、福島の原発問題。



東京もついに死の灰に犯されるのか、



など、不穏な空気が流れています。







昨日も今日も、友人たちから電話が鳴ります。







「たかさん、東京から逃げないの?」







もうすでに数人の友人が、西や海外へ身柄を移しています。







「どうしてそんなに落ち着いてるの?」







何度も聞かれるたびに答えます。









「ぼくは東京で死ぬと決めたから」







経済的や仕事の都合で、東京を離れられない友人たちがいます。



彼らを見捨てて、自分だけ逃げるなんてできないのです。







それに、今後の展開をちゃんと占っています。







たしかに東北地震を「占い」で予測することはできませんでした。



なぜなら、そのような『占的』を依頼されていなかったからです。



占いは「依頼」がなければ当てることができません。







でも、「今年は安心して良い」という結果は得ています。



占いにも限界があって、



それは自分に関わる事件しか当たらないこと。







その意味をふまえて、ぼくは自分の占いを信じています。



わからないことがあったら、まず自分で占ってみます。







今回の出版パーティは、企画する時も占いました。



「なにか問題が起こるけど、とりあえず企画してみたら」



というリベラルな回答でした。







なんとなく乗り気ではなかったけれど、



自分を奮い立てて計画しました。



そのおかげで、多くの人にメッセージを送ることができ、



消えかかっていた縁がたくさん復活しました。







そういえば、地震が起きた2日前、



ぼくは300頁越えの大作を脱稿したばかりで、



ちょうど11日の16時に出版社の社長が来訪する予定でした。







しかし大地震によって、中止となりました。







その社長さんは、会社のエレベーターに乗る直前で地震に遭遇したのです。



あやうく閉じ込められる寸前で、



翌日の早朝、電話でその旨を聞きました。







しかしながら今回の大地震は、



日本という国の実力が試される一大事だと思うのです。









被害総額は16兆円を越えるともいわれています。







ぜひ、政治家の皆さま、そして起業家の皆さま、



東北再建そして日本再建のために



ご尽力いただきたく切望します。







ぼくも微力ではありますが、



占術家としてできる仕事を精一杯するだけです。







この数日、計画停電などの影響で、



レッスンや鑑定がほぼキャンセルになりました。







たくさん時間ができたので、次回作の推敲に集中しました。







もし、ぼくの文章によって多くの人が楽になるのなら、



やっぱり書き続けることしかありません。







ぼくはベストセラー作家じゃないので、



できるだけマニアックで実践的な書物を、



これからも発表しなくてはと痛切に感じました。







いろいろ考えた結果、



それが、ぼくの使命だと憶いました。







たくさんのメールをいただき、



また友人たちのブログを拝見しました。







そこに書いてあった共通点は、



「自分の使命」について考える大事な機会を得た



という表現でした。







芸術家として生きている人も、



占い師として生きている人も、



みんなちっぽけな、一個の人間なんですね。







ひとりじゃ心細いんです。



だから、誰かとつながっていたい。







そうした弱い思いが、



チェーンメールなどの行為を産んでしまうのでしょう。







誤報道に振り回されないためにも、



ぜひ、身につけていただきたい叡智があります。



それが『命・卜・相』の実践占術です。







そして、自分の仕事に誇りを持って、



「いつこの身が滅びても悔いがない」



という信念を持ちながら、毎日を過ごす。







生きている限り、命ある限り、



人間は働くべきだとおもいます。



自分のために、そして社会のために。







こころざし半ばで人生を終えた同胞たちへ、



追悼の意を込めて。







taka


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